クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

前期声楽実技試験

2014-09-28 | 下の娘ごと

ピアノ実技試験が終わると、すべて終わった気になってしまうけど、

実はまだ声楽実技試験が残っていたのでした。

だいぶモチベーションは下がりましたが、それでも真面目に取り組みましたよ。

当たり前か。

でも、声楽というのは、ピアノやヴァイオリンと違って、

あまりガシガシ練習しても身にならないというか、

本番前日も、「喉を痛めるからもう止めとくね。」とか言って、

たった2回しか通さなかったわ。

もちろん音程の確認や、歌詞の確認は何度もやっていましたけど。

コンコーネは、38番と39番を用意していき、本番直前にどちらかを指示されます。

イタリア歌曲は、「Se tu della mia morte」。

「貴方が私の死の栄光を」という日本語名。

この曲がまたね・・・まさに大人の激しい恋を描いた作品のようで・・・

恋だの愛だの別れだの、何も知らない高2の女の子が、

「M'uccida!」私を殺して!

などと訴えかけるように歌わないといけないわけです。

そんな深い意味を到底理解しているとは思えないし。

でも、お気に入りのフレーズではあるようで、

「ムッチーダ!」「ムッチーダ!」とよく歌っていましたわ。

今回も、ピアノ伴奏は仲良しのMちゃん。

いつも完璧な伴奏をしてくれて、後ろで見守ってくれて、頼りになるお友達です。



9月25日は結婚記念日でした。

と言っても、その日、夫は接待でしたし、特別なことは何もしませんでしたが。

「ジョトォ」のケーキだけ頂きました。


























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前期ピアノ実技試験

2014-09-25 | 下の娘ごと

はー、終わったー

下の娘、昨日はピアノ実技試験でした。

前回は、試験2日前になって、それまで作り上げてきたものが突如崩れるという

予期せぬ事態に陥り、その後なんとか本番までに持ち直しましたが、

E先生にはご心配をおかけし、本人と私は冷や汗だらだら、心臓ばくばくの試験でした。

今回はそのようなことはなかったものの、それでもやっぱりやってくれました。

結構派手なミスタッチを

しかも2回弾き直してしまったとか。

うーん、きっと大きな減点だ

練習時にいつもミスタッチしがちだった両手同時の難しい和音ではなく、

ほとんど間違えることのない左手だけの和音。

よりによって、なんでそこ?

ミスしがちだったところは、それこそ何百回も繰り返し練習して

ほとんど間違えないようになっていたのに。

そこをクリアしてちょっとホッとしてしまったのかしら。

ミスした後の演奏のことは、あまりよく覚えていないそうです。

大きなミスはしなかったものの、良い出来ではなかったはずだと。

すっかり落ち込んで帰って来ました。

実は、直前の2回のレッスンでは、3曲とも良く仕上がっており、

E先生も「今回は期待できそうね。」とにこにこしていらしたとか。

さらに嬉しいことに、娘のこの夏休み中の頑張りを認めてくださり、

「確実に1段階ステップアップしたわよ。」

とまでおっしゃって下さっていました。

「それなのに・・・、またE先生の期待を裏切ってしまった・・・」

と、どちらかというとそちらの方がショックな娘。

本当は、その日のうちに先生にメールをして講評を仰がなくてはいけないのに、

どんなに促しても、怖くてできないと拒否。

仕方がないので、気持ちが落ち着いてから、翌朝メールしようということにして、

文面を一緒に考えました。

結局、ごくシンプルな文章にして翌朝送信。

しばらくして返ってきたのは、直々のお電話でした。

娘、引きつった顔をして、携帯片手に自分の部屋にこもってしまいました。

15分程して出てきたときには、晴れやかな笑顔。

ん?

「大丈夫だった。褒められた。」

あぁ?

