クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

香港リハーサルキャンプ その7

2018-07-31 | 上の娘ごと

ヴァイオリンを指導してくださる先生は3名。

練習中は厳しいものの、御三方とても仲が良いそ

うで、いつも明るく楽しそうなのだとか。













娘は一番上の写真の先生が大好きなのだそう。


ソリストも登場。

最初の合わせ練習が行われました。


ロシア人ピアニストの「アンナ・ツィプラエワ」




ラフマニノフ : パガニーニの主題による狂詩曲

作品43 を演奏します。


昨年度は初めての参加で様子も全くわからなかっ

たし、アジア・アメリカ・ヨーロッパ各国を周る

ワールドツアーだったため、いつも使っている大

切なヴァイオリンを持って行くことに不安を感

じ、一代前のヴァイオリンを持って行きました。

2回目の今年は、ギリギリまで迷っていました

が、最終的にいつも使っているヴァイオリンを持

って行くことに決めました。

その方が断然良いということはわかっていても、

何かあったら・・・と心配が大きかったのです

が、ストラディバリウスのような文化遺産的名器

でさえも世界中を飛び回っているわけですから

ね。











香港リハーサルキャンプ その6

2018-07-30 | 上の娘ごと


土曜日の夜は、指揮者や指導者が宿泊している高

級ホテルにて、ブッフェスタイルのディナーだっ

たそうです。

グランドハイアットでのバーベキューパーティー

とこのブッフェディナーは、昨年と全く同じイベ

ント。


ロブスター、ローストビーフ、ステーキ。




この組み合わせは、二皿食べたそう。

きっと私も同じことする😋


デザートもたっぷり。
















ハーゲンダッツのアイスクリームも食べ放題。



どこかのテーブルの子たちが、食べたハーゲンダ

ッツの空容器を並べたもの。

「AYO 2018」と並べています。

娘はハーゲンダッツならいつでも食べられると、

他のスイーツに行ったそうです😋


こちらは、数日前のランチ。




ズラーッと並んだピザ。





いつもは渡された食事代で各自適当に用意するの

ですが、こんな日も。










香港リハーサルキャンプ その5

2018-07-28 | 上の娘ごと


オーケストラメンバー全員に言えることのようで

すが、娘もかなり疲れが溜まってきている模様。

ここ数日は、寮の部屋に帰ってきた途端、睡魔に

負けて寝落ちしてしまうとか。

目覚まし時計もセットせずに寝てしまうのです

が、このまま寝ちゃダメだ!寝坊してしまう!と

どこかで気にしているようで、普段あんなに寝起

きの悪い上の娘なのに、明け方自力で起き、今の

所まだ遅刻はしていないそうです。

夕食は、練習後そのまま数人と近くてお手軽なマ

クドナルドに行くことが多いようですが、先日は

香港人メンバーに飲茶に連れて行ってもらったそ

うです。













































いいなー、本場の飲茶。

美味しそう😊







香港リハーサルキャンプ その4

2018-07-23 | 上の娘ごと

毎日長時間本気の厳しい練習が続き、1日の練習

がようやく終わる頃には疲労困憊状態のメンバー

たち。

ハープの女子(日本人)には、「ヴァイオリンの

子たち、日に日に顔が死んでってるね。」と言わ

れる始末。

実際、ヴァイオリンは曲のほとんどすべてを弾い

ているので、休める時間が極端に少ないのです。

しかもちょっとでも気を抜こうものなら、目を光

らせている指導者や指揮者にすぐに気付かれ、あ

っという間に席が下がってしまうという恐怖。

いまだ、席順は確定していないそうです。

管楽器の子たちには、「ヴァイオリンって毎日席

が移動して大変だね。」と。

そんな感じなので、練習が終わればすぐにでも寮

に帰って休みたいわけなのですが、そのまま帰っ

たところで食べるものはなく、結局毎晩似たよう

なファストフード店に寄ってお腹を満たしてから

帰るのだそうです。

そんな中、土曜日の夜は久々のご馳走だったよう

です。

「グランドハイアット 香港」のプールサイドで

バーベキューパーティー。

昨年も同様にこの場所で行われたのですが、どち

らも同じ方のご招待によるものだそうです。

もしかしたらもう何年も続いているイベントなの

かも。

オーケストラメンバー100人、指揮者・指導者・

スタッフ数十人の大所帯。

ホストのお名前は個人名お一人だけなので、音楽

に深い理解があって、個人的に支援してくださっ

ている大富豪なのでしょう。


グランドハイアットのプールサイドからの眺め。





































人気ピアニストと指揮者

2018-07-21 | 日記

少し前になりますが、小林愛実さんピアノソロの

コンサートを鑑賞してきました。

小林愛実さんのことは彼女が小学校低学年の頃に

知りましたが、当時からその天才的な演奏に驚き

を覚えました。

数年前のショパンピアノ国際コンクールの時も、

ファイナルまで陰ながら応援していました。

今回招待券を頂きまして、初めて生で聴くことが

できました。

曲は、ラフマの2番。

あの壮大で美しく、力強いフレーズも多い大曲。

音量という点では、体も手も大きな男性の方が圧

倒的に有利なのでしょうが、女性としてもかなり

小柄な小林愛美さんが時に椅子から飛び上がるよ

うにして、立ち上がって全体重を手に乗せるかの

ようにして重量感のある音を作り出していまし

た。

渾身の演奏でした。









指揮者は西本智実さん。

この方の指揮を拝見するのも初めて。

私は特に興味も持っていなかったので、フラット

な気持ちで指揮を見、音楽を聴いていたのです

が、噂に違わずその指揮や立ち居振る舞いは確か

にかなりカッコ良かったです。

そしてちょっとびっくりしたのが、女性ファンが

たくさん付いているということ。

明らかにこの方目当てのご婦人方があちこちにい

らっしゃいました。

この日のコンサートはチケット完売の満員御礼、

当日券もなし、だったのですが、小林愛実さんだ

けではなく、指揮者の人気もだったのですね。

新しいものを見た気がしました😊