クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

2ヶ月経ちました

2016-05-30 | 下の娘ごと

久しぶりに下の娘ごとです。

大学生になって2ヶ月が経ちましたが、

付属高校時代とあまり変わらない日々を過ごしています。

一般の大学生にありがちな、入学した途端気が緩んで勉強しなくなった、

というようなことは一切なく、相変わらずまじめに練習に励んでいます。

もちろん、音楽に特化した大学に進学することを娘自身が望み、自分で決めたのですから、

そうあるべきであり、そうでないと親としても困るわけですが。

と思いつつも、自分の娘ながらよく頑張るなぁと、ある意味感心してしまう部分もあります。

上の娘にも同じことが言えますが、好きなこと、得意なことを子供の頃から見つけて、

その一つのことを長く休まず頑張り続けられるというのは、ものすごいエネルギーだと思うのです。

私にはそういうところが皆無なので、この子たちは本当に自分の娘なのだろうかと

不思議に思ったりもします。

昔から今に至るまで、努力することが苦手という、ダメダメ人間なのです。

自分の大学時代を振り返っても、勉強は単位を落とさない程度の必要最低限、

レポート提出と試験の時だけ必死に頑張るお気楽な学生でしたし、

勉学よりもサークル活動と飲み会とバイトが中心の学生生活だったな・・・と。

上の娘は、常にスケジュール帳が学内外のヴァイオリンに関わることで隙間が見当たらないほど

埋まっていますし、下の娘は、上の娘のような幅広い活動はしていません(できないw)が、

レッスンに食らいついていくために練習に多くの時間を割いています。

一般的な大学生活(といっても様々だとは思いますが)とは、だいぶ異なると思うのです。

それでも、好きなことだから、どんなに大変でもどんなに思い通りにいかなくても、

頑張れるのでしょうね。

一般大学の友達もたくさんいるので、その子たちの学生生活もよく知っているようなのですが、

だからと言って別段うらやましいとは思わないみたいです。

時々「いいなー」とは言ったりしますが、そこまで本心ではないようです。

昨日、下の娘は久しぶりに友達と渋谷に映画を見に行ったのですが、

渋谷に行くこと自体、高校1年で日本に帰国して以来、3度目くらいなんじゃないかしら。

帰って来て、

「ママ、渋谷に行くといろんな人に声かけられる~」

とびっくりしたように言っていました。

テレビ関係では2件声をかけられたそうで、

1件はフジのめざましテレビの何とか言うコーナーに出演してくれませんか?

というものだったらしいですが、授業が入っているので断ったとか。

まじめです。


なんか、書こうと思っていたことと違うことを書いてしまいました。

また明日書きますね。



実家に咲いていた紫陽花をもらってきました。

       












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オーディション初挑戦 その4

2016-05-28 | 上の娘ごと

審査員のお一人でいらしたY先生が、長文の講評をメールで送ってくださいました。

Y先生は、独特の感性をお持ちなので、レッスンでの音楽表現もまた独特・・・

というような内容のことを少し前にも書いたかと思いますが、

Y先生は、文章もまた独特でいらっしゃったのでした。

娘宛てのメールですから、もちろんまず娘が読んだわけですが、

「理解しようと頑張ったけど、半分以上わからなかった・・・」

と、諦め顔で私にメールを見せてきました。

どういうこと?日本語でしょ?と思いつつ、携帯を受け取った私。

なるほど、これはわからない・・・と納得。

さらりと1回読むだけでは理解できません。

なんだろう、大江健三郎の難解な文章を読む感じ?

フラットな文章もあるんですよ。

「僕が予想していたよりも、遥かに落ち着いていてくれて、その点はよかったと思います。」

でも、

「音を外した云々はお互いを聴き合って間口が変わったことによる跳躍距離の突然の増減

 によるもので、人のことを聴かない人ほど練習通りに飛びつけるというのも皮肉な話です。」

となると、むむむむむ

何度もゆっくり読み返して、ようやく理解しました。

その他、技術的なことについても、いくつか指摘してくださっていました。

また、これから卒業までにやるべきことについても言及があり、

娘も深く胸に刻んだようでした。

今回、前回までと要領が変わったため、幅広く実力者が集まり、

また年功を超えて勝たなければならず、現時点では難しかったということです。



これ↓、イラン出張のお土産なのですが、何だと思います?



殻付きのアーモンドです。

ピスタチオは殻付きで売ってますけど、アーモンドはちょっと見ないですよね。

かなり珍しいと思います。



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オーディション初挑戦 その3

2016-05-26 | 上の娘ごと

オーディションをわずか2時間後に控えた状況での思わぬハプニング。

大事に至らず良かったのですが、どこかで気の緩みがあったのだと思います。

再度しっかり気を引き締め直して、本番に臨みました。

コンクールと違って、受付の時間が一人ずつ決まっていましたし、

一人15分間、リハーサル室が用意されて、ピアノと一緒に練習することができました。

演奏順が後の人ほど待つということもなく、全員に等しい最適な待ち時間となっていました。

よく管理されているなと思いました。

公開オーディションだったので、私も客席で聴きました。

娘の演奏は、これまで通し練習を聴いてきた中で、最も良い出来だったと思います。

娘のモーツァルトはいつも微妙にもたつき感があって、それが気になるのですが、

この日は軽やかで音楽がよく流れていました。

しかし、派手に続けて音を外した箇所がありました。

私にはわかりませんでしたが、その他にも、

「カデンツァでもやらかした

と、演奏後、落ち込んでいました。

結果発表は約4時間後でしたが、食事をしたり、買い物をしたりして、周辺で待ちました。

一次審査でどのくらい絞られるのか、全く予想もできなかったので、

掲示板に番号が貼り出された瞬間、娘も私も驚きました。

えっ?!これだけ?!少なっ!!

