クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

発表会でした

2015-11-30 | 下の娘ごと

先週土曜日は、E先生門下発表会がありました。

今回は大学ではなく、大田区の某所にて。

第一部(高校生)のみ、聴いてまいりました。

ピアノは、ベーゼンドルファー。

スタインウェイと並び評される格の高いピアノですが、

演奏用としては日本では圧倒的にスタインウェイが多く、触れる機会もほとんどないので、

E先生から聞かされてはいたものの、娘もちょっとびっくりしていました。

当日、リハーサルで弾いた際、鍵盤が重くて、「うわっ!全然違う!」と思ったそうです。

これがコンクールだったりすると、全く触れないまま、本番ですからね。

相当きついものがあります。

2週間前の試演会の時は、激しく間違えた上に、音楽性も出せず、自滅。

E先生から雷が落ちたのでした。

「間違えても良いから、とにかく音楽的に。」と言われたこの日は、どうだったのでしょう。

本人が恐れていた通り、またE先生もある程度おわかりだった通り、

やはり激しく間違えました。

第1主題は、持ち前の音で綺麗に歌っていました。

が、第2主題に入った途端、やってしまいました。

音を外したままダダダダダーッと何回も。

どうにも続けられなくなり、娘は演奏を中断。

E先生の方を振り返り、蒼白な顔で、

「すみません。もう一度やらせてください。」

と言いました。

E先生の了承を得て、再び挑戦。

でも、やはり同じように間違えてしまいました。

それでも、今度はなんとか耐え忍び、懸命に集中して演奏を続けました。

弾き終わって、お辞儀をするとき、とても悔しそうな表情を浮かべていました。

コンクールではないので、すぐに立ち上がって娘のもとに行くことはできず、

そのまま第1部をすべて聴きましたが、おそらく悔し涙を流したことでしょう。

第1部で帰ろうと思っていたので、E先生にご挨拶に行きました。

すると、笑顔で、

「やっちゃったわね。でも、良かったわよ。重要な部分がしっかりできていたわ。

 大丈夫。良く弾けていたわ。」

とおっしゃいました。

重要な部分というのがよくわからなかったのですが、

他にもお母さん方がご挨拶にいらしていたので、深くは聞けませんでした。

クラスが同じで、理事会でも一緒のお母さんと一緒に帰り、

五反田の駅ビルに入っているカフェでお茶をしました。








1時間半程、いろいろお話しました。

ピアノ専攻のお子さんのお母さんとお話しするといつも勉強になります。


娘は第2部もすべて聴かなければいけないので、だいぶ遅い時間に帰って来ましたが、

その顔は晴れやかでした。

E先生に褒められたそうです。

・・・・。

今回は間違えても良いとのことでしたが、それにしてもあそこまで間違うのはどうだろう。

音楽性だけを取り上げれば、良かったのだと思います。

確かに音はとても良かったです。

どんなピアノであろうと、いつもしっかり自分の音を出せる。

だけど・・・



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優秀すぎるご家族

2015-11-29 | 日記

金曜日の夜、日テレで放送していた「頭脳王」ご覧になった方いらっしゃいます?

私は、とりあえず録画予約をしていたのですが、

始まる直前に、「友達の息子が出るから見て~」というLINEが入ったので、

急遽テレビのスイッチを押しました。

私の友達の友達ということで、全く面識のない方なのですが、友達曰く、

「高校時代の非常に優秀な友達」、「ご主人は、一年前まで某大企業のNY支社長」、

「友達は、1回目のNY駐在中に、なんと主婦でありながらMBAを取得した」、

「息子も娘も医大生」だそうです。

なんて、きらびやかな経歴のご家族でしょう。

私の友達は、その優秀なお友達がまだNY駐在中だった去年の夏、

NYに遊びに行き、お宅に数日間泊まったのでした。

優秀なお友達は、とても謙虚な方だそうで、

息子さんがこの頭脳王の番組に出るということも黙っていたんですって。

別の友達が番組の予告編を見て、その息子さんが出ているのを発見、

私の友達に知らせて来てくれたので、わかったのだそうですよ。

そんな天才的頭脳を持った息子がいたら、普通は自慢しちゃいますよね。

賢い人ほど、謙虚なものですね。

見習わなければ。

番組の途中で帰ってきた上の娘が、たった一問だけ正解を出しました。

楽譜を5秒見て、曲名を当てるというものです。

「アイネ・クライネ・ナハトムジーク!!」

それだけ、1秒で答えましたw



先日、といってもだいぶ前ですが、下の娘の幼稚園時代のママ友3人で会いました。

Kちゃんママが車で吉祥寺へ連れて行ってくれました。

久しぶりの吉祥寺でしたが、中学・高校時代は私の遊び場でした。

伊勢丹はなくなってしまったのですねー

東急はまだありました。

かつて、東急の裏辺りをよく歩き回りましたが、

お店は変わっているものの、雰囲気はほとんど変わっていないような気がしました。

「コットンフィールド」が同じ場所にまだ存在していたことに驚き!

Kちゃんママが一度行って良かったという「Colonial Garden」でお昼ごはん。



ビルの3階にあります。

3階なのに、この緑。





    

コロニアル風を意識した天井の高い素敵な店内です。









パン食べ放題。





    






ドリンクも飲み放題でしたが、ファミレスとは違って、こだわりドリンクが並んでいました。


なぜか、数枚スクエアで撮ってしまったみたい。なぜだ?



