クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

OMF celebrates 30th

2022-08-28 | 上の娘ごと


セイジ・オザワ松本フェスティバルは、松本

市の夏の風物詩であり、市を挙げての一大イ

ベント。

市内、駅や道路沿い、施設、商店街等至る

ゴールドの「M」の文字をデザインしたブ

ルーのフラッグが並んでいます。

私も3年前に訪れた時にはその規模の大きさ

に驚きました。
























小澤征爾音楽塾の塾生はサイトウキネンオー

ケストラ(セイジ・オザワ松本フェスティバ

ルのだけに編成される内外の一流奏者によ

るオーケストラ)のリハーサルを見学するこ

とがき、また本番の演奏会も招待券をいた

だいて無料で鑑賞することができます。

初日にオペラ「フィガロの結婚」のドレスリ

ハーサルを鑑賞しましたが、24日には改めて

本番を鑑賞することができました。

恵まれています😌










サイトウキネンオーケストラは、オペラとは

別にもう一つプログラムがあり、そちらは、

武満徹 セレモニアル 「An Autumn Ode」

ドビュッシー 管弦楽のための「映像」

ストラヴィンスキー 春の祭典

という曲目。

指揮者は、シャルル・デュトワ。

シャルル・デュトワはかつて、N響でも振っ

ていました。

おそらく、 Y先生がN響に在籍されていた長

い期間の数年に当たっているはず。

リハーサルを見ていた娘は、和音を一つ一つ

ものすごーく大切にする指揮者なんだなぁと

思ったそうです。

Y先生の娘へのLINEでも、「彼の美学に反す

部分は徹底的にやりますね、流石です。」

とあったそうです。

そうそう、病気療養中の小澤征爾先生も松本

にいらしています。

小澤征爾音楽塾の練習中に一度お顔を出した

うですが、サイトウキネンオーケストラの

ハーサルには何度かいらして、時折声を掛

ていらしたそうです。

娘さんの小澤征良さんとお孫さんとご一緒

に。

コンサート本番のアンコールでは、車椅子で

舞台に登場、万雷の拍手がなかなか鳴り止ま

かったそうです。


松本城をバックに。







夏のユースオーケストラ 9

2022-08-24 | 上の娘ごと

娘の症状は、喉痛、咳、発熱でした。

熱は1日で下がりましたが、咳はしばらく

残ったようです。

感染しても、本人の体調次第で練習に参加し

て良いことになっているので、娘も翌々日に

は参加ていました。

発熱した日がちょうどフリーデーに当たった

ため、結果的に練習は1日も休まなかったこ

とになります。

その後もオーケストラ内、次々と感染者が出

ましたが、1日か2日休養すると、皆すぐに復

帰したそうです。

つまり、最早コロナは完全に風邪扱いなので

す。

隔離されることもなければ、濃厚接触者も存

在しせん。

コロナを恐れる人はいないのです。

ただ、メンバー全員が揃って公演を行えたの

は、半分程になってしまったようです。

1人か2人乗れなかった公演が4公演ほどあっ

たようです。

その時はイタリア人の先生が弟子を急遽呼ぶ

などし、事なきを得たそう。

帰りの便はドイツ・ミュンヘンの空港から。

アジアでは日本と香港のみ、帰国の際に、滞

在先でPCR検査を受け、陰性が証明されない

と出国出来ません。

しかもその証明書付きのPCR検査代が約3万

円と高額、もちろんユースオーケストラから

は出ません。

それを知った娘から電話がかかって来まし

た。

「そんな金額出せない😭」

夫に確認すると、「海外から来るお客さんも

要だから受けているけど、3万円かかるっ

言ってたよ。」と。

そうなのですねー😳

今現在、日本への入国はハードルが高いので

すね。

その上、陽性結果が出たりなどしたら、みん

なと一緒に帰れないわけですから、一大事😱

3万円は出してあげるからと言いましたが、

娘は理不尽な金額!と思ったらしく、ドイツ

に留学している友人に連絡し、その友人がお

得に検査を受けられたという施設を教えても

らい、日本人メンバーそこで検査しても

らったそうです。

なんと、約8千円。

どういうカラクリ?

