最近、招待券を頂くことが続き、有り難いことだなぁと感謝しつつ、
大切に観賞させていただいています。
昨夜は、「ゲヴァントハウス・カルテット」のコンサートを観賞してまいりました。
世界最高峰と言われる「ハーゲン・カルテット」と、
世界最古のカルテットであり、ハーゲンに並び評される「ゲヴァントハウス・カルテット」を
2週間のうちにどちらも堪能できたというのは、とても贅沢な贈り物でした。
昨夜は夢のような時間を過ごすことができました。
素晴らしいのです。
とにかく素晴らしいのです。
音が、音楽が、ハーモニーが、解釈が、姿勢が、纏うオーラが。
素人の私が偉そうなことは言えないのですが、
なんというか、何もかもがしっくりくるというか、
私のツボにぴったりというか。
言ってしまうと、ハーゲンより断然ゲヴァントです。
このカルテット、大好きです。
1人1人がソリスト張りの実力者なのだと思うのですが、
実際、4つの楽器の音がそれぞれ際立っていて、
それぞれの音がものすごく聴こえてくるのです。
でももちろん、4人のハーモニーはあくまで素晴らしい。
そんな中、私はとにかく1stヴァイオリンが好きすぎて。
この方の音が、ものすごく好きです。
こんなに、「好きな音だ!」と思ったのは初めて。
だから、カルテットとして楽しまなければいけないのに、
ついつい、1stヴァイオリンの音ばかり追ってしまうのです。
弾き方もかっこいいので目でも追ってしまうし。
でも、2ndヴァイオリンも、ヴィオラも、チェロも、それぞれのフレーズを
頑張って聴いてみると、やっぱりとてもかっこ良かったり、美しいのです。
1stのリーダーシップの強さを感じるし、
24歳という若さのチェロが、お父さん世代の1stをものすごく信頼しているのも
伝わって来て、
あー、なんて素敵なカルテット!
と終始、きらきらの目で見ていたであろう私です。
曲目を書くのを忘れてました。
3曲とも結構ベタな感じです。
ハイドン 弦楽四重奏曲第67番 ニ長調 「ひばり」
ドヴォルザーク 弦楽四重奏曲第12番 ヘ長調 「アメリカ」
シューマン ピアノ五重奏曲 変ホ長調
「ひばり」は、上の娘が付属高校3年生の時に、初めて室内楽を勉強した時の曲。
「アメリカ」は、大学2年生の時、室内楽の授業で勉強し、某お仕事でも弾きました。
ピアノ五重奏は、付属高校3年生の時、校内オーディションで選抜され、
アンサンブル演奏会で演奏した思い出深い曲。
上の娘も一緒に行ったのですが、全て弾いたことがある曲なだけに、
よりその格差をまざまざと感じつつも、やはり感動していたようでした。
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