クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

ニコライ・ホジャイノフ ピアノ・リサイタル

2016-11-29 | 上の娘ごと

招待券を頂きまして、下の娘と一緒に、

「ニコライ・ホジャイノフ ピアノ・リサイタル」を観賞してまいりました。




下の娘は、ホジャイノフが2年前に来日した時にも、友達と聴きに行っており、

その時も、卓越したテクニックにいたく感激していました。

2年経っても、まだ24歳の彼。

ブロンドのくるくる天然パーマに童顔で、可愛らしい印象です。

曲目は、

ショパン : アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調

ショパン : ワルツ第6番 変ニ長調 「子犬」

ショパン : ワルツ第9番 変イ長調 「告別」

ストラヴィンスキー : 「ペトルーシュカ」からの3楽章

            第1楽章 ロシアの踊り

            第2楽章 ペトルーシュカの部屋

            第3楽章 謝肉祭の市場 

シューマン : アラベスク ハ長調

シューマン : 幻想曲 ハ長調

        第1楽章 どこまでも幻想的かつ熱情的に演奏する

        第2楽章 ほどよくどこまでも精力的に

        第3楽章 ゆるやかに演奏する どこまでも穏やかに保つ


とても魅力的なプログラム。

私は、「ペトルーシュカ」を特に楽しみにしていたし、

娘は、大好きなショパンとシューマンを楽しみにしていました。

ホジャイノフは、ショパン国際ピアノコンクール(ワルシャワ)のファイナリストですから、

ショパンの音楽の素晴らしい解釈者として定評があります。

娘は、どちらかというと、指にしっかり力の入った強いタッチで弾くショパンが好みだそうで、

それはE先生もおっしゃっていることなのだそうです。

だから、割とふんわりしたタッチで弾くホジャイノフのショパンは、

E先生はあまりお好きじゃないかも、と言っていました。

とはいえ、娘は、ホジャイノフのショパンは、大好きなのだそうです。

ストラヴィンスキーも、とてもとても良かったです。

あの超超絶技巧曲は、最早人間業を完全に超えていますよね。

ものすごい音の多さ、スピード感、打鍵の強さ・・・

オーケストラのすべての役割をピアノ一つで表現している感じ。

爪が割れたり、指が吊ったり、はたまた骨折したりしないのだろうかと心配にもなる曲ですが、

あの疾走感が好きです。

プログラムと同じくらい、あるいはそれ以上か?、と思うくらいアンコールが充実していました。

アンコールがですよ、まさかの7曲です!

プログラムが終了して、大きな拍手に見送られ、ホジャイノフは通常通り2回退場。

3回目に入場すると、1曲目のアンコール曲を演奏しました。

そしてまた、拍手に見送られ、2回退場、3回目に入場すると、2曲目のアンコール曲を演奏しました。

これを7回も繰り返したのです。

観客は大喜びですが、ホジャイノフのサービス精神には驚かされます。

ホジャイノフ自身も、演奏しやすい環境と空気感に、気持ちが乗っていたのではないかと思います。

観客はとてもお行儀が良く、音楽が好きで、よく理解している人たちばかりだったのだと思います。

1曲1曲、ホジャイノフが完全に弾き終わるまで、鍵盤からもペダルからも手足が離れて、

響きが止まるまで、一瞬の余韻まで残してから拍手をしていました。

彼も、毎回満足気に立ち上がって、笑顔でお辞儀をしていました。

謙虚そうな立ち居振る舞いにも、好感が持てました。

しかし、あれだけのプログラムを弾きこなしてからの、1曲目のアンコール曲が、

リストの「マゼッパ」とは!

驚愕です。
 





サイン会の時のホジャイノフ。

     

