MARCA、仕事が速い・・・
グティ
「これは痛手だ。ビッグゲームを決められないことを見せてしまった。解決方法は、多くの個人ではなく、もっと1つのチームとなることだ。今の俺たちは、残されたリーガの事を考えるだけだ。」
(後半について)「チームは、すべきことをしていなかった。1stハーフほど俺たちがプレスをかけていないのを見て、彼らは高い位置に上がってきた。彼らの時間になった。」
(ファイナルがベルナベウで行われることより、この敗戦の方が受け入れがたいかと聞かれ)「どんな敗退でも痛手だし、これも同じことだ。」
ペジェグリーニ
「ファイナルに到達することがすべての人の夢だった。だからこそ、この敗退は痛手だ。敗退の第一の責任は監督にある。しかし我々は気持ちを盛り上げ、リーガを勝ち取るために動き続けていく。」
「私の将来を決めるのは管理部だけだ。私がする唯一のことは、以前と同じように仕事をし続けていくだけだ。本当に大きな挫折だが、我々は前を見なければならない。」
(グティが、個人技ではなくもっとチームでまとまる必要があった、と言った件について)
「誰もがそれぞれの意見を持つ。我々はすばらしい前半を戦い、後半にペースが落ちた。それでリヨンがペースを握ることを許した。後半に、1-0というスコアを考えて、より個人プレイでいこうとしていたのは、そのとおりだ。」
バルダーノ
「すべてのマドリディスモと同じように苦しんでいる。我々には非常に意気込みがあったのに、多くの技術を尽くしてきたリヨンを上回ることができなかった。彼らは我々をこの試合で勝たせないようにし、前半の難しい状況を乗り切った。後半、我々は勝利したいと望んでいたが、疲労があった。疲労と希望が混ざり合い、我々はこの試合を、勝ち抜けを失った。」
「前半、我々は勝ちに行き、大きな差をつけた。そして後半、彼らはフレッシュでエネルギーのある選手を2人入れてきた。悲しい夜だが、今は組織全体で自制する時であり、選手を勇気付ける時だ。なぜなら、我々は彼らを信じているのだから。」
(ペジェグリーニの将来について)「私は組織全体で自生することについて話した、そういうことだ。マドリーの監督が、常に議論の対象になるということを理解してはいるが、我々は、ペジェグリーニの仕事を信頼しているため、彼に敬意を払っている。来シーズンまでの契約があり、彼が我々の監督として続けていくというプランなのだ。」
(チームの罪について)「チームは非常やる気があった。いくつかの段階で、調子を取り戻すために、より秩序を整えるべきだろう。」
(バルダーノは「失敗」という言葉を使うことを避けた)「この点について、私は会長が策定した方向性に従っている。悲劇を決めるのは私ではない。」
「我々は、かつてないほど全体とならなければいけない。選手たちを勇気付けること、批判に立ち向かえるようパーソナリティを示すこと、この状況を抜け出すことが必要だ。これは、マドリーにいるために支払わなければならない対価なのだ。」
ネット社会は怖い
カカの奥さんが、旦那が交代させられたことについてペジェグリーニを「臆病者だ」とtwitter上で批判している、とMARCA。
訂正:カカの広報担当が、twitterでのCL敗退直後のカカ妻のツイート(レアルが負けた、CL敗退で、残るのはリーガとW杯だ、という内容)にレスポンスしたものだそうです。カカ妻、すまん。
で、その広報担当曰く、
「臆病者はいつも、自身の無能さから注意をそらそうとするために、テクニカルな選手を交代させる」
試合後、ロッカールームで諍いが
というASの記事を見て、そりゃまあマドリーのロッカールームも荒れるだろう、と思っていたら、マドリーvsリヨンの場外戦だった様子。Cadena Serに対しアルベロアは、ロッカールームに戻る通路内で、マドリーとリヨンの選手の間で言い争いがあったという情報をたれこみ(ベルナベウってチーム間で通路が分断されてなかったっけ・・・)。自分たちがこのラウンドを通過するはずだった、と言った事が、その意図ではないものの敬意を欠いたものとして取られ、彼らが不愉快になったようだ、とのこと。
いくつかの情報によると、クリスチアーノ・ロナウド、イグアイン、セルヒオ・ラモスが、手は出さなかったものの、この争いに参加。アルベロアの発言はよくわからないんのですが、彼らは(これはリヨンを指す?)勝ち方を知らない、勝ったのならピッチの中のことであって、人を不愉快にするところまで持ち込むな、という感じか。
何を言っても負けたんだからしょーがない。騒ぐだけみっともないのでやめたほうがいい。
