クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

VIRON その2

2014-08-31 | 日記

上の娘と渋谷に行った日、下の娘はピアノの試演会でした。

VIRONで食事中、LINEで、散々な結果に終わった旨、知らせて来ました。

朝出掛ける時から、気持ちで負けていたので、当然の結果と思いました。

E先生にも、「本番のつもりで弾いてるの?!」とあきれられてしまったみたいです。

本人もだいぶ落ち込んでいるようでした。

試演会の後は、声楽のレッスンも入っています。

気持ちを切り替えないといけないし、ちょっとかわいそうだったので、

「パン・オ・ショコラ買ってくねー」と返信しました。

下の娘はパン・オ・ショコラが大好きで、パリ駐在時代は本当によく食べていました。

パリで菓子パンと言ったら、これか、ショーソン・オ・ポムか、パン・オ・レザンか、

というくらい種類が少ないので、必然的にパン・オ・ショコラを選びます。

食事の後、パン・オ・ショコラ1個とバゲット1本購入して帰りました。

かなり気持ちが落ちていた下の娘ですが、

久しぶりの由緒正しいパン・オ・ショコラを見て、少し浮上。




「美味しそう!」とパンを手にした娘、真ん中で2つに割った瞬間、固まりました。

「ママ、これパン・オ・ショコラじゃないよ!」

へ?どういうこと?

「中にチョコが入ってない。」

本当だ・・・

全く、どこにも入ってない。

店員さんがクロワッサンと取り間違えたのかしらー

でも、形はどう見ても、パン・オ・ショコラ。

レシートを見ても、パン・オショコラと打ってあるし。

チョコの入れ忘れ?

きっとそれね。

うーん、どうしようか。

パン1個とはいえ、それなりのお値段はするし、

大好きなパン・オ・ショコラを食べ損ねた娘もかわいそう。

だからと言って、わざわざ取り替えてもらいに行くには遠すぎるし、電車賃もかかる。

でも、まあ、事実は伝えようと思い、電話しました。

最初は販売の店員さんが出たのですが、事情を話すと、

パン作りの責任者であるシェフに代わりました。

彼が言うには、製造工程上、チョコを入れ忘れるというのは考えにくいと。

でも、事実、入っていなかったわけで。

たまたま、娘たちがチョコの入っていないパン・オ・ショコラを

面白っがって撮影していました。

それがこれ。↓




で、これをシェフのアドレスに送ると、

「確かに入ってませんね・・・」と認めてくれました。

そして、「代わりのパンを持ってお宅に伺わせていただきます。」と。

えええっ?!

「うちまで来てくださるんですか? いえいえ、そこまではいいです。」

「そういうことになっていますから。」

日本ってすごいのねー

びっくりだわ。

まだちょっと続くのですが、眠いのでまた明日。



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VIRON

2014-08-29 | 日記

昨日、ちょっと用事があって、上の娘と渋谷に出かけました。

渋谷は苦手な私。

最近はとんとご無沙汰。

行ってもヒカリエ止まり。

道玄坂方向に行ったのはそれこそ20年ぶりくらいかも。

用事を済ませて、遅めのお昼ごはんをとることに。

前から行ってみたいと思っていた有名なパン屋さん「VIRON」を発見。

あら、こんなところにあったのね。

迷うことなく入りました。

狭い店内、2階で食事をするため並んでいる人たちとの列と一緒になって、混んでいました。

たまたま人が途切れた時に撮った写真。








お店に入った途端、パリに瞬間移動したかと思いました。

日本では珍しい対面販売のお店の雰囲気もさることながら、何と言っても香りです!

懐かしい香り!

