はー、終わったー
下の娘、昨日はピアノ実技試験でした。
前回は、試験2日前になって、それまで作り上げてきたものが突如崩れるという
予期せぬ事態に陥り、その後なんとか本番までに持ち直しましたが、
E先生にはご心配をおかけし、本人と私は冷や汗だらだら、心臓ばくばくの試験でした。
今回はそのようなことはなかったものの、それでもやっぱりやってくれました。
結構派手なミスタッチを
しかも2回弾き直してしまったとか。
うーん、きっと大きな減点だ
練習時にいつもミスタッチしがちだった両手同時の難しい和音ではなく、
ほとんど間違えることのない左手だけの和音。
よりによって、なんでそこ?
ミスしがちだったところは、それこそ何百回も繰り返し練習して
ほとんど間違えないようになっていたのに。
そこをクリアしてちょっとホッとしてしまったのかしら。
ミスした後の演奏のことは、あまりよく覚えていないそうです。
大きなミスはしなかったものの、良い出来ではなかったはずだと。
すっかり落ち込んで帰って来ました。
実は、直前の2回のレッスンでは、3曲とも良く仕上がっており、
E先生も「今回は期待できそうね。」とにこにこしていらしたとか。
さらに嬉しいことに、娘のこの夏休み中の頑張りを認めてくださり、
「確実に1段階ステップアップしたわよ。」
とまでおっしゃって下さっていました。
「それなのに・・・、またE先生の期待を裏切ってしまった・・・」
と、どちらかというとそちらの方がショックな娘。
本当は、その日のうちに先生にメールをして講評を仰がなくてはいけないのに、
どんなに促しても、怖くてできないと拒否。
仕方がないので、気持ちが落ち着いてから、翌朝メールしようということにして、
文面を一緒に考えました。
結局、ごくシンプルな文章にして翌朝送信。
しばらくして返ってきたのは、直々のお電話でした。
娘、引きつった顔をして、携帯片手に自分の部屋にこもってしまいました。
15分程して出てきたときには、晴れやかな笑顔。
ん?
「大丈夫だった。褒められた。」
あぁ?
実は、今回、E先生は2年生のピアノの審査員をされていました。
娘の演奏ももちろん目の前で聴いていらしたのです。
「やっぱり、音がとても良かったわよ。」
これはいつも必ずE先生が言って下さること。
私にはよくわからないのですが、誰にでも出せる音ではないのだそうです。
音の良さだけは、娘の宝物らしい。
「バッハは良かったけど、あとの2つは拍感が良くなかったわね。」
「あのミスタッチは弾き直さないでそのまま行っちゃえば良かったのよ、ご丁寧にまあw」
といった感じで、講評をくださったようです。
ミスタッチに関しては、相変わらずそれほど大ごとには捉えられていない感じで、
「場数が足りないのよ。」と。
ただ、
「私は妥当な点数を付けたけど、ミスをすると大きく減点される先生もいらっしゃるから。」
とおっしゃっていたそうです。
それは当然のことと思うので、まあ、点数は期待できないでしょうね。
仕方ないです。
最後に、「よく頑張りました。」と締めくくって下さったそう。
レッスンは厳しいけれど、心優しい先生です。
娘もショックからあっという間に立ち直っていました。
ん?いいのか?
しかしながら、本番でのミスタッチ、
本当に場数を踏むことで乗り越えられるのかなぁ・・・
ベランダでお昼ごはん。
実技試験でミスをし、ショックで少しばかり危ない子になっています
ランキングに参加しています。
クリックしてくださると嬉しいです!