けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

グティ、引退を宣言

2012-09-22 20:21:49 | football
自主トレ
シティ戦は勝ったけど、2失点しているし、とにかくセットプレーからの失点が多い。そして、イケル自体も「神様」になかなかなれないでいる……そのせいか。MARCA記事からざっくり要約。
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イケル・カシージャスは、金曜日の全体トレーニング後、クリスチアーノ・ロナウド、ディ・マリア、セルヒオ・ラモスに協力してもらい、FKセービングの練習を時間外で行っていた。リーガで立て直すうえで負けられない(でも難しい試合になるはず)のラージョ戦、さらにラージョにはFKのスペシャリストのトラシオラスがいるため。
全体トレーニング後にFKの練習をするのが習慣になっているクリスチアーノ・ロナウドだが、通常はクリスチアーノ自身の個人調整のため、アダンやヘスス、トマス・メヒアスといった第2、第3GKを練習相手にしている。しかしこの日はイケルのトレーニングに付き合っていた。このことは、昨シーズン勝ち点4を落とすことになった2つの直接FK(マラガのカソルラとビジャレアルのセナ。シーズン終盤の足踏みでけっこう印象に残ってますね)のような、重大な事態が起こらないようにということの表れだろう…(以下略。かなり適当になってしまった)。
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アルベロアのリベンジ
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アルベロアは、レアル・マドリーの右ラテラルでアルベロアに対抗するとして最も騒がれたマイコンのマンチェスター・シティに対し、打撃を与えた。
アルベロアは先日の火曜日の試合を、彼自身の正統性を主張するために利用した。アルベロアは、チャンピオンズ・リーグのこの試合で、今シーズンここまでで最高のパフォーマンスを見せた。この試合では、多くの人が、モウリーニョがマドリーのベンチに座って以来獲得を熱望していたシティのブラジル人選手と、彼とを比較しようといていたのだ。
ラ・ロハとレアル・マドリーでレギュラーのポジションにありながら、アルベロアは右ラテラルを誰にするかという論争の中心人物にならざるを得ないでいた。その論争は、最高のシナリオ、チャンピオンズ・リーグの舞台に話を移していた。
この夏のマーケットでは、多くの名前が取沙汰されていた。その中には、元インテルのマイコンの名前もあったのだが、しかし実際のところマイコンは、クリスチアーノとマルセロが繰り返し攻撃を行う強力な左サイドに対して名前が出ていたものだ。同時に反対サイドでは、アルベロアが保険として存在し、攻撃における危険に備えていた。
このマドリーのラテラルはリベンジをした。自身のポジションを争うと騒がれた選手たちのうちの1人と対戦し、そのポジションはアルベロア自身がピッチにいることで十分にカバーされているのだということを示した。彼は、そのサイドにいたシティの選手にシュートすら打たせなかった。マイコンは後半に交代となった。
モウリーニョにとって、アルバロ・アルベロアは基本となる選手だ。彼のクラブへの貢献は確かなものだ。その結果として、最近契約延長を勝ち得た。
しかしマイコンだけが、アルベロアを待つ問題ではない。2週間後には、そのターゲットはドルトムントに移る。やはりマドリーのターゲットとして名前が挙がったピスチェクがいる。新たなラテラルの争いを目にすることができる。
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ヒーローの責任
2つ下の記事で紹介した、火曜日に亡くなったイケルファンのポーランドの少年の件。彼の家族のため、マドリー公式でイケルがメッセージを送っています。
内容は日本語公式をご覧いただきたいのですが、読んでいてしみじみしてしまうというか……。亡くなった少年への弔意の気持ちももちろんですが、多くの人に注目され憧れを抱かれる存在であることへの責任を認識している、という下りとか、自分たちに会いたいと願う子供たちの力になってそれで喜びが与えられることは誇るべきことだとか。マドリーとスペイン代表で長年過ごしてきて、カピタンとしても長い時を過ごしているイケルならではの、何ともいえない重みを感じます。

余談かもしれませんが、公式の記事の冒頭「カシージャスはどの練習、どの試合も勝利を目指し、スペイン代表、レアル・マドリードと共に成長するために全神経を集中し全力を注いでいる。サッカーに全てを捧げるカシージャスだが、それ以上に大事なものが何かを理解している。」というのは、シティ戦のゴールをイケルが祝わなかったと騒ぎ立てたマスコミへの答えなのかな、と思ったり。


グティ、引退を宣言
これが公式、グティはフットボールから引退する。元レアル・マドリーの選手は、マルカラジオのマイクに対し、夏のマーケットでオファーを受けてはいたがプレイしないことを断言した。
「決断したよ。オファーは受けていたけれど引退を決めた。家族と過ごす時間がもっと増えるだろうね。」
と彼は番組Marcador Diario内のPablo Lopezのインタビューに答えた。
「スポーツ・ディレクターと監督のコースを受けるつもりでいる。カンテラのチームを監督できるように考えている。レアル・マドリーのカンテラの監督がやりたいな。そういう夢があるよ。」

MARCAはちょうど14枚の画像を掲載してくれています。こちらは前にも載せたことがある、気に入っている画像のひとつ。