かわいい笑顔。




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OL時代の同期と その3

2016-11-27 | 日記

今回集まった同期5人は、全員結婚し、子供もいます。

5人の中で最初に退職したMちゃんは、結婚が早かったので、

お子さんも大きく、長女ちゃんは24才の社会人、次女ちゃんは大学3年生だそうです。

Tちゃんは、大学3年生の長女ちゃんと、中学3年生の長男くん、

Oちゃんは、大学1年生の長男くん、

Nちゃんは、高校2年生の長女ちゃんと、中学2年生の次女ちゃん。
 
我が家が、大学3年生の長女と、大学1年生の次女。

最年長が24才で、最年少が14才か・・・

同期5人は同じ年齢ですが、その子供たちは結構幅広いですね。

5人とも、社内婚ではないので、会社の現在に関する情報が乏しく、

他の同期の消息もぼちぼちしか分からなかったなぁ。

会社のホームページを検索してみたりもしましたが、部署名などすっかり変っちゃっていました。

まあ、当然ですね。



実家から持ち帰って来た、私の青春時代wのアルバムの中に、

退職当日あるいは翌日?に撮ったであろう写真を見つけました。




花束の数がものすごいです。

大した活躍もしていないのに、なんでこんなにたくさん頂いたんだか・・・

とても一人で持ち帰られる量ではなかったし、最後の日ということもあり、

上司がタクシー券をサッと渡してくれました。

後輩の男性社員くんたちが、花束やプレゼントをタクシーまで運んでくれるという、

なかなか素敵なOL生活最後の日でした。

これも、バブル時代の成せる業ですね。





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OL時代の同期と その2

2016-11-26 | 日記

この5人の中で、私が一番勤続年数が長かったことにちょっと驚きました。

一番最初に退職したMちゃんは2年、私は6年です。

5人中、4人が寿退職でした。

今は、結婚と共に退職する人はあまりいないと思いますが、

当時は、半数以上が結婚で退職していたかな。

私たちが入社した頃は、すでに男女雇用均等法が施行されていましたが、

まだまだ事務職希望が大半でした。

この5人も全員が事務職、総合職で入った同期の女性は5人くらいだったように思います。

総合職の人たちは、今はどうしているのかしら。

1人だけ消息がわかっていて、今も勤続しているそうです。

すごいなぁ。

この日は、当時の懐かしい話に花が咲きましたが、

結局、私たちはバブル期の思い切りバブリーなOLだったのだということを再認識しました。

課の課会などでも、六本木に繰り出し、「瀬里奈」に行って、ホストクラブにも行ったなぁ、とか、

上司には回らないお寿司屋さんによく連れて行ってもらったなぁ、とか、

あまり女の子はお金を出すことがなかったなぁ、とか。

お金の回りがとにかく良かったです。

でも、同時にとても忙しかった。

私が所属していた課の人たちは、家で夜ごはんを食べることはほとんどなかったんじゃないかな。

私が勤務表のチェックをしていましたが、残業時間は80時間越えがほとんどでした。

上司には、「奥さんより、○○○さん(私ね)と一緒の時間の方が断然長いからね。」

と、よく言われていましたしね。



他にも、こんな感じのデザートがありましたよ。


蜜芋とレンズマメのテリーヌ。

       



パン・デピス。

     



オレンジピールのパウンドケーキ。

     





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OL時代の同期と

2016-11-25 | 日記

今日は、OL時代の同期5人でランチをしました。

実に20年ぶりの再会です。

私を除く4人は、2年に1度くらいのペースで、ランチ会を開いていたようですが、

延べ15年間海外に駐在していた私は、今回が初参加です。

「2年ぶりにランチ会やるから、おいでー」

と声をかけてもらって、ドキドキしながら行ってきました。

なんといっても20年ぶりですからね~

OL時代は良く知った仲だったとはいえ、20年の歳月を経た今、

皆さん、どんな女性に変身を遂げているのでしょう。

わくわく感よりも緊張感多めで、待ち合わせ場所へ向かいました。

待ち合わせ場所に行っても、顔がわからなかったらどうしよう

なんて心配もしていましたが、そんな心配は無用でした。

みんな全然変わってなくて!

いや、確実に20年分しっかり年を取っておばさんになったんだけど、

不思議なほど変わってないように思えるのですよね、これが。

ランチの場所は、Nちゃんが決めてくれて、予約も取ってくれました。

中目黒の「Bistoro Bolero」。

商店街を通り過ぎたところにある、ちょっと隠れ家的な素敵なお店です。


プリフィクススタイルです。

アミューズに、キャロットラペ クミン風味が出て来ました。

     



前菜は、スモークサーモンのコンフィ 柿のマリネ を選びました。

     


サーモンはしっとりふわっと軟らかくて、とても美味しかったです。


ステーキ&フリッツ。

     

これは、フランスの典型的なビストロメニュー。

懐かしかったので、選んでみました。

お値段的にそれほど期待しなかったのですが、塩コショウのシンプルな味付けにもかかわらず、

軟らかく美味しいステーキでした。


デザートは、テリーヌ・ショコラ・ショー。

     





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肩当て問題 その2

2016-11-24 | 上の娘ごと

娘は、肩当てを完全に外すことができたのですが、

外したくても完全に外せない場合もあります。

K先生の門下生の中にも、もちろんそういう学生はいるわけで、

娘と同学年の男子学生は、娘よりずっと実力が上ですが(実力はこの場合関係ないですけどね)、

肩当てを完全には外すことができず、今尚悩んでいるそうです。

彼は、娘も小学校低学年の頃に分数ヴァイオリンに付けていた、

薄めのスポンジと太いゴムで作った手作りの肩当てを、試行錯誤しつつ使っているのだとか。

体形の問題もありますし、弾き方の癖もあるでしょうし、

誰にでも肩当てを付けないことが最良とは素人の私には思えないのですが、

K先生門下では、まずは肩当てを外すことが暗黙の了解になっています。

肩当てを完全に外すことができた娘ですが、実は4年半の間、外し続けながらも、

微妙な違和感に悩んでいたのでした。




ガリガリ君リッチ メロンパン味。

     


これはなかなか美味しかったですよー


     




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