※MARCAによれば、前日にセルヒオ・ラモスが「3-0で勝つよ」とMARCAで言っていたのを、デルガド&リサンドロのアルゼンチンコンビに突っ込まれ、もみ合いになり、イグアインが引き離しにかかった、らしい
またか、と思ってしまった
今日、有休とったんですけど・・・空しいな。
09/10 UEFA Champions League 1/16
Real Madrid C.F. 1-1 O. Lyon (agg. 1-2)
GK:イケル
DF:セルヒオ・ラモス、アルビオル、ガライ、アルベロア(ディアラ)
MF:ラス、グティ、グラネロ(ファン・デル・ファールト)、カカ(ラウル)
FW:イグアイン、クリスチアーノ・ロナウド
当ブログの歴史
運と責任:2009年3月11日 vs リバプール
終焉:2008年3月6日 vs ローマ
希望の星:2007年3月8日 vs バイエルン
だめでした:2006年3月9日 vs アーセナル
2005年3月9日 vs ユヴェントス戦:記憶を抑圧したかったらく記事がなかった(直前記事の次の記事は3日後だった)
書きたいことがまとまるような、まとまらないような
ダメだったところを挙げればいくつもある。でも、それを補って勝ちにつなげられる可能性もあったはずなのに、なんでまたこうなっゃったんだ・・・という不思議な感じもしてるのです。
例えば、前半押している中でイグアインが決定機を外した。あれを外したのはものすごく悔しいし惜しいけれど、エースFWが決定機を1つ失う、ということは、珍しいことではないはずで・・・(もっともイグアインは、後半消えてしまって何もできなかった、という責もあるけど)。でも、それが試合を決する要因になってしまった。普段のリーガで点が入りすぎたり雑になってるのかな。1点の重み、1つのミスの重みか。
ペジェグリーニの采配も、今日もあれこれ言いたかったりするけれど、でも前回ほどじゃない。1stレグでは、ディアラ先発、交代策に山ほど文句を書きましたが、今日はこう動くのも仕方ないよな・・・と思うところもある。
グティの先発は良かったし、実際よくやってたと思う。でも、しばらく見ていて、もう1つ前に上げてほしいと思った。シャビ・アロンソの代わりだから仕方ないけど、あそこでは守備の負担が大きく、前線への距離も長いため、セビージャ戦で見せたようなグティのパス祭りというわけにはいかない。後半、リヨンに押し込まれ始めた時点で、守備を厚くする意味でも早めにディアラを入れてグティを押し上げるという手はあったかなあ。でも、まずはセビージャ戦で良かったラフィをどこかで使おうというのもわかるし、前回のディアラ起用を叩く声が大きかったことで躊躇する部分もあったのかもしれない。
交代時に盛大なブーイングを浴びてしまったカカ。良いところもあったと思うけど、守備への無関心さと接触プレイでの態度はいただけない。今に始まった話ではないけど、つっかけてボールロストしても追わない、ボディコンタクトで倒れたら不満げにアピールするだけでその後の仕事を放棄。右サイドでボールを取られたシーンでもあとはラスとセルヒオ・ラモスに任せて見てるだけ・・・これでは、ちょっと。
で、カカも早く代えてもよかったと思うわけですが、1-0が続いている状態では、どう動くか迷ったんだろうと思う。前半のリズムをどこかで取り戻せるという期待もあったのかもしれない。
やっぱり、全体にいろいろなところで、意識とか考えとか、足りないのかな。いわゆるビッグクラブならCL1/16なんて突破して当たり前なのかもしれないけど、なにしろマドリーは5年連続敗退してたわけで、CLとリーガは同じではない、監督を変え人を増やしてなんとかなるものではないと再認識しないと・・・そして6年連続。
あとは、ラウル。CLの試合で何年かごとに見られるキレるラウル(バイヤン戦とか・・・)。残り時間わずかのところで、あれでまた時間をロストしてしまった、と見ることもできるけど、あの場面で迫力出すのはやっぱりラウルだ。敗色濃厚でうつむくのでもなく、思うに任せない展開に焦れて天を仰ぐのでもなく、最後まで戦い、マドリーのためにキレる。
前にも似たようなことを書いた気がするけど、みんな自分が所属するチームのために戦っている、それは間違いがないんだけれど、自分が所属するレアル・マドリーというチームのために戦う、のはまたちょっと違う気がしているのです。
グティ
「これは痛手だ。ビッグゲームを決められないことを見せてしまった。解決方法は、多くの個人ではなく、もっと1つのチームとなることだ。今の俺たちは、残されたリーガの事を考えるだけだ。」
