クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

その後の読書

2021-05-31 | 日記

東野圭吾の「魔力の胎動」もあと少しで読み終

わるという段階になって、新たな案件が出現し

きたので、ん?残りわずかなページでどう収

つけられるんだ?と不思議に思っていたら、

次に続くような匂わせ感を漂わせて終わって

まいました。

続きものだったのかーと思ったら、むしろこの

本よりも先に「ラプラスの魔女」という本が

在していて、「魔女の胎動」の方こそその後

本なのでした。

十分独立した話だったので読む順番が逆になっ

たところで全く問題はなかったものの、終わり

匂わせが気になるし、多少唐突に思う部分も

あったので、やはりそちらも読んでみることに

にしました。

家の本棚にはなかったので、近所の本屋を見に

行きました。

こうして見ると、東野圭吾の著書の多さに今更

ながら驚きます。

小説を扱うほとんど全ての出版社から出ている

のではないでしょうか。

お目当ての本は残念ながらこの本屋にはなく、

さらに探すことは諦めてまた次回に回すことに

しました。

家の本棚で見かけた、早見和真の「イノセント

イズ」が気になったので、そちらを読むこと

に。

かなり重たい、なかなか光を感じられない、長

編ミステリー。

途中何度か読むのを止めようかと思ったくらい

ですが、文章力と構成のうまさに引きずられて

局最後まで読み切りました。

読後感は人によって分かれるんじゃないかなと

思います。

私は自分でもちょっとびっくりしたのですが、

そらくは少数派であろう、清々しさというも

を感じてしまいました。

とても納得のいく結末で、ずっと暗く靄が立ち

込めていた場所に光が差し込むのを感じまし

た。


星乃珈琲店で、コーヒータイム。











そろそろ梅雨入り

2021-05-26 | 日記

先週の東京は、え?どうして梅雨入り宣言しな

いの?っていうくらい模範的な梅雨日が続いた

けれど、土曜日辺りから今日に至るまで続いて

いる晴れ模様を見れば、なるほどそういうこと

だったのねとちょっと納得します。

とはいえもう間もなく梅雨入りなのは確実です

ね。

仕事中や何かに集中している時にはほとんどな

いけれど、家事をしている時に何の脈絡もな

く、突如昔のことが一瞬だけ切り取られて映像

として頭に浮かぶことがよくあります。

特に緊張感もなく、だからと言ってぼーっとし

ているわけでもなく、脳の脱力具合がちょうど

良いからなのかなと思ったりします。

毎日のようにあることなので、時々綴ってみよ

うと思います。

今日は、パリの三越がパッと浮かびました。

たぶん今はもう存在しないと思います。

当時は、オペラ座の近くにありました。

正真正銘三越なのですが、日本橋や銀座にある

なんでも揃う立派な百貨店ではなく、ワンフロ

アだけのセレクトショップのようなお店。

ここに立ち寄ることがよくありました。

自宅近くのバス停から84番のバスに乗って15分

程。

誰かに軽く贈り物をしたい時や、日本に一時帰

する際などによく使いました。

日本人好みの、日本人がイメージするフランス

産の商品が手に入るので、重宝しました。

一時帰国のお土産によく購入したのは、マリア

ージュフレールのティーバック、モンサンミッ

シェルのバタークッキー、マルセイユの石鹸、

デュランスのアロマスプレーなどです。

今でこそ東京のどこででも手に入りますが、ロ

クシタンのハンドクリームは定番でした。



コロンとまん丸の可愛らしいバラを飾りまし

た。



右の植物の伸びが止まりません😳








時には昔の話を

2021-05-11 | 日記

どこか懐かしさを感じるゆったりとした優しい

旋律。

下の娘が最近時々弾いているピアノ。

耳に心地良い。

「なんて曲?」

と聞いてみる。

「『時には昔の話を』っていう曲。『紅の豚』

のエンディング曲だよ?」

下の娘はジブリ映画がとても好き。

ほとんど全ての作品を観ているはず。

私もジブリ映画は好き。

紅の豚も観たような気がするけれど、内容が

