けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

ほんと、がっかり。

2005-05-16 23:41:11 | football
Liga Espanola 1ª DIVISIÓN Jornada 36
Sevilla FC S.A.D. 2-2 Real Madrid C.F.

セビージャの得点:セルヒオ・ラモス(19)、バチスタ(88)
マドリーの得点:ハビ・ナバーロ(PP=41)、ジダン(73)

セビージャ、強かった~。立ち上がりからひたすら攻め立てられていました。いまいちロナウドやグラベセンなんかが元気がなく、トップにボールが収まらず、ラウルはもちろんのことロナウドまで下がってボールに触りにくるような状態。ジダンのもんんんんのすごいゴラッソーなゴールで1-2にした後は逃げ切れると思ったんですが…残念でした。最後に追いつかれてしまいました。
後半の後半で、イケルがゴールキック(ロングキック)を蹴らずに、ベッカムやロベカルに任せていたのがちょっと気になります。どこか痛めてなければ良いのですが。
そしてこの試合、マドリーのDFラインはカードをコンプリート。ロベカルが足を上げたスライディングで、サルガドは故意のハンドで、サムエルはオブストラクションかな?それぞれ黄紙を頂戴しました。ピボーテのグラベセンも黄色。そして極めつけは終了間際にダリオ・シルバをがっつり後ろから削ったエルゲラ。ロハ=赤を頂いて、他の皆より一足先にロッカーへ下がりました。やっぱりセビージャ戦って荒れるなあ……。
ダリオ・シルバが元気がない、というか調子悪そうなのがちょっと残念でした。今シーズン2ゴールしかしていないそうで…もう年なのかなあ。ヒールに徹して暴れまくるダリオが(傍から見ていると)好きなのです。


ここからは、ネガティブな話。
先ほどTVEでニュースのスポーツコーナーを見ていました。月曜の22時30分ごろから始まるスポーツニュースでは、週末のリーガのゴールシーンを見れるのでできるだけチェックするようにしています。今日は真っ先に、カンプノウに戻ったバルサのお祝いセレモニーの模様を放送していました。
土曜日の夜に優勝を決めたバルサは、日曜の夜にカンプノウにファンを集め、選手たちが勢ぞろいしアーティストを呼んだりしてお祝いセレモニーをしたのです。バルサを応援しない自分ではありますが、優勝を祝うシーンというのは悔しいながらもいいものですから、ちっ、とか思いながらもその様子を見ていました。皆に担ぎ上げられたジュリが、マイク片手に「カタル~ニャ~~~」とか叫んでいるのはなかなか面白いものでしたし。
しかし、エトオ。レバンテ戦でもゴールを決めて今シーズン25点目、ピチーチ争いトップのエトオ。マイクを握った彼は、大観衆の前で何度も何度もこう叫んでいました。

¡MADRID, CABRÓN, SALUDA AL CAMPEÓN!

もちろんTVEで聞くだけでは単語はわかりませんが、良い内容ではないなというカンは働きました。その後ネットで各紙をチェックしてカンが合っていたことを確認。

エトオが叫んだ内容を訳しますと「****なマドリー、チャンピオンを祝え!」
CABRÓNは、訳せません。MARCA紙のサイトでは伏字にしていたくらいの単語だといえば、その内容がわかっていただけるかと思います。

がっかりでしたね。エトオ、君を応援する気は当分起きない。

エトオは、もとマドリーの選手です。ただマドリーの彼に対する扱いは決して良いものではありませんでした。アネルカ同様に「ラウルがパスをくれない」と発言したこともありました。外国人枠の関係などからマドリーは彼を戦力とせずマジョルカへレンタルに出し、移籍の話があってもマドリーが横槍をいれ、上手くいかないこともあったようです。
それが今シーズンやっとバルサに移籍。マドリーがみっともない試合をする中で、バルサは大躍進し優勝、自分も大活躍。マドリーざまみろな気持ちは良くわかります。もっともだと思います。

だからって自分たちの祝福の場で、思いっきり汚い言葉で、マドリーを侮辱するかエトオ?集まった9万人の観衆、テレビで見たそれ以上の人たち、小さなファンたちも見ている前で?(ま、バルセロニスタは「もっと言え~」かもしれませんけどね)。こんなことしない方がよほど勝者にふさわしいのに。チャンピオンらしいのに。

マドリーは「この侮辱に対し関知しない」旨を公式ページで発表しました。エトオはプレスカンファレンスをするようで、おそらくお詫びか何かするのではないかと。

でも、ほんとがっかり。

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