思っていたよりずっとずっと狭き門でした。

コンクールではないので、審査員の先生方の講評は頂けません。

講評を頂くことで、自分の演奏を見直せますし、様々な指摘は勉強になりますし、

今後の目標にもなります。

ぜひ頂きたいものなのですが、残念です。

ですが、実は、このオーディションの審査員のお一人が、Y先生なのでした。

長文の講評をメールで送ってくださいました。



結果発表までの待ち時間で、遅めのお昼ごはん。

モスバーガーにて。



私はダブルでないと足りません


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オーディション初挑戦 その2

2016-05-24 | 上の娘ごと

手が滑ってしまったそうです。

持っていたヘアアイロンが、手から滑り落ちました。

そのまま床に落とせばよかったのですが、条件反射で拾おうとしてしまうのですね。

一瞬ではありますが、手首とお腹で挟んでしまったみたいです。

私もその場にいたので、すぐに流水で流させました。

本人は、「一瞬だったから大丈夫! ちょっと熱かっただけ。」と言っていましたが、

一瞬とはいえ、160度ですからね。

15分程、水を流し続けて冷やしました。

その直後は、こんな感じ。

          

広範囲が赤くなっていますが、これは冷えたから。

本人も、どこが患部なのかよくわからないと言っていたのですが、

周囲の赤みがひいてくると、浮き上がってきました。

       

左手首の小指側を火傷していました。

まずは、やけどの場所が、手、特に指ではなかったことは不幸中の幸いでした。

とはいえ、演奏中、手首もかなり動かしますから心配です。

ヘアスタイルを整えたら、少し練習をして家を出る予定だったのですが、

この予期せぬ事故でだいぶ時間が押してしまいました。

「ちょっとヒリヒリするけど、状態を確認してくる。」

と10分程、練習しに行ったのですが、戻ってくると、

「だんだん痛くなってきた あとちょっと手首が攣る感じがする

 4番の指のビブラートがかけづらい

と言い出しました。

なんてこと?! それはかなりまずいのでは?!

患部を見ると、水ぶくれになっていました。

娘が練習している間に、やけどの処置についてネットで調べていたのですが、

「キズパワーパッド」が良いらしいという情報を得たので、

駅に向かう途中のドラッグストアで購入、その場で薬剤師さんに貼っていただきました。

キズパワーパッドの存在は知ってはいましたが、使うのは初めて。

これは優れものです。

まず傷口をぴっちりしっかりホールドしてくれるので、痛みもかなり軽減されるし、

保護されているという安心感を得られるのだそうです。

隅から隅まで粘着力が非常に強く、伸縮性もあるので、どんな動きをしても絶対にはがれない

のだそうです。

以上、娘の感想。

やけどには、水ぶくれが破れて体液が出てしまった後にこそ、効果を発揮するそうですが、

今はとにかく、傷口を保護してくれて、動きが制限されない、それだけで十分。

一時はどうなることかと思いましたが、何とかなりそうで安心しました。

       


ちなみに、写真はすべて娘撮影。

緊急事態だというに、友達グループにLINEで報告していました。

なに、その余裕。



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オーディション初挑戦

2016-05-23 | 上の娘ごと

上の娘、週末、某所で某オーディションを受けました。

が、残念ながら、落ちてしまいました。

初めての挑戦な上、このオーディションの募集要領が今回から変更になったため、

傾向やレベルなどが全くわかりませんでした。

応募人数、演奏順も、当日受付をするまで知らされず、

行って初めて応募者が意外に多かったことを知りました。

二次審査まであるのですが、情報がなさ過ぎて、一次審査でどのくらい落とされるのか、

何人くらいに絞られるのかということも、予想不能でした。

オーディションは、やはりコンクールとはいろいろ違いました。

そのため、少し戸惑いました。

とはいえ、舞台で演奏し、審査員に審査されるという意味では何ら変わりません。

コンクールの場合、一次審査では時間制限があったり、途中で切られることも多々ありますが、

このオーディションの一次審査の課題曲は、

モーツァルトのコンチェルト(第3番、第4番、第5番のいずれか)の第1楽章を

カデンツァ含めてすべて演奏、というものでした。

前にも書きましたが、オーディションでこの曲は必ずと言っていいほど課題曲になりますし、

音楽を専門にしている学生であれば、誰でも弾ける曲でもあります。

テクニックに頼らない分、音程と音楽性が浮き彫りになってしまうのです。

中学生の頃から、娘がずっと苦手に思ってきたモーツァルト。

今回、Y先生に何度もレッスンしていただき、娘自身もしっかり対峙し考えて練習した結果、

ようやくモーツァルトらしくなって来ていました。

当日朝も、前向きな気持ちで準備をしていたのですが、

ステージ用のヘアスタイルにするため、洗面所で髪の毛にアイロンを当てていた時に、

それは起こりました。



「音楽で夢みる午後」観賞後、再びランチをしたお店に戻って、お茶をしました。












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