い当たらない。

「歌詞あるからママ歌ったら? 一緒にやろ

う?」

と誘ってくれたけど、歌のメロディーが全然わ

からないので、

「歌聞いて自主練しとく。」

と次回にしてもらう。

Apple Music で検索して、歌付きの曲を聴いて

みる。

やっぱりノスタルジックな雰囲気漂う素敵な曲

だ。

だけど歌うにはちょっと難易度高め。

作詞作曲は加藤登紀子さんで歌もご本人。

私の声質ではこの曲や歌詞の持つイメージは

現できそうにないなと半ば諦めつつも、繰り返

いて繰り返し歌ってみる。

だんだんマシになっていく。

次の休日には、下の娘のピアノに合わせて歌わ

せてもらおう。



先日の母の日、私は2人の母に例年通り花を贈っ

た。

娘たちは、私のために夕食を用意してくれた。



牛ひき肉と新キャベツのミルフィーユ、ラタ

トゥイユ、タコときゅうりのマリネ、サングリ

ア、パイナップル。

SONYのワイヤレスイヤホンもプレゼントして

くれた。



その後の読書

2021-05-07 | 日記

特にきっかけがあったわけでもないのに突

如、そうだ!恩田陸さんの小説「蜜蜂と遠

雷」を読まないと!と思い立ち、長らく読書

から遠ざかっていた私がとても久しぶりに長

編小説を読んだのが先月初めのこと。

かつては好きだったのにいつのまにか忘れて

いた読書。

この突然の思い付きが、小説の世界に入り込

むことの楽しさを思い出させてくれた。

以来、復活した読書欲はまだしっかり続いて

いる。

宮下奈都さんの「羊と鋼の森」、島本理生さ

んの「ファーストラブ」、中山七里さんの

さよならドビュッシー」、東野圭吾さんの

「手紙」と来て、今は東野圭吾さんの「魔力

の胎動」を読んでいるところ。

基本的に家の本棚にあるものから選んでいる

が、このところふらりと本屋さんに立ち寄る

ことが増えた。

大きな本屋さんにはその箱に見合った多種多

様な本が揃っているのは当然だが、むしろ街

の小さな本屋さんを覗くのが楽しい。

キャパシティに制限がある分、選ばれし本が

コンパクトに並んでいる。

オーナーさんかバイヤーさんかその辺りの方

達の趣向やセンスが感じられるような。

目立った特徴もなく平凡だった近所の本屋さ

んが少し前に簡易リノベートされた。

店名は一緒だけどロゴがオシャレっぽくなっ

て、白木を使用した明るい店内になった。

それだけでちょっと入ってみようかという気

持ちになったし、入ってみれば、ハード面だ

けでなく、本の分類の仕方、見せ方もとても

良くなっていた。

幅広く何でも揃っているわけではないけれ

ど、特にこれという目的の本があるのでなけ

れば、その選ばれし本たちの中からピンと来

るものを手に取るというのも楽だし良いなぁ

と思う。

家の本棚には読んでいない本がまだまだある

けれど次の本はそろそろ本屋さんで選んでみ

よう。

すでにいくつかピックアップしているけれど

も。


清見オレンジのショートケーキ。






2回目のお一日参り

2021-05-03 | 日記

初めてお一日参りというものを実践してみたの

が4月1日。

あの日は爽やかな良い天気だったというのも

手伝って、一日健やかに気分良く過ごせまし

た。

それに気を良くしてというわけではないです

が、5月1日も同じ地元の神社にお参りに行って

まいりました。

この日も午前中はポカポカ陽気のお散歩日和。

連休中とあって、付近を散歩している人も多

かったし、神社に向かう人もちらほら。

しかしやはり、初詣の時とは違い、普段から神

にお参りするような方達は、礼儀もきちんと

されてますね。

お一日参りに限らず、普段から何事もなくても

自然に足を運び、お参り出来たら素敵だなと思

います。




神社には心を穏やかに、清らかにする良い気が

確実に流れていると思います。

今回は下の娘を誘って、2人でお参りしました。

彼女も今、いろいろと悩んでいる時なので、気

持ちの持ち様がほんの少しでも変わったり、何

かのヒントに繋がればいいなと思います。


⬇️は、リビングの窓から見えるマロニエの木。



赤い花が満開です。