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自主性が感じられる

2015-11-27 | 下の娘ごと

今週は、土曜日にE先生門下発表会(高校生・大学生)が行われるため、

火曜日、木曜日と立て続けにレッスンがあった下の娘です。

先々週の試演会での演奏が悲惨すぎたため、

本人的には発表会までにはとても間に合わないとほとんど諦めモードになっていたのが、

かえって肩の力が抜けて良かったみたい。

両日とも穏やかなレッスンとなったようです。

まだ時々引っかかってしまうものの、

娘の自主性を感じられる音楽が表現できていたらしいです。

E先生は何より音楽性を大切にされる方なので、

今の段階では、まだ間違えてもいいから、

それよりも自分の音楽を出すことが大切だとおっしゃいます。

今日のレッスンでは、よく考えられた音楽が表現できており、

それはつまり質の良い練習ができていたからなのだそうです。

いつもいろいろわかっていなかったりする娘ですが、

さすがに今回は自分なりに音楽を考えながら練習したという自覚が

あるそうで、E先生にそれが伝わり嬉しかったようです。



先日、パリ駐在時代のママ友Hさんに会いました。



上の娘と同い年のお嬢さんは、現在ソルボンヌ大学の学生です。

あの事件が起きた時、彼女は自宅アパートにいたそうです。

たまたま友達が泊りに来ることになっていて、3人で外食をして、

帰ってきたところだったそうです。

友達が一緒で心強かったことでしょう。

直接知る人は被害には会わなかったとのことですが、

ソルボンヌの先生、学生も10数名犠牲になったということですから、

相当ショックを受けたことでしょう。

本当に許しがたいことです。



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アコースティックライブ

2015-11-24 | 上の娘ごと

日曜日、横浜みなとみらい大ホールにて、コンサートを鑑賞してきました。

クラシック音楽ではないです。

アニメやゲームの主題歌を歌う声優さんのソロコンサート。

これまで全くかかわったことのない世界でしたが、なかなか楽しかったです。

アニメの声優であり、歌手であるその方は、その世界では有名な方だそうです。

今回は、アコースティックライブということで、電子音なしのライブ。

パイプオルガン、ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、

パーカッション、ハンマーダルシマーという楽器構成。

ヴァイオリンは7名。

その中に娘も参加させていただきました。

曲は全部で20曲。

弦楽器が関わる曲はそのうちの14曲。

アニソンと言ってしまうとチープなイメージがありますが、決してそんなことはなく、

立派な楽曲ばかりでした。

2曲ほど、聴き覚えのある曲もありました。

すでにあった楽曲を今回、アコースティックライブ用にアレンジしたのだそうです。

その楽譜が出来上がって来るのが本当にぎりぎりで、

毎回合わせ練習の前日の夜中にメールで送られてきたりしました。

送られてきた楽譜は、まずダウンロード、それからプリントアウト、そして製本。

練習する時間はありませんから、毎回初見です。

クラシック程複雑ではないので、初見でも全く問題ないそうですが、

演劇の世界で、脚本がなかなか上がってこないという話をよく聞きますけど、

こちらの世界も同じなのですね。

最後の1曲は、なんとライブ当日の前日の夜中に送られてきたのでした。

初見ができて、すぐに対応できないと使えないというわけです。

娘もいろいろ勉強になったようですし、楽しかったそうです。

お仕事ですので、出演料も頂きました。

私と下の娘は、関係者ということで、招待席で鑑賞させていただきました。

ライブ後には楽屋に行って、その声優さんと握手ができます、と言われましたが、

流石にそれは遠慮しましたw






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休めません

2015-11-22 | 上の娘ごと

木曜日、不本意な状態でオーディションを受けた上の娘ですが、

感傷に浸っている暇はなく、また指をゆっくり休めている暇もなく、

弾き終わると同時に、大学を飛び出し、品川へ向かいました。

この日はオーディションの後、3日後に予定されている某コンサートのお仕事が入っていたのです。

午前11時からのこのお仕事の合わせ練習に間に合わせるため、

オーディションの順番は、あらかじめ交渉して、1番にしていただいていました。

時間に遅れての到着だったようですが、練習開始にはなんとか間に合ったそうです。

その時間から午後7時まで、びっしり合わせ練習。

一度お昼休みが入っただけで、後はひたすら合わせ練習。

しかもこれで終わりではなく、夕食の後、ようやくこの日のメインイベント。

午後8時15分から公開リハーサルが行われました。

3日後に行われる某コンサートの公開リハーサルです。

私には全く未知の世界なのですが、なんでも人気のコンサートらしく、

抽選に当選した方たちがこの公開リハを見学できるのだそうです。

ちなみにクラシック音楽ではありません。

この日は朝早くから1日中ヴァイオリン漬け、さらに緊張することのオンパレードで、

だいぶ疲れ切って帰って来ました。

とはいえ、今回もまた新しい世界への挑戦だったので、いろいろ勉強になったそうですし、

楽しかったそうです。

お昼ごはんと夜ごはんもは、出演者用ケータリングで頂けたそうです。

指の方はですね、もちろん治ってはいません。

皮が厚く剥けて、神経が近くなっているので、ヴァイオリンの弦を押さえることで痛みが

走るのです。

ですが、クラシックのコンチェルト曲などとは違い、この日のお仕事のような楽曲であれば、

なんとか大丈夫なのだそうです。

とにかく休むことができない世界、

常に心身ともにコンディションを整えることが大切です。


久しぶりにクリスマスプレートを出しました。

無駄に15枚くらい持っているんですよね。





       



       



       




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