クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

演奏会@東京駅前・行幸通り その2

2016-08-24 | 上の娘ごと

2曲目の演奏が始まりました。

チャイコフスキー  ヴァイオリン協奏曲 ニ長調

ソリストは、娘の付属高校時代からの友達で、すでに世界を舞台に活躍しているSくん。

風はさらに強まって来ていました。

指揮者もオーケストラメンバーも、楽譜の管理に必死です。

実は、1曲目で事故がありました。

おそらくほとんどの方が気付いていなかったと思います。

日本が誇る武満徹の作品とはいえ、実際にこの曲を知っている人は少ないでしょう。

指揮者の楽譜が1枚風で飛ばされたのを私は見ました。

指揮者は拾おうと、一瞬腰を曲げたのですが、すぐに思い直したようです。

不自然にならないように、うまく曲を終わらせました。

メンバーも相当驚いたと思いますが、指揮者にしっかり合わせました。

非常に繊細な音楽ですし、悪条件の中、これ以上リスクを負って続ける必要はなし、

と判断したのかもしれません。

2曲目はどうなるでしょう。

大きな拍手の中、Sくんが登場しました。

馴染み深いフレーズで演奏が始まりました。

最後まで演奏できるのか、少し不安に思いながら聴き始めました。



演奏会当日、夫は室内楽の合わせ練習があったので、別行動。

直接、会場入り口で待ち合わせ。

下の娘と私は、開場時間の1時間半以上前に丸の内に到着していたので、

演奏会場のすぐ近く、行幸通りと交差する丸の内仲通りのテラス席で、

お茶をしながらゆっくり過ごしていました。

大画面テレビで、オリンピックのトランポリン競技を流していたので、

それをぼーっと眺めながら。

     



     




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