クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

京都旅 その8

2022-03-31 | 日記

京都御所を出ると、青空が広がっていまし

た。



都御苑は、奥行きのある広々とした空間が

ても持ちの良い公園でした。

京都御所は、代々の天皇でしょうか、守りの

パワーの強さを感ました。


地下鉄に乗り、東山駅へ。




途中、横道に数人が並んでいる列が目に入り

ました。

気になって行ってみると、間口の狭い小さな

和菓子屋さんでした。

並びました😌

ほとんどの人がおはぎを購入していたので、

私たちもそれに倣い、おはぎを3個購入しま

した。

3個単位での販売なのだそうです。


通りに戻り、しばらく歩いて行くと、目が覚

めるような派手色の大きな居が見えて来ま

した。



平安神宮の大鳥居です。

迫力!




応天門が見えてきました。







応天門をくぐると、広場のその先に社殿。

横に長い!



拝殿でお参り。




こちらはたぶん蒼龍楼。



反対側に白虎楼があります。


平安神宮の目の前に「ロームシアター京都」

があります。

この劇場でオペレッタ「こうもり」が上演さ

れます。



付近には京都美術館や京都図書館等文化施

が並び、ゆったりとした素晴らしい環境の

にあります。

テラス席で先程のおはぎをいただきました。








この日は午後3時から本番だったため、娘

は12時半頃にここで別れました。

ここから単独行動です。

まず、ロームシアターを覗いてみました。

私たち家族は東京公演のチケットを購入した

ので、こちらでは鑑賞しません。

入口付近にポスター。



この他にも、第一回からの全てのポスターが

額装され、飾られていました。

小澤征爾音楽塾展も見てきました。









雲と桜

2022-03-28 | 日記

午前中、空を見上げると、何やら太く長い

大な雲が、青空を分断するように伸びていま

した。

しかしながら、周囲の高い建物に隠され、自

宅付近では全体像を見ることができませんで

した。

今日は天気も良かったので、そのまま石神井

公園に桜を見に行って来ました。

公園に到着すると、空が途端に大きく広がり

全体像を確認することができました。



フレームに全く収まりきりません。

時間的に、ちょうど太陽がその巨大雲の中に

すっぽり収まっていて、ちょっと面白い写真

が撮れました。








桜はほぼ満開でした🌸
















幹の割れ目からひょこっと、なんとも可愛ら

しい。



と同時に、桜の強い生命力を感じます。


夫に雲の写真を送ったら、「モーニンググ

ローリーじゃない?」と返事が返って来まし

た。



初めて聞く言葉です。

検索してみましたが、そうなのかな…🤔

上の娘は、昨日無事に小澤征爾音楽塾の全日

程を終えることができました。

今日は一日フリーの休養日だったので、一緒

に出掛け、途中でお弁当を買い、公園のベン

チで食べました。

自然に触れると、癒しとパワーをもらえま

す。







京都旅 その7

2022-03-27 | 日記

京都御所見学の入り口は、清所門から。

こちらの門は、すぐお隣にある「宣秋門」。




高位の貴族などが、天皇との対面のために使

用した玄関である「御車寄せ」の前を通り、
 
「承明門」へ。



この時、急に天気が回復したので、青空に朱

色の門が映え、一瞬南国にいるような気分に

なりました。

覗き見えるのは、最も格式の高い本殿である

「紫宸殿」




門の中に入ることができることに少し驚きま

した。

紫宸殿は、五箇条の御誓文の舞台にもなった

場所。



ここに立った時に、既視感がありました。

既視感というよりは、この場所に漂う空気感

というか、気の流れというか、もっと言うと

3次元の空間に時間軸も合わさったような不

思議な感覚、それを体感したことがあるなと

思いました。

そしてすぐに思い出しました。

明治神宮です。

明治神宮の拝殿のあるあの囲われた場所で、

宇宙の中心にいるような錯覚を覚えた…みた

いなことをこのブログでも書きましたが、あ

の時と似た感覚。

あの時よりは半分くらい弱かったですが。




五箇条の御誓文は、明治天皇が公家や大名に