ここのバゲットは、本場パリでも一部のパン屋さんでしか使っていない、

レトロドールというこだわりの粉を使用。

職人さんもパリで修業してきた方らしいですよ。

バターもフランスの発酵バター「エシレ」

日本の普通のパン屋さんに入っても、いい香り~って思うのですが、

それとはまた違うんですね、やっぱり。

お店の人に聞いてみると、

1階で販売しているパンを2階のブラッセリーでいただけるということだったので、

ジャンボン・フロマージュ、ビエノワ・トン、パン・オ・レザンをオーダーしました。

どれも、パリで数えきれないほど食べた懐かしいパン。

ブラッセリーも人気で、3組待っていましたが、もちろん並びました。

2階も、レトロ感漂う庶民的なカフェといった雰囲気。

1階でオーダーしたものを↓のように、半分に切って提供してくれました。




ジャンボン・フロマージュのバゲットサンドがもう完全にパリの味。



きりっと美しい姿

こだわりのバゲットは、お約束の外側パリッ、内側もっちり。

ハムはフランスのスーパーでよく売っている、厚切りの大きなロースハムっぽかったし、

チーズは大好きなコンテ、バターはエシレ。

美味しくないはずはないですね。

娘と一緒に感動の涙を流しましたw


VIRON話、まだ続きます。



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新しいこと

2014-08-27 | 上の娘ごと

明日は、E先生門下の試演会だというのに、

全く調子が上がらず、むしろ下降気味、練習にもいまひとつ身が入らない下の娘です。

前々回のレッスンでは、曲によっては褒められたりもしたのですが、

先週のレッスンでは、どの曲もダメ出しの嵐。

ずっと低空飛行が続いています。

明日の本番で、E先生がおっしゃるところの「持っている何か」

を発揮できるといいですけど、毎度そんなに上手くは行きませんよね。

まあ、集中して、最小限のミスにとどめてほしいわ。


上の娘の方は、また少し新しいことにチャレンジしています。

数日後に行われる某クラシックコンサートのオケに参加できることになりまして、

ここ数日一生懸命練習しています。

ルスランとリュドミラ序曲、ベートーベンの交響曲第7番、

それに、例のSくんがソリストで登場する、シベリウスのヴァイオリンコンチェルト。

有名な曲揃いです。

これまでは、学校の授業としてのオケでしか活動したことがなかったのですが、

初めて授業以外のオケに参加します。

夏休み中ということもあって、たまたま空きがあったようです。

先輩からお声がかかりました。

どんなメンバーのオケなのか全くわからないまま、

スケジュールに問題がないことだけを確認して、引き受けました。

昨日、2回あるうちの1回目の練習があって、ど緊張しながら出掛けました。

いくつかの音大のメンバーが集まった混合オケのようです。

指揮者は娘が通う音大の有名な先輩、コンマスはG大、セカンドのトップはT音大・・・

といった感じです。

K先生門下のM音大の先輩や、Y先生門下の先輩の顔も見つけたそうですが、

ほとんどが知らないお顔だったそうです。

いずれにしろ、一番下っ端はうちの娘です。

小さいころから、キッズオケやジュニアオケに所属して、

すでにオケ経験の豊富な学生さんたちの中にあって、

高校2年生で初めてオケを経験した娘は本当に勉強不足の経験不足。

一番のご法度である、音の飛び出しをしないよう、

オケのみなさんに迷惑をかけないよう、控えめに頑張ってほしいわ。

今日も夕方から、2回目の練習です。



先日のコンクールの後、「nana's greentea」で一息。





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第2次予選

2014-08-23 | 上の娘ごと

3週間ほど前、上の娘が参加した某クラシック音楽コンクール。

その第2次予選が、先日行われました。

1次に引き続き、今回も付き添いました。

大学生になったらもう付き添う必要もないのかなと思っていたのですが、

1次同様2次でも、お母さん方の姿を多く見かけました。

きっと同じような思いで付き添っていると思うので、

ホッとするというか嬉しいというか・・・

まあ、それを別にしても、今回は付き添って良かったと心から思いました。

