クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

強すぎる緊張 その2

2018-05-28 | 上の娘ごと

上の娘が思い至った答え。

「目でも覚えていなきゃダメだと思うんだよ

ね。」

なるほど。

五感をフルに使って暗記すると、より確実なもの

になるというのはよく知られたところ。

でも、楽譜を見ながらあれだけ繰り返し練習して

いれば、自然と目でも覚えているのでは?

聞いてみると、

「楽譜は譜読みの頃しか見ていない。」

と。

そうだったんだ!

譜読みの段階では、楽譜はもちろん、コンチェル

トであればスコア譜も見るし、ピアノ伴奏であれ

ばピアノ譜も見ますが、暗譜してしまえば、ヴァ

イオリンの楽譜はもうほとんど見ないのだそうで

す。

Y先生も暗譜してしまえば楽譜がなくてもどこで

も練習できるとおっしゃるし、K先生もとにかく

早く暗譜して楽譜を見ないで弾くようにとおっし

ゃっていました。

娘も暗譜は早い方なので、お二人の先生がおっし

ゃる通りさっさと暗譜を済まして、楽譜なしで練

習していたのでした。

でも、先生方と娘と決定的に違うのは、才能。

天才肌のお二人は楽譜なしで質の高い練習をこな

すことができるのでしょうが、凡才の娘が同様の

ことをしても違うのでは?

娘にそう聞いてみると、「確かに! 私はもっと

楽譜見ないとダメだ!」

と、かなり今更なことを言っていました。



ジェラート。



ピスタチオではないです。

抹茶でもないです。

和菓子にはよく合うあの食材、ジェラートにはど

うかなーと思いましたが、トライしてみました。

美味しかった!

ミルクとも相性良いです。

独特の風味もしっかり生かされていました。

よもぎジェラート。










強すぎる緊張

2018-05-25 | 上の娘ごと

「本番が怖すぎる。最近の本番の緊張感ハンパな

い。頭が真っ白になって、暗譜が飛ぶ寸前までく

る。飛んでも全然おかしくない。本当にギリギ

リ。」

本番が近付いている上の娘ですが、先日そう訴え

てきました。

大学3年生辺りからかな?、その辺りから本番の

緊張がそれまでと比べものにならないほど非常に

強いものになってしまい、一瞬頭が真っ白になっ

てしまうことが時々あるそうです。

それでもなんとか暗譜が飛ぶギリギリで踏みとど

まって、事無きを得るそうなのですが、その恐ろ

しさたるや生きた心地がしないのだとか。

「あんな思いはもう絶対にしたくない!と思っ

て、自信が持てるまで練習を重ねるんだけど、

それでもやっぱりダメ。」

「卒業実技試験の時も、自分史上最長最高の練習

をしたのにそれでも無理だった。」

それまでは本番に強いタイプだったので、突然そ

んな状況に陥るようになって、本人もまごついて

いる様子。

自分なりに原因を分析していたようなのですが、

先日この答えに思い至りました。

「やっぱりさ、耳と指と頭だけじゃなく、目でも

覚えていなきゃダメだと思うんだよね。」



手作りクッキー。




私が作ったものではないですよー

オーガニックのお店で購入。

どちらも主張が強すぎない優しいお味でした。









準備中

2018-05-22 | 上の娘ごと

音大卒業後、上の娘が新しく始めたアルバイトで

すが、覚えることが多く、研修期間も長いため、

5月下旬となった今もまだまだ半人前以下のよう

です。

週4日、朝9時から5時間程、練習や音楽活動に

支障が出ない範囲で働いています。

一連の仕事を覚え、自分のものにするまでには先

は長そうですが、職場環境は良いようで、生き生

きとしています。


オーディションが近づいて来ました。

昨日はピアノ合わせがあり、久しぶりに母校へ。

卒業実技試験で初めて伴奏をお願いしたS先生に

今回もお願いしました。

S先生の素晴らしさを身をもって知ってしまった

ため、全ての伴奏をお願いするのは難しいもの

の、ここぞという時にはできるだけお願いしたい

と思っているようです。

昨日も、たくさん学ぶことがあったようでした。


「Thai Street Food」

パッタイ。




カオマンガイ。












新しいことを始めた日

2018-05-19 | 日記

2018年5月18日。

新しいことに挑戦を始めた日として、記録してお

きたいと思います。

そんな大層なことではないのです。

実際、大したことではない。

でも、私にとっては生活が一変してしまうくらい

大きなことではあります。

その気が全然なかったわけではないし、むしろや

ってみたいという気持ちもあったけど、自分から

動き出す前に、なんだかすーっと近付いてきてく

れた感じ。

人生に抗ったり、運命に逆らったりすることな

く、自然な流れに任せて、すっと目の前に差し出

されものだけをありがたく受け取ってきた私。

今回もそんな感じで、受け取りました。

とはいえ、かなり不安。

私にできるのか、続けられるのか。

でも、もう踏み出してしまったからね、頑張るし

かないかな。

少しでも自信を持てるようになったら、その時は

お話ししますね。



少し前になりますが、下の娘が出席した上海日本

人学校の同窓会。




上海日本人学校卒業生の恒例行事で、成人式を迎

えた年の3月頃、ホテルのボールルームで同窓会

を開くようです。

上の娘も、2年前に参加しました。

パリ日本人学校同様、上海日本人学校の卒業生も

日本全国あるいは海外に散らばっています。

全員が集まるというのはなかなか難しいこと、そ

れだけにとても貴重な機会です。

パリ日本人学校はとても小さな学校だったので、

中学卒業時まで在籍した生徒は本当に少なく、十

数人だったと記憶していますが、上海日本人学校

は非常に大きな学校なので、半数ほどしか集まら

なかったとしても、一学年でこれだけの人数がい

るのです。








10年前の約束 その2

2018-05-18 | 下の娘ごと

M先生が大切に保管してくださっていたタイムカ

プセル。

と言っても、お菓子の缶ですが😋

10年の時を経て、ついに開封するときが来まし

た。


娘の封筒。





中に入っていたもの。

パリのメトロのチケットと友達からの手紙。




5年生の算数のプリント。





その裏。



上2行が娘の書いた文、次の3行が当時仲良くし

ていたいくみちゃんの文。

いくみちゃんも東京タワーの下に集まった1人。


そして肝心の、10年後の自分に宛てた手紙。

5年生にしては漢字が少ない😓

誤字もある😥




「10年後のわたしはなにをがんばっていますか?

バイオリンとピアノはつづけていますか。

わたしは歌を歌うのが好きです。 10年後のわた

しも歌を歌っているのかなあ。」

と書いています。

これについては素直にすごいなーと思います。

ヴァイオリンは中学3年まで頑張って、続けたい

気持ちも強かったけれど、ピアノに専念するため

諦めましたが、音大付属高校、音大と進み、ピア

ノは専攻として続けているし、歌も続けていま

す。

「ちゃんと頑張っているよ!」 と、10年前の娘

に教えてあげたいな。