示した新政府の指針。

明治神宮には、明治天皇が祀られています。

この二つの場所には、言葉ではうまく表せな

い何かがあると私は感じました。

そんなふうに思っていると、紫宸殿の真裏か

ら、たぶん鷹と思われる大きな鳥が悠々と羽

を広げて飛んで来ました。



まるで時空を超えてやって来たかのように。









オペレッタ「こうもり」 その2

2022-03-26 | 上の娘ごと

セットもまた素晴らしいです。

イギリスで手間を惜しまず丁寧に作られた

「こうもり」のセット。

解体され、イギリスからはるばる海を渡り、

本に着いからは大型トラック数台で運ば

れ、会場で100人超のスタッフが組み立て

て行くのだそうです。

実際、ここまで本格的で重厚感があり、細部

にまでこだわっているセットは見たことがあ

りません。

本物や本質にこだわる小澤征爾先生の気概が

ここにもよく表れています。

本物に触れることの大切さについて、小澤先

生は事あるごとに伝えていらっしゃいます。

今回、小澤征爾先生の指揮や指導を受けるこ

とは叶いませんでしたが、最初の練習日に少

し顔を出されたこと、東京公演の本番中、オ

ーケストラピットの横でずっと塾生たちを見

守られていたこと、それだけでも塾生にとっ

ては宝物となります。

喜歌劇なので、最初から最後まで終始明る

く、笑いありで、とても楽しく鑑賞すること

ができました。

27日の横須賀公演でラストを迎えます。

毎回のPCR検査はドキドキものですが、最後

までキャスト、塾生、支えてくださるたくさ

んのスタッフの方々が無事最後まで走り抜け

ることができますように😌


村上春樹さんからの差し入れ😳😳😳





「side park cafe」では、整理券をもらえる

ので、待ち時間の間付近を散歩できます。

私たちは15組目とだいぶ時間がかかりそう

だったので、たまたま目に入った上野東照宮

をお参りすることにしました。








全体的にまだ開花とは言えない感じではあり

ますが、場所によっては陽を浴びて少しずつ

桜が花開いていました。

この木は特に開花が進んでいた1本です。







花手水、素敵です。







たまたまお一人だけ写っていますが、実はか

なり列になっていました。








オペレッタ「こうもり」

2022-03-25 | 上の娘ごと

昨日は、小澤征爾音楽塾・オペレッタ「こう

もり」の東京公演でした。

上野公園口にある東京文化会館にて、午後3

時開演でしたが、平日なので、夫と下の娘は

それぞれ午後休を取っての鑑賞です。

下の娘とは早めに上野で待ち合わせをし、一

緒にランチをしました。

公園入口付近にある「parkside cafe」に

て。

ここは何度か行ったことがありますが、気候

が良ければテラス席が断然お勧めです。

昨日も少し待ちましたが、テラス席で。



明るい春の日差し✨

目の前は広場、その先はスターバックス。

とても気持ちの良い空間です。


私は、バターミルクチキンカレーとマッサマ

ンカレーを。



パラパラライスに数種の薬味が良い感じ。

カレーもどちらも美味しい。

下の娘は、青じそと桜海老の和風煮干しパス

タを。




ワッフルを一つオーダーして、シェアしまし

た。








お腹を満たしたところで、いよいよ「こうも

り」鑑賞です。

関係者席のS席をお願いしたのですが、9列目

の真ん中辺りというとても良いお席でした。

すぐ近くに、チェリストの宮田大さんに似て

る人がいるなーと思っていたら、どうやら

本人だったようです。

インスタのストーリーズに、次のようにあげ

くださっていました。
 

本日は、シュトラウスII世 : 喜歌劇「こうも

り」を観てきました!!

2003年17歳の頃に小澤征爾音楽塾オペラプ

ロジェクトで小澤征爾さん指揮で演奏したの

も「こうもり」だったので、昔の思い出と今

回の演奏の素晴らしさに涙😭


なんと17歳で!

宮田さんおっしゃる通り、オーケストラの演

奏は本当に素晴らしかったです。

日本人には身に付きにくいウィンナーワルツ

のリズムも、本場ウィーンフィルのトップ

ヴァイオリニストによる熱い指導の賜物で

しょう。

世界の第一線で活躍しているキャストの方々

の歌や演技の素晴らしさについては言わずも

がなです。