(後半について)「チームは、すべきことをしていなかった。1stハーフほど俺たちがプレスをかけていないのを見て、彼らは高い位置に上がってきた。彼らの時間になった。」
(ファイナルがベルナベウで行われることより、この敗戦の方が受け入れがたいかと聞かれ)「どんな敗退でも痛手だし、これも同じことだ。」
ペジェグリーニ
「ファイナルに到達することがすべての人の夢だった。だからこそ、この敗退は痛手だ。敗退の第一の責任は監督にある。しかし我々は気持ちを盛り上げ、リーガを勝ち取るために動き続けていく。」
「私の将来を決めるのは管理部だけだ。私がする唯一のことは、以前と同じように仕事をし続けていくだけだ。本当に大きな挫折だが、我々は前を見なければならない。」
(グティが、個人技ではなくもっとチームでまとまる必要があった、と言った件について)
「誰もがそれぞれの意見を持つ。我々はすばらしい前半を戦い、後半にペースが落ちた。それでリヨンがペースを握ることを許した。後半に、1-0というスコアを考えて、より個人プレイでいこうとしていたのは、そのとおりだ。」
バルダーノ
「すべてのマドリディスモと同じように苦しんでいる。我々には非常に意気込みがあったのに、多くの技術を尽くしてきたリヨンを上回ることができなかった。彼らは我々をこの試合で勝たせないようにし、前半の難しい状況を乗り切った。後半、我々は勝利したいと望んでいたが、疲労があった。疲労と希望が混ざり合い、我々はこの試合を、勝ち抜けを失った。」
「前半、我々は勝ちに行き、大きな差をつけた。そして後半、彼らはフレッシュでエネルギーのある選手を2人入れてきた。悲しい夜だが、今は組織全体で自制する時であり、選手を勇気付ける時だ。なぜなら、我々は彼らを信じているのだから。」
(ペジェグリーニの将来について)「私は組織全体で自生することについて話した、そういうことだ。マドリーの監督が、常に議論の対象になるということを理解してはいるが、我々は、ペジェグリーニの仕事を信頼しているため、彼に敬意を払っている。来シーズンまでの契約があり、彼が我々の監督として続けていくというプランなのだ。」
(チームの罪について)「チームは非常やる気があった。いくつかの段階で、調子を取り戻すために、より秩序を整えるべきだろう。」
(バルダーノは「失敗」という言葉を使うことを避けた)「この点について、私は会長が策定した方向性に従っている。悲劇を決めるのは私ではない。」
「我々は、かつてないほど全体とならなければいけない。選手たちを勇気付けること、批判に立ち向かえるようパーソナリティを示すこと、この状況を抜け出すことが必要だ。これは、マドリーにいるために支払わなければならない対価なのだ。」
ネット社会は怖い
訂正:カカの広報担当が、twitterでのCL敗退直後のカカ妻のツイート(レアルが負けた、CL敗退で、残るのはリーガとW杯だ、という内容)にレスポンスしたものだそうです。カカ妻、すまん。
で、その広報担当曰く、
「臆病者はいつも、自身の無能さから注意をそらそうとするために、テクニカルな選手を交代させる」
試合後、ロッカールームで諍いが
というASの記事を見て、そりゃまあマドリーのロッカールームも荒れるだろう、と思っていたら、マドリーvsリヨンの場外戦だった様子。Cadena Serに対しアルベロアは、ロッカールームに戻る通路内で、マドリーとリヨンの選手の間で言い争いがあったという情報をたれこみ(ベルナベウってチーム間で通路が分断されてなかったっけ・・・)。自分たちがこのラウンドを通過するはずだった、と言った事が、その意図ではないものの敬意を欠いたものとして取られ、彼らが不愉快になったようだ、とのこと。
いくつかの情報によると、クリスチアーノ・ロナウド、イグアイン、セルヒオ・ラモスが、手は出さなかったものの、この争いに参加。アルベロアの発言はよくわからないんのですが、彼らは(これはリヨンを指す?)勝ち方を知らない、勝ったのならピッチの中のことであって、人を不愉快にするところまで持ち込むな、という感じか。
何を言っても負けたんだからしょーがない。騒ぐだけみっともないのでやめたほうがいい。
※MARCAによれば、前日にセルヒオ・ラモスが「3-0で勝つよ」とMARCAで言っていたのを、デルガド&リサンドロのアルゼンチンコンビに突っ込まれ、もみ合いになり、イグアインが引き離しにかかった、らしい
またか、と思ってしまった
今日、有休とったんですけど・・・空しいな。
