クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

自由になります

2016-01-31 | 上の娘ごと

前の記事の答えです。

皆さん正解だと思いますが、答えは室内楽の授業です。

2年生では室内楽は必修科目ですが、3年生からは選択科目となります。

また2年生では、グループ分けは出席番号順で、課題曲も決まっていました。

そして、曲が変わるごとにグループも変わりました。

ほとんど先生主体だったのが、3年生では、学生主体となります。

選択科目なので、もちろん履修しなくても良いわけですが、

弦楽器にとって室内楽は重要な位置付けにあるので、ほとんどの学生が履修するようです。

来年度、履修届を出す段階で、グループが決まっていないといけないので、

2年生の室内楽の授業がすべて終了した途端、水面下での探り合いが始まったわけです。

1年間、同じグループで活動していくので、メンバー選びには慎重になります。

娘も、2か月以上前から、よくこの話を持ち出してはいろいろ画策していましたw

オーケストラ授業のプルト(座席順)や、室内楽授業の発表、その他もろもろの活動等で、

学生のだいたいの実力はお互いわかってきています。

シビアな世界なので、様々な思惑が絡み合いながら、実力相応のグループが編成されていきます。

娘は弦楽四重奏をやりたかったので、ヴァイオリン2人とヴィオラ1人とチェロ1人

でグループを組みました。

ヴィオラは、ヴィオラ科ではなく、ヴァイオリン科の学生です。

室内楽をいろいろやるようになってから、娘は内声の役割の深さに目覚めたそうで、

1stヴァイオリンよりも、2ndヴァイオリンに惹かれるそうです。

なので、今度の編成では、自ら2ndを申し出たとか。

曲も、学生たちで自由に決めることができます。

また、レッスンをお願いする先生も、数名の先生方の中から選べるそうです。

いろいろ自由になるので、とても楽しみしている娘です。


アンリ・シャルパンティエのフィナンシェ。



頂き物。

こちらの焼き菓子は、安定の美味しさです。



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水面下で

2016-01-29 | 上の娘ごと

ここ2ヶ月程、上の娘の周囲では、水面下でごそごそ動きがありました。

ここで言う周囲とは、弦の2年生です。

今なお、ごそごそしている学生もいるかもしれないし、

ようやくごそごそし始めた学生もいるかもしれないし、

まだごそごそしていない学生もいるかもしれなしし、

ごそごそするつもりはない学生もいるかもしれません。

娘は3週間ほど前に、無事ごそごそが終了しました。

娘の場合は、最初からターゲットが決まっていて、

一発で相思相愛となったため、最短で上手くまとまりました。

来年度、ある授業を履修するには、グループを結成しなければならないのです。

グループの人数はさまざま。

娘の場合は、4人です。

なぜ、水面下でごそごそなのか。

学生それぞれにいろんな思惑、駆け引きがあるからだと思います。

自分より実力のある人と組みたいと思う学生もいるだろうし、

自分と同程度の実力の人と組みたいと思う学生もいるだろうし、

声を掛けても断られてしまう学生もいるだろうし。

声を掛けられても断らざるを得ない学生もいるだろうし。

はっきり言えることは、仲の良い友達同士で組もうという発想は一切ないということ。

娘には特に仲良くしている弦のメンバーが6人いて、

7人グループでよく集まったり、情報交換をしたり、遊んだりしていますが、

今回の4人にその中のメンバーは誰も入っていません。

そして、仲良しの6人がそれぞれどのようなグループを作っているのかいないのかも、

現時点では定かではないのです。

お互い一切話題にしないそうです。

やっぱり実力の世界だなと、こういう時に改めて思います。

娘も声を掛けてもらっても、やむなくお断りすることもありました。

しかたのないことです。

2ヶ月ほど前から、このグループ決めが上手くいくかどうかそわそわしていた娘、

ほぼ100%満足できるグループ編成に成功、とりあえず今はホッとしています。

さて、問題です。

この水面下でごそごそ決めるグループ、来年度のどんな授業のためのグループでしょう。

もうおわかりですね!



暖かい部屋で食べる冬のアイス第4弾w





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優秀な伴奏者さん

2016-01-28 | 上の娘ごと

とうとう、咳も出始めてしまった下の娘です

明日は、E先生のレッスンがあるため、大学に行かざるを得ませんが、

本当のところは、家でゆっくり自分のペースで練習をしてもらいたいところです。


上の娘、今日もK先生のレッスンがありました。

続く時は続きます。

今日はご自宅レッスンでした。

先日、大学院の修士演奏試験(卒業試験)が公開で行われたのですが、

ピアノ伴奏科に、上の娘が高2の時からずっと伴奏をお願いしているKさんもいらして、

娘も聴きに行って来ました。

演奏プログラムは、60分以内で自分で選曲、組むのだそうです。

Kさんのプログラムは、バルトークのヴァイオリンソナタ第2番等、全3曲。

このバルトークのソナタでのヴァイオリニストが、なんとK先生なのです。

超一流の演奏者に共演してもらえるというのは、優秀である証拠。

さすが、Kさんです。

K先生のヴァイオリンはもちろんのこと、Kさんの伴奏も素晴らしく、

とても感動したそうなのですが、残念な娘は、

「バルトーク、難解すぎてよくわからない~」とも言っていました

今日、レッスンに行ったところ、試験結果を教えてくださったそうです。

Kさんはやはり1位!!

