けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

何かが足りない

2016-01-27 01:16:44 | football




15/16 Liga Espanola 1a division Jornada 21
Betis 1-1 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:ベンゼマ

なかなかじっくり記事を書く時間が取れなくて…というのも事実ですが、やはり引き分けでは何か書く元気も出ない…。ジダン新監督になって盛り上がった良い勢いのままにさらに勝ち点3を、と行ってほしかったですが、思い通りに行かない前半の始まりと失点、HTの立て直しとカルバハル投入でぐっと良くなった後半は攻勢を強めましたが、惜しいチャンスがいくつもあったものの、同点に追いつくのみで終わってしまいました。
残念ですね…。マドリーの伝統的なチームの特長として、勝負強いというか最後まで何を起こすかわからない強さしぶとさというのがあったはずなのですが(そうあるべきという思いもありますが)、今シーズンはうまくいかない試合をガラリと変えて逆転まで持ち込むということが、ほとんどできていない。多少形成を立て直したり、惜しい!というチャンスも作れたりしているのですが、どこかうまくいかない感をそのまま持ち込んで、次第に焦りが増し、結局最後までいってしまう…というような。多少無茶なプレイや我を出すような感じでもいいから、チームに勢いをつけるような選手、キャラクターが出せるようなことがあるといいんですけどね。これだけの選手たちだから、そういう強さは持っているはずだと思うんですが、失敗しないようにという意識があるのかなあ。なんか物足りない感があります。
さらに心配なのは、クリスチアーノ。フエラの試合でゴールが出ていないことが気になります。準備やピッチに立つことについて、いまさらフエラの負担が大きくて大変だということもないと思いますが、数字として残る結果は……。より苦しい時にエースに助けてもらえないのは、チームとしてもつらい。これまでどんな状況でもゴールを稼いできたクリスチアーノ、上に書いたような、チームに勢いをつけるキャラになり得るはずなんですが。

と、いろいろ下向きになる要素もあるわけですが、試合としては攻めに攻めてチャンスを作れた時間帯もあり、選手たち自身もある程度継続した手応えは感じているように見えます。そう簡単にジダンも結果を求められて去就問題、ということもないでしょうし、良い面を見ていくことも必要かもしれません。
もう日もたってしまったので、誰がどうとかそういう話はあまり書きませんが、いつもいつもありがとうモドリッチ。この試合は、誰が決めたのかマドリーは灰色ユニ着用で非常に見づらく、特に前半は「マドリー?ベティス?どっち?」って感じでしたが、モドリッチやイスコなどは後半になるにつれ、だんだん見やすくなっていったんですよね。汗でユニの色が濃くなっていったので。本当によくファイトし、走り回ってくれていると思います。攻撃も守備も、いまのマドリーの中盤は本当に重要です。

最後に、アダン、活躍しすぎ(でも、マドリーでゴタゴタに巻き込まれてたりしたのが、こうして守護神として頼もしく活躍してるのは嬉しいこと)。


ベイル回復中
チームのトレーニング再開は火曜ですが、月曜からベイルはフィジカルメニューをこなせているようです。火曜は、砂場の上で強化メニュー。ボールも使っているし、当初の予定より復帰は早いかも、と期待。

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