というのも、今回、娘がこれまでにない緊張のしかたをしてしまいまして。

私が付いていなければ、うっかり棄権してしまったのではないかしら

本人の名誉のため、詳しくは書きませんが、

なんていうか、結局のところ、ぽけーとしてしまったのですね。

会場に到着するまでは、いつものおしゃべりな娘。

余裕をもって会場には到着したのですが、その辺から様子がおかしくなりました。

最初、私も全く気付かなかったのですが、

後で思えば、いろいろ言動がおかしかったのです。

テンションが上がりすぎていたような・・・

妙に落ち着き払っていたような・・・

行動がゆったりしすぎていたような・・・

私が言うことにきちんと受け答えをするものの、行動が伴っていない。

小学生の子供に指示をして、きちんとやったかいちいち確認しなければいけない感じ。

後で、本人に聞いてみても、その間のことはあまり記憶にないと首をひねっていました。

やっぱり緊張の一種だったんじゃないかと思います。

なんとか舞台に上がることはできて本当に良かったです。

とはいえ、1曲目の無伴奏曲の時はまだボーっとしていたそうです。

ただ、昔から上の娘は割と本番に強く、暗譜が飛んで頭が真っ白になったり、

大きな失敗をするといったことはこれまで一度もなく、

今回もボーっとしながらも無難に弾ききったようでした。

やっと正気に返ったのは、2曲目。

伴奏者さんの力強い前奏が聞こえてきた途端、我に返ったそうです。

なので、2曲目は、地に足が着いた確実な演奏を披露することができました。

これまで何度か通し練習を聴いてきましたが、

その中でも1番くらいの演奏だったんじゃないかな。

はー、もう本当に今回はひやひやさせられたわ

ヴァイオリンの第2次予選は他会場も含めて3日に渡って行われました。

1次予選のように絶対評価ではないので、結果が出るのは約2週間後。

講評とともに郵送でのお知らせ、それとHPでの発表だそうです。

ずいぶん先だなー

2次予選では、娘を含めて7人の演奏を聴いてきました。

その中で、確実に本選に進むであろうと思われる学生が2人。

どちらも男子。

やっぱり男子は上手いのです。

休憩で出てきてしまいましたが、その後は学年も上がりますし、

他の日、別会場もあります。

何人進めるのかわかりませんが、難しいだろうな


2次予選の会場も立派でした。



このコンクール、会場が良くていいわ



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川越散策

2014-08-20 | 日記

浅草散策に出掛けた翌日も、家族揃って予定が入っていなかったので、

蔵の街、小江戸・川越に行ってきました。
















右のモダンな建物は、今はなんと歯医者さん。





まめ屋さん。



このお店は、気前が良いです!

お店に入るなり、お茶を手渡され、どんどん試食を薦められます。

ほとんどの商品が試食し放題。

パクパク食べちゃいました。

一番人気というきな粉花豆と、抹茶花豆を購入。





左手後方の緑の屋根の洋館は、りそな銀行!













時の鐘。

     



     



お昼ごはんは、蔵造りのお店で。



古い日本家屋の良さをそのまま残して、ほとんど手を加えていないようですが、

テーブル席になっています。


芋おこわセット。





併設の和菓子屋さんで、ここの名物のおまんじゅうを購入。



いも恋。



さつまいもの輪切りがそのまま入っています。

甘さ控えめのあんこと相性抜群!












オープン間もない、ピピッとくるジェラート屋さんを発見。



さつまいもと、シシリアオレンジ。

どちらも素材を生かした自然な風味でとっても美味しかった。

特に、シシリアオレンジが絶品!












ちょっと外れた場所で、ホカホカ湯気を立たせた紫芋まんじゅうを発見。

     

鮮やかな紫。



皮はごく薄く、これもとっても美味しかった!






蔵通りからは離れた商店街を歩いていると、しょうゆの焦げた良い香りが漂ってきました。

見ると、昭和な佇まいのお団子屋さんが。

焼き団子とみたらし団子をお土産に買って帰りました。






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