結果は陰性で、無事出国することかできたの

でした。

香港人も日本人も全員陰性でした。

いやはや本当に良かった、良かった😌

娘は、PCR検査は感染してから1ヶ月くらい

経っても反応することがあるという話を聞い

ていたので、結果が出るまで戦々恐々として

いましたが、陰性とわかり、飛び上がって喜

んだそうです。

今回参加するに当たって、娘も私も、もしか

してアジア人に対する風当たりが強いかもし

れないね…と話していたのですが、娘による

と、そんなことは全くなく、どこに行っても

ウェルカム、ウェルカムでみんな優しかった

そうです。

数人から、アジア人お断りと言われて入れて

もらえなかったお店があったという話は聞い

たそうです。

総じて素晴らしい1ヶ月間のイタリア・ドイ

ツ滞在となったようです。


ミラノです。


































夏のユースオーケストラ 8

2022-08-22 | 上の娘ごと

上の娘が参加させて頂いた夏のユースオーケ

ストラ キャンプ&ツアーは、全ての公演を大

盛況で終え、予定通りに全員が無事それぞれ

の国に帰国することができました。

でもそれは、決して当たり前のことではな

く、ほとんど奇跡的なことなのではないかと

思っています。

昨今の厳しい状況下で、これだけ大掛かりな

一大イベントを無事成し遂げたこと、言語も

文化も環境も異なる20代の若いメンバー50人

がお互いをリスペクトし合い結束したこと、

ヨーロッパの人々が彼らを受け入れてくれた

こと、とてもとても素晴らしいことで、そこ

に明るい未来を感じます。

ジェネラルマネージャーを始めとした主催者

側スタッフの方々、スポンサーの方々がどれ

だけの準備を重ね、時間とお金と労力を消費

して来たかと思うと、本当に頭が下がる思い

です。

今回、参加するかどうか、実は母娘で少し迷

いました。

でも最終的に本人が行くことを決断しまし

た。

ワクチンは3回接種し、海外渡航用のワクチ

ン証明書も申請しました。

成田空港まではマスク着用が義務付けられて

いましたが、機内では日本人以外ほとんどの

人がノーマスクとなりました。

トランジットの空港でも、到着地のミラノの

空港でも誰もがノーマスク。

娘含めた日本人だけが律儀にマスク着用でし

た。

娘の場合は、出発の1週間ほど前に扁桃腺を

腫らして発熱し、診察を受けた経緯があるの

で、特にマスクは必須でした。

宿泊地のベルガモでも、当然ノーマスク。

ベルガモは観光地なので、各地から多くの

人々が集まって来ますが、そんなことは何の

意味も持ちません。

娘が縁あってヴァイオリンを弾かせて頂いた

教会の神父さんのように、高齢の方だけがぽ

ぽつとマスクを着用しているくらい。

ユースオーケストラのメンバーも日本人以外

全員ノーマスクです。

つまり、もう世界はそういうことなのです。

日本だけなのです。

そんな中、実は娘は早い段階でコロナに感染

しました。

喉痛から始まったので、扁桃腺が復活してし

まったと思ったそうです。

発熱もしました。

完全に扁桃腺によるものと思い込んでいたそ

うです。

香港人や台湾人はなぜかみんな抗原検査キッ

トを各自で何個も持って来ており、体調が悪

くて検査をしてみたら陽性だったというメン

バーが出て来ました。

症状のあった娘にもキットを無料提供してく

れ、それで初めて自分がコロナに感染してい

たことを知りました。

ジェネラルマネージャーに報告しました。

スタッフの方で用意していた香港の強めの漢

方を使った治療薬を渡されました。

娘が陽性と知って、香港人メンバーや台湾人

メンバーがマスクもせずにハグをしにやって

来て、「大丈夫よ!すぐ良くなるわ!」「私

はすでに2回罹ってるわ!」などと声をかけ

て行きました。



ベネチアです。
















































娘は中1の頃に家族で旅行したことがあるの

で2回めです。



ゴンドラの先頭さんが、年々水位が上がって

いるんだ😔と嘆いていたそうです。

こんなにも美しい光景が見られなくなる未来

は考えたくもないです。

みんなの意識がほんの少し変わるだけで、そ

んな悲しい未来は回避できるはず😌✨






氏神様参拝

2022-08-21 | 日記

今日は午前中、1ヶ月ぶりくらいに地元の神

社をお参りして来ました。

徒歩圏内とはいえ結構遠いので、猛暑日が続

たこの夏はついつい足が遠のいていまし

た。

曇りで気温も低めの今朝、ふと思い立って

行って来ました。

いつも通り、感謝の気持ちをお伝えした後、

の娘がイタリア・ドイツから無事帰国した

旨お礼をしました。

ホッとして、拝殿に背を向け、参道を歩き

たところで、後方からジジッという音と何

やら素早い気配を感じました。

むむ、何者?!と思った時には、そこそこ大

きな物体が、私の右の二の腕に勢い良く体当

りしていました。

ノースリーブTシャツを着ていたので、剥き

出しの腕になかなかの衝撃。

その物体は私の腕で屈折し、右方向に飛んで

行ったと思ったら、手水屋の柱にまりまし

た。

何者かと見てみると…



……セミ😳



ミンミンゼミでしょうか。

この子が勢い良く私にぶつかって来たのでし

た。

私もびっくりしたけど、セミもびっくりした

ことでしょう。

心なしか、後ろ姿が、はー、びっくりしたー

と言ってるように感じます☺️

それにしても、拝殿方向から飛んできました

からね。

これも何か意味のある出来事のように思いま

す😌


これは↓、熊野神社で夫が撮った写真。









松本へ出発しました

2022-08-20 | 上の娘ごと

イタリア・ドイツから帰国して3日、時差ボ

ケも完全に直らないうちに、上の娘は昨朝、

松本に出発しました。

小澤征爾音楽塾オーケストラとして、松本で

毎年開催される音楽祭「セイジ・オザワ松本

フェスティバル」に参加し、小中学生のため

の演奏会に出演します。

昨年、一昨年と中止となり、3年ぶりの開催

です。

今夏は例年より長めで、3週間の滞在となり

ます。

早速、昨日の午後は、到着したその足でオペ

ラ・モーツァルト「フィガロの結婚」のドレ

スリハーサル(本番さながらにドレスを着用

しての通しリハーサル)を鑑賞したそうで

す。

オーケストラは、サイトウ・キネン・オーケ

ストラ。

セイジ・オザワ松本フェスティバルのだけ

に編成されるオーケストラで、国内外で活躍

しているかつて斎藤秀雄先生門下だった先生

や、小澤征爾先生に関わる一流奏者の方々

メンバーです。

娘がお世話になっているY先生もいらっしゃ

います。



娘がイタリア・ドイツで食したもの。

ブッラータチーズのピザ。



日本ではまだあまり見かけませんよね、流

行ってはいますけど。


赤ワインリゾット。









毎日食べ続けたジェラート。









海外のスタバは名前を聞かれるんですよね😊