09/10 UEFA Champions League 1/16
Real Madrid C.F. 1-1 O. Lyon (agg. 1-2)
GK:イケル
DF:セルヒオ・ラモス、アルビオル、ガライ、アルベロア(ディアラ)
MF:ラス、グティ、グラネロ(ファン・デル・ファールト)、カカ(ラウル)
FW:イグアイン、クリスチアーノ・ロナウド
当ブログの歴史
運と責任:2009年3月11日 vs リバプール
終焉:2008年3月6日 vs ローマ
希望の星:2007年3月8日 vs バイエルン
だめでした:2006年3月9日 vs アーセナル
2005年3月9日 vs ユヴェントス戦:記憶を抑圧したかったらく記事がなかった(直前記事の次の記事は3日後だった)
書きたいことがまとまるような、まとまらないような
ダメだったところを挙げればいくつもある。でも、それを補って勝ちにつなげられる可能性もあったはずなのに、なんでまたこうなっゃったんだ・・・という不思議な感じもしてるのです。
例えば、前半押している中でイグアインが決定機を外した。あれを外したのはものすごく悔しいし惜しいけれど、エースFWが決定機を1つ失う、ということは、珍しいことではないはずで・・・(もっともイグアインは、後半消えてしまって何もできなかった、という責もあるけど)。でも、それが試合を決する要因になってしまった。普段のリーガで点が入りすぎたり雑になってるのかな。1点の重み、1つのミスの重みか。
ペジェグリーニの采配も、今日もあれこれ言いたかったりするけれど、でも前回ほどじゃない。1stレグでは、ディアラ先発、交代策に山ほど文句を書きましたが、今日はこう動くのも仕方ないよな・・・と思うところもある。
グティの先発は良かったし、実際よくやってたと思う。でも、しばらく見ていて、もう1つ前に上げてほしいと思った。シャビ・アロンソの代わりだから仕方ないけど、あそこでは守備の負担が大きく、前線への距離も長いため、セビージャ戦で見せたようなグティのパス祭りというわけにはいかない。後半、リヨンに押し込まれ始めた時点で、守備を厚くする意味でも早めにディアラを入れてグティを押し上げるという手はあったかなあ。でも、まずはセビージャ戦で良かったラフィをどこかで使おうというのもわかるし、前回のディアラ起用を叩く声が大きかったことで躊躇する部分もあったのかもしれない。
交代時に盛大なブーイングを浴びてしまったカカ。良いところもあったと思うけど、守備への無関心さと接触プレイでの態度はいただけない。今に始まった話ではないけど、つっかけてボールロストしても追わない、ボディコンタクトで倒れたら不満げにアピールするだけでその後の仕事を放棄。右サイドでボールを取られたシーンでもあとはラスとセルヒオ・ラモスに任せて見てるだけ・・・これでは、ちょっと。
で、カカも早く代えてもよかったと思うわけですが、1-0が続いている状態では、どう動くか迷ったんだろうと思う。前半のリズムをどこかで取り戻せるという期待もあったのかもしれない。
やっぱり、全体にいろいろなところで、意識とか考えとか、足りないのかな。いわゆるビッグクラブならCL1/16なんて突破して当たり前なのかもしれないけど、なにしろマドリーは5年連続敗退してたわけで、CLとリーガは同じではない、監督を変え人を増やしてなんとかなるものではないと再認識しないと・・・そして6年連続。
あとは、ラウル。CLの試合で何年かごとに見られるキレるラウル(バイヤン戦とか・・・)。残り時間わずかのところで、あれでまた時間をロストしてしまった、と見ることもできるけど、あの場面で迫力出すのはやっぱりラウルだ。敗色濃厚でうつむくのでもなく、思うに任せない展開に焦れて天を仰ぐのでもなく、最後まで戦い、マドリーのためにキレる。
前にも似たようなことを書いた気がするけど、みんな自分が所属するチームのために戦っている、それは間違いがないんだけれど、自分が所属するレアル・マドリーというチームのために戦う、のはまたちょっと違う気がしているのです。
いやー、寝不足に染みる結果です・・。
また、監督変えるんでしょうか?
もう1年はやらせて欲しいけどね。
>一人奮闘していたカシージャスと頑張ってドリブルし続けてたクリスティアーノ
Cロナウド、がんばってましたね。最後は疲労と焦りのせいか、脚がもつれたりしながらも突進していって。そこかしこで必死になっていた選手たちがいたことを思うと、なんとかなってほしかった・・・。今は、とにかく気持ちを立て直してほしいですね。