最優秀のため、学内の伴奏者として、院に残ることができるのだそうです。

そして、ゆくゆくは大学の教員へ進むことができるのだそう。

すごいなぁ。

K先生も、「彼女はものすごい才能だからな。」と賛辞を惜しみません。

Kさんを娘に紹介してくださったのも、他ならぬK先生。

Kさんには私も何度かお会いしていますが、実力だけでなく、人柄もとても良い方。

Kさんについては、Y先生も非常に褒めていらして、少し前に合わせを見ていただいた時も、

「○○○ちゃん、あの伴奏者さんは貴重な人だから、絶対に手放しちゃだめだよ。」

とおっしゃったそうです。

Y先生にまでそこまで言わせるなんて、本当にすごい。

3月に行われる実技試験も、もちろん、Kさんにお願いしています。



冬に暖かい部屋で食べるアイスはやめられません。



これ、最近の私の中のヒットです。



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1週間を切ったというのに

2016-01-27 | 下の娘ごと

なんてこと?!

下の娘が風邪をひいてしまいました!

外出時は必ずマスクをさせて、手洗いうがいを徹底していたのに。

学校で風邪をひいてる子が多いと言ってはいましたが。

2日前に、「喉がちょっと痛い。」と言い出し、

昨日は、「鼻が詰まる。」と言い出し、

今朝はついに、「耳がもやもやする。」と言い出しました。

だーっ!まずい!まずい!まずい!

小さい頃から、風邪をひくと中耳炎になりやすい下の娘。

学校は試験前の休みに入っています。

時計を見ると、午前10時。

即行、耳鼻科に診察券を出しに行きました。

マンションの1階に、朝から行列の評判の良い耳鼻科が入っていて、本当に助かる。

午後3時45分頃の予約が取れました。

その時間丁度に、下の娘を一人で行かせました。

予約の時間より30分程遅くなるのが常なので、

もしまだしばらくかかりそうなら、一旦家に戻っておいでと付け加えて。

でも、今日は珍しく、受付に行ったら、もうすぐ次の順番だったそうです。

無駄に待合室にいさせたくなかったので良かったです。

結果は、やはり風邪。

中耳炎にはまだなっていなかったそうで、ひとまず安堵。

免疫力が落ちているので、インフルエンザにだけはかからないように、

栄養と睡眠をしっかりとらないと。

もちろん、薬もきちんと飲んで。

すでに1週間を切っているので、なんとしてでも体調を整えないと。



冬、暖かい部屋で食べるアイスは格別。



え?昨日も同じこと言ってたって?



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将来どうしたい?

2016-01-26 | 上の娘ごと

昨日もK先生のレッスンがあった上の娘ですが、

前回のレッスンで、K先生からこんな質問があったそうです。

「○○○は、将来どうしたいの? ちゃんと考えてる?」

いきなり直球が来ました。

おそらく、成人の日の様子と抱負をアップした娘のFBをご覧になって、

娘の立ち位置や年齢を実感されたのではないかなと思います。

FBの方には、お祝いのコメントをくださいました。

大学2年生のこの時点で、先生の方からこのような質問をしてくださるのは、

とても親切でありがたいことだと思います。

もちろん、考えています。

考えさせています。

音大卒業後がどんなに厳しいか、音楽を職業とすることがどれだけ狭き門か。

このことは、音大付属高校に編入を決めた時にも、音大に入学を決めた時にも、

折に触れてよく言い聞かせてきたこと。

高校生の頃は、「ふーん、そうなんだー」くらいにしか思っていなかったかもしれませんが、

大学2年生の今はもう実感として、ひしひしと身に迫るものを感じていると思います。

20歳の誕生日を迎えた時にも、将来のことについて話し合いました。

成人の日を迎えた時も、もちろん話し合いました。

娘の進みたい方向は、今現在すでに明確です。

将来の希望は?と聞かれたら、即答できます。

ただ、それはあくまで希望。

はるか遠いところに見える小さな門。

そこに果たして辿り着き、扉を開くことができる日は来るのか来ないのか。

はっきり言って、ものすごく低い確率。

実力がほとんどすべて、あとは少しの運と縁の世界です。

K先生の質問に、娘は正直に答えました。

その答えにK先生がどんな反応をされるのか、怖かっただろうと思います。

でも、K先生は驚くでもなく、笑うでもなく、軽くあしらうでもなく、

真面目に答えてくださいました。

「そうか、それなら、すぐに○○○○○○○○○○を始めないと。
 
 毎回レッスンに持ってきなさい。」

ちなみに○の文字数は正確ですw

改めて、良い先生だなと思いました。

実のところ、無理と思われたかもしれませんが、まだそうはおっしゃらない。

娘の場合、まだ伸び代があると考えてくださっていると思います。

さらに、こうもおっしゃったそうです。

「○○○は結婚したいの?」

その職業に就くと、「なかなか結婚できないよ。」



冬、暖かい部屋で食べるアイスは格別。





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