クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

声楽実技試験

2013-09-30 | 下の娘ごと

28日は、上の娘のヴァイオリン実技試験の日でしたが、

下の娘の声楽実技試験の日でもありました。

イタリア歌曲から1曲とコンコーネから2曲。

伴奏は、いつも仲良くしているMちゃんが引き受けてくれました。

Mちゃんも自身のピアノ実技試験で大変なのに、

何度も合わせ練習に付き合ってくれたみたいです。

なんていい子!

優秀だしね!

試験当日も1時間前に待ち合わせをして、最後の調整をしてくれました。

娘はトップバッター。

一番最初って、不手際があったり、予期せぬことが起こったりしがちですが、

娘の時も然り。

ピアノの譜面台の位置にちょうどエアコンの風が当たっていたようで、

Mちゃんが弾き始めてすぐに、そして娘が歌い始めてすぐに、

楽譜が風でめくられ、楽譜を見て弾けない状態に。

しかし、さすがMちゃん!

そんなハプニングにも動じず、左手で楽譜を押さえ、右手で弾き続けました!

娘も、えっ?!何が起こった?!と思ったそうですが、

こちらも動じず、歌い続けたそうです。

異変に気付いた先生が、すぐに譜めくりに向かって、

その後は事なきを得ました。

歌い終わって、審査の先生から、

「さっきのハプニングは、点数には全く関わらないから、気にしなくて大丈夫。」

と言われたそうです。

ま、当然ですね。

それにしても、音楽を止めなかったMちゃんは立派!


ヴァイオリンはそれほどヘアスタイルにうるさくないのですが、

声楽とピアノは結構うるさいです。

ピアノ実技試験の2つ前のレッスンでは、

「この横のちょろんとした髪の毛、本番はどうにかしてね。」

とE先生から注意されてしまったので、

試験直前のレッスンでは、

ハーフアップにして、顔周りの短めの髪は小さなポンパドールにしていきました。

すると今度は、

「このぼこぼこしたところ、本番はちゃんときれいにまとめてね。」

と再び注意されてしまいました。

自分でやったので、雑だったみたいです。

しかし、そんな細かいところまでチェックされるとは~

そんなわけなので、試験当日は私がやりました!

細い三つ編みを左右に作り、後ろでまとめました。

小学校までは、毎日結んであげていたので、

ちょっと懐かしい気持ちになりました



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推薦試験本番

2013-09-28 | 上の娘ごと

25日は、下の娘のピアノ実技試験の日でしたが、

上の娘の副科ピアノ実技試験の日でもありました。

結果は、「まあまあ。」とのことです。

よかった、よかった。

副科ですから、十分です


28日はいよいよヴァイオリン実技試験。

1週間前に弦を張り替えました。

試験や発表会、コンクールの本番1週間前には、

経たってしまった弦を必ず張り替えます。

が、今回はちょっと不具合が生じました。

実は今回に限ったことではないのですが、

ヴァイオリンのナット部分(渦巻きの近く)の彫が微妙に弦と相性が悪く、

弦を替える際、無駄に力を入れたり、無理やり入れ込んだりするため、

弦の巻きが外れてしまうことがあるのです。

そうなると、その弦は使い物にならず、無駄にしてしまうことに。

上手くいく時もあるので、なんとなく放っておいたようなのですが、

下手をすると2本続けて失敗することもあるわけで・・・

それを娘から聞いた私、

決してお安いものではないだけに、これは相当にもったいない!

在庫もなくなるし、これはすぐにでも何とかしたほうがいい!

と思い、本番1週間前ではありますが、

いつもお世話になっている工房のTさんにお願いして、

修理していただくことにしました。

日曜日でしたが、事情をお話してその日に予約を取ることができました。

結果、その場で彫りの部分を改善してくださり、

失敗して巻きが外れた弦も上手く再生してくださり、

無駄なく処理が完了しました。

2、3ヶ月に一度は、かつて修行されていたイタリアの工房に戻られるTさんなので、

その日のうちにお願いできて本当によかった。

同時にヴァイオリン全体の状態も見てくださいますし、

大切な駒の微調整もしてくださいますし。

これで、楽器の心配はなくなりましたが、

スケールの練習が厳しすぎて、またまた小指を負傷。

弦の上を滑らせては押さえる滑らせては押さえる・・・

を何度も何度も繰り返すので、切り傷状になってしまう。

水脹れになるという友達もいるし、みんな何かしら抱えているんですけどね。

昨日はK先生の試験前最後のレッスンが午後7時から8時半までありました。

夜10時頃、くたくたになって帰ってきました。

たいへんだ・・・

まあ、試験の娘の順番は午後なので、朝は少しゆっくりできました。

さてさて本番!

K先生にも「大丈夫!」と送り出されました。

K先生もY先生も、今回は演奏会のため審査員にいらっしゃらず、

少し心細いと娘は言っていましたが、

きっと大丈夫!

