思い出の1枚、イエロvsエッフェ。こえ~。
いよいよCL再開。火曜の夜にベルナベウにバイエルン・ミュンヘンを迎えるマドリーは、既に召集選手を発表しています。
GK:カシージャス、ディエゴ・ロペス
DF:サルガド、ラウル・ブラボ、カンナバーロ、パボン、メヒア、ロベルト・カルロス、マルセロ、ミゲル・トーレス、エルゲラ
MF:エメルソン、ガゴ、メッカム、グティ、レジェス、ロビーニョ
FW:ラウル、ファン・ニステルローイ、イグアイン
負傷でベティス戦を欠場したディアッラ、ベティス戦で脚を痛めたセルヒオ・ラモスは間に合いませんでした。外れはしなかったものの、カンナバーロも完全ではないようで心配です。
先日のベティス戦(後半のみ)で個人的に興味深かったのが、セルヒオ・ラモスとの交代選手でした。交代したのは左SBのマルセロ。右SBのサルガドではなく左SBで先発していたミゲル・トーレスを右に回す。代わりに左SBに入れるのは、ロベカルではなくマルセロ。カペッロの刷新策がここにも顕著です。なので、バイエルン戦もそのまま、左マルセロ右トーレス、でいくのかもしれません。
マルセロ、トーレス、ガゴ、イグアイン。出場があれば、CLのトーナメントを経験するのはそれぞれ初めてのことになります。がんばれ。
…ではありますが、なにしろマドリーはこんな体たらくであり、対戦相手のバイエルンも実は調子がよろしくない。まともな試合になるのかどうか…。試合の楽しみは、【ゲスト】金子達仁【実況】倉敷保雄にかかっていると言っても過言ではないような。
試合開催は水曜日ですが、イタリアまで行かなければならないバレンシアももう召集選手を発表しています。
GK:カニサレス、ビュテル、モラ
DF:クロ・トーレス、ミゲル、アルビオル、ダビ・ナバーロ、アジャラ、マルチェナ、モレッティ
MF:アルベルダ、パジャルド、ホルヘ・ロペス、ホアキン、ウーゴ・ビアナ、アングロ
FW:シルバ、ビジャ、モリエンテス
今日のトレーニングでカニサレスが復帰、バラハもビセンテも全体のメニューをこなしたようです。が、召集に入ったのはカニサレスのみで、しかもカニサレスの出場はまだ微妙な状態らしい。トレーニングの様子では元気そうだったんですけどね。
昨日の試合で右足首を痛めたモリエンテスと右膝を痛めたビジャは、2人揃って今日は物理療法を受けました。が、ミラノ行きには問題ないでしょう。
ところで、MARCAにこんな記事が載っていました。
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インテル、モリエンテスのゴールに震える
インテルは、水曜日にサン・シーロのスタジアムに一番の敵を迎えることをはっきり理解している。イタリアではフェルナンド・モリエンテスに怯えている。モリエンテスは現在、ドログバ、カカと並んでCLの得点王(5ゴール)であり、日曜日にはその名前がピネティーナ(インテルのトレーニンググラウンド)が繰り返し聞かれた。
その例に、「ネラッズーロ」の公式サイトに載ったコルドバのコメントを紹介しよう。
「モリエンテスはヨーロッパでの経験をつんだスーパープレイヤーだ。我々は彼に十分に注意しなければならない。モリエンテスはバレンシアの大きな武器だ」
またコルドバは次のような警告も口にしている。
「バレンシアはスペインのイタリアチームだ。とても危険だ。過去には彼らに勝ったが、彼らのレベルを低く見ることは出来ない」
インテルは、スペインのチームは過信できないことを学習している。昨シーズン、ビジャレアルは彼らを家に帰らせたのだ。
「ビジャレアル戦で、我々は驕ってしまった。バレンシアにはそういったことは起きてはならない。我々は彼らを正しく評価して試合に臨まねばならない」
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つい読んでしまったのですが…ずいぶん大げさといいますか、言い過ぎといいますか。そんなにひどく警戒なさらずとも。モリエンテスよりもビジャとかシルバとか、もっと気をつけたほうが良い選手はいっぱいいます。
というか、これはもしかして情報戦ですか?モリエンテスが危ない危ないと言っておいて、実際の試合ではビジャやシルバ、アングロがきっちりマークされるとか。
もしくはフィーゴやカンビアッソ、ソラーリ辺りがモリエンテスの情報をあれこれ口にしているうちに情報が錯綜し誤解が生じているとか…。
妙に丁寧過ぎるコメントに落ち着かない感じです。
このあたりが、慢心を戒めるコメントのようにも思えます(爆)。
でも、実際はビジャの方がコワくても(オイ!)やっぱりCLで結果を残してきた男の存在っていうのは、ちょっとは意味があるのかもしれませんね(謙虚に言ってみます。笑)
ぜひ、CL男の本領を発揮して欲しいです!