広島原爆の日の翌日、1回目の日本公演が、広島平和記念公園にて行われました。
「平和の響き」と銘打った、平和祈念コンサートです。
原爆ドームを背景に、屋外で行われました。
ヨーロッパでは、夏に野外クラシックコンサートというのはよくあることです。
実際、私たちもフランス駐在時代は、ヴァンセンヌの森などに行って、
芝生にシートを敷いて鑑賞したものです。
が、ここは日本。
気候が違います。
高温多湿の日本で、2時間以上、屋外で演奏し続けるというのは過酷です。
熱中症にかかってもおかしくありません。
人にはもちろんのこと、楽器へのダメージもあります。
演奏者にとってかなり無理のある企画ではありますが、
すでに決まっていたことですので、しっかりとやり遂げるしかありません。
指揮者もソリストもオーケストラメンバーも、汗だくになりながら、頑張りました。
大勢の観客を前に、広島平和記念公園という特別な場所で、
平和を祈念し、演奏できたことはとても素晴らしいことだったと思います。
チャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルトのソリストが、この公演から変わりました。
娘と同学年の友達で、すでに世界で活躍しているSくんです。
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