堂々と自信を持って演奏しておいで







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ピアノ実技試験

2013-09-26 | 下の娘ごと

下の娘、昨日はピアノの前期実技試験でした。

無事終了!とは言い難い結果だったみたいです。

「もう一度やり直したい

と、かなり落ち込んで帰ってきました。

音楽が止まってしまったとか、大きなミスをしたとか、

ミスタッチがあったとか、そういうことではないらしいですが、

速いパッセージで指が転んでしまったのだそうです。

試験前日、最後のレッスンがあったのですが、

その時もあまり良い状態ではなかったようで、

E先生には、「後はあなたに任せるわ。」と、

まるでさじを投げられてしまったかのような言われよう。

音高に入るまで、技術は二の次で感性で弾いてきた娘、

音高に入ってから、楽譜に忠実に弾こうとするあまり、

肝心な音楽性がこのところどこかに行ってしまった感じでした。

先生にもそこを指摘されていました。

「16分音符がばらばらよ!」

と注意されて、そこに意識を集中すると、

ただ平坦なつまらない演奏になってしまうといった具合。

結局のところ、技術が追いついていないから、

音楽性も出せないということなのだろうけど。

練習は決してサボってはいないので、やり方というか質の問題だと思います。

試験前になって、いろいろ混乱してしまった感じ。

E先生も、たくさんの生徒を抱えてお忙しいにもかかわらず、

直前レッスンをたくさん入れてくださいました。

でも、残念ながら、本人曰く、

「満足いく演奏が出来ませんでした。」

ということのようです。

試験当日、E先生は審査員の中にいらっしゃいませんでした。

ピアノ科はそもそも人数が多く、

3年生は大学推薦試験でもあるため別枠であり、

副科ピアノも同日だったこともあり、

試験会場はそれぞれ別で同時進行。

E先生は、ピアノ科3年生の審査員をされていたそうです。

だから、E先生は娘の本番の演奏は聴いていらっしゃいません。

当日夜、娘は、試験が終わったこと、出来があまりよくなかった旨、

メールで報告しました。

先生からの返信は、

「・・・・これからは、もっとじっくり時間をかけて深く勉強していきましょうね。

 ○○○ちゃんの良いところをたくさん磨いていってくださいね。」

というものでした。

本番直後、かなり落ち込んでいた娘ですが、

気持ちを切り替え、後期試験に向けて頑張る気になったみたいです。

とりあえず、次はE先生門下発表会です。

早速、練習を再開しました。



栗のロールケーキ@ユーハイム。





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メンコン

2013-09-23 | 日記

上の娘と同じクラスの男子で、

昨年、日本で最も権威あるクラシック音楽コンクールに参加、

高校2年生にして堂々第2位に輝いたSくん。

先週木曜日、そのSくんがソリストを務める演奏会に行ってきました。

曲は、メンデルスゾーンのヴァイオリンコンチェルト(メンコン)。

場所は、サントリーホール。

あの大ホールが満席です。

オーケストラのコンサートミストレスは、娘の通う高校(大学)の教授で、

Sくんは門下生にあたります。

先生にとっては、愛弟子の活躍を目の前で見守ることが出来、

Sくんにとっては、信頼している先生が後ろで支えてくださるという素敵なシチュエーション。

Sくんのメンデルスゾーンは、本当に素晴らしかったです。

指揮者と共に登場した時は、ベストにリボンの可愛らしい衣装も手伝って、

ちょっと幼く感じましたが、ヴァイオリンを構えた途端、キリリ。

メンコンは、難曲揃いのヴァイオリンコンチェルトの中で

比較的技術が緩やかと言われているので、

上の娘も中学生の時に手を付けたことがありますが、

あれは今思えば、メンコンなんて呼べるものではなかった。

またそのうち、今度は本格的に取り組むんだろうな。

Sくんは高校生ですけど、演奏は完全にプロです。

圧倒的な技術と音楽性で、最初から最後まで淀みなく堂々と完璧に弾ききる。

なんであんなに素晴らしい演奏が出来るんだろう。

天才と言ってしまえばそれまでだけど、

全く気を逸らされることなく、Sくんの世界にぐいぐい惹き込まれてしまう。

上の娘も身を乗り出して、集中して聴き入っていた。

私も一音たりとも聴き逃したくないという思いで、食い入るように聴いていた。

すごいな。

本当にすごい。

聴衆のみなさん同じ思いで、

Sくんに向けられた拍手はそれは盛大なものでした。

拍手が鳴り止まず、何度もカーテンコールが繰り返されました。



頂き物のハワイチョコ。





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すみのえ

2013-09-22 | 日記

先週水曜日、OL時代の先輩と会いました。

入社した時からずっと大好きな先輩です。

新宿で待ち合わせ。

お昼ごはんは、「墨絵」にて。

先輩が連れて行ってくれました。

前菜。




お魚を選びました。




焼きたてバゲット&オリーブオイル。




アーモンドアイスクリームとコーヒーが付きます。

美味しかった!

先輩、ごちそうさま



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