今回のB青少年オーケストラの演奏を聴いて、驚いたことがあります。
それは、舞台の端から端まで、弦楽器の音が良く聴こえたということ。
つまり、1stヴァイオリンの後ろのプルトの子たちも2ndヴァイオリンの後ろのプルトの子たちも、
しっかり音を出して弾いていたということ。
当たり前のことのように思いますが、実際のところそうでもないらしいです。
練習が少ない(オーケストラとしての)と、
どうしても後ろのプルトの奏者は消極的になりがちなのだそうです。
確かに、私が今まで聴いてきたオーケストラも、
コンマスを中心に前の方の音ばかりが良く聴こえてきたように思います。
夫が言うには、プロオケであっても、後ろのプルトの奏者が積極的に弾かないことは多々あると。
学生オケやアマチュアオケよりも練習時間の少ないプロオケでは、そういうことも多いのだとか。
娘も、大学での授業オケなどでは、後ろのプルトの子の音はあまり聞こえてこないと言います。
おそらく今回は、合宿で時間をかけてみっちり練習をしたため、
後ろのプルトの子たちも自信を持ってしっかり弾くことができたのだろう、
上手い子たちばかりを前のプルトに集中させなかったのが良かったのだろう、
そんなふうに考えているようです。
合宿の中盤頃、「オケの音に厚みを感じる」 と娘がLINEで感想を言っていたのですが、
なるほどこういうことかと合点がいきました。
娘が何かの有志オケに参加したときのことですが、
スケジュールの関係ですべての練習に出られなかったため、後ろのプルトに座ったことがありました。
その時に、「怖くて弾けない」 と思ったそうです。
コンマスが見えない、音がほんの僅かに遅れて聞こえる、合わせられているか自信が持てない、
のだそうです。
授業オケなどでは特に、プルトの順番は成績で決まることがほとんどなので、
その傾向がより顕著になってしまうようなのです。
Y先生が先日娘におっしゃったそうなのですが、後期のY先生が担当される授業オケでは、
「上手い子を後ろに持って来ようと考えている」。
これはもちろん、オーケストラの質を上げるために大切なことなのでしょうが、
学生にとってはちょっと納得しがたいことかもしれません。
横浜での4泊は、山下公園前のこちらのホテルにて。
ここから、東京観光へも、東京公演へも、バスで出かけたそうです。
浅草での100人一緒の昼食は、天ぷら屋さん。
秋葉原にも行ったそうです。
ここでは自由行動だったので、娘は先輩とメイドカフェを初体験したそうです。
ホテルでの夕食。
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