実は、今回、E先生は2年生のピアノの審査員をされていました。

娘の演奏ももちろん目の前で聴いていらしたのです。

「やっぱり、音がとても良かったわよ。」

これはいつも必ずE先生が言って下さること。

私にはよくわからないのですが、誰にでも出せる音ではないのだそうです。

音の良さだけは、娘の宝物らしい。

「バッハは良かったけど、あとの2つは拍感が良くなかったわね。」

「あのミスタッチは弾き直さないでそのまま行っちゃえば良かったのよ、ご丁寧にまあw」

といった感じで、講評をくださったようです。

ミスタッチに関しては、相変わらずそれほど大ごとには捉えられていない感じで、

「場数が足りないのよ。」と。

ただ、

「私は妥当な点数を付けたけど、ミスをすると大きく減点される先生もいらっしゃるから。」

とおっしゃっていたそうです。

それは当然のことと思うので、まあ、点数は期待できないでしょうね。

仕方ないです。

最後に、「よく頑張りました。」と締めくくって下さったそう。

レッスンは厳しいけれど、心優しい先生です。

娘もショックからあっという間に立ち直っていました。

ん?いいのか?

しかしながら、本番でのミスタッチ、

本当に場数を踏むことで乗り越えられるのかなぁ・・・



ベランダでお昼ごはん。



実技試験でミスをし、ショックで少しばかり危ない子になっています



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試験とレッスン

2014-09-22 | 上の娘ごと

上の娘、今日で学科試験終了だそうです。

科目は「和声」。

私には全く手も足も出ない領域です。

とにかく難しいのだそうです。

授業には毎回出ていたにもかかわらず、

先週の時点でほとんど理解できていなかったらしい。

先週半ばを過ぎた頃、自分一人では解決できないことに気付き、

付属高校時代からの友達に泣きつきました。

苦手とする学生(特に女子ね)が多い中、

難解な理論をよく理解していて、しかも面倒見のよい優しいKくん。

娘たち女子が泣きつくと、「講習会を開いてあげるから、人集めて。」と。

頼れるなぁ。

いつも一緒にいるメンバーがほとんど集まって、講習会が開かれました。

全員女子ね!

男子は自力で理解できるらしい。

娘は3回に渡ってじっくり教えてもらったみたいですよ。

実に親切な友達ですね。

Kくんとしても、教えることでいろいろ確認できるし、暗記もできるからいいんですって。

しかしですね、うちの娘はテスト前日の昨夜12時過ぎにも、

和声の問題を解いていて、わからないところが出てきたので、

すかさずKくんにLINEし、LINE上で教えてもらっていましたよ。

ちょっと頼りすぎじゃない?と言ったら、

「いま、Sくんの家で泊りがけで個人教授しているから大丈夫!」

ですって。

Sくんは、前日にウィーンから帰国したばかり。

まさに一夜漬けで、和声のお勉強。

一睡もしなかったらしいですよ。

天才は努力家でもあります。

それにしても、Kくん、ちょっといい人すぎじゃないですかね・・・


下の娘の前期実技試験も近づいてきました。

土曜日もレッスンがありましたが、今日もまたレッスンです。

土曜日の時点ではまあまあだったようですが、今日はどうでしょう。


土曜日、私は役員会で高校に行っていました。

文化祭の話や、チャリティコンサートの話。

今年ももう終わりに近づいているんだな…とちょっと寂しい気持ち。

時の流れが速すぎて恐ろしいです。


KALDIもハロウィン仕様でした。






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テスト期間中

2014-09-18 | 上の娘ごと

上の娘、今週は学科のテスト週間です。

毎日毎日非常に忙しそうです。

3~4時間しか寝てないんじゃないかな。

高校の時と違って、テストだけに集中できるわけではないですからね。

テストを実施しない学科は普通に授業があるし、

最もウェイトのあるオーケストラの授業はもちろんあるし、

Y先生のレッスン、K先生のレッスンもしっかりあるし。

オケがあるということは、

持ち慣れないヴィオラの自主練をこつこつしないといけないということだし、

レッスンがあるということは、

先生にお見せできる程度にまで十分練習をして持っていかないといけないということ。

やることが多すぎてアップアップしています。

月曜日は、翌日のフランス語のテスト勉強のため、

フランス語が得意な友達の家に泊まり込んでいました。

英語はテストではなく、4~5分のスピーチ。

お題がいくつかある中で、「My greatest challennge in music」を選んでいました。

というより、私が選びましたw

日本語文もサクッと考え、さらに英作も手伝いましたよ。

大学生になっても、勉強みてあげないといけないとかどうなの?

まあ、あまりにやることが多くて、泣きついてきたのでね。

そうそう、テストといえば、リセに通っていたSちゃん。

バカロレアの試験を無事乗り切ったわけですが、

Sちゃんにとって最も手強く辛かったテストが「哲学」。

日本では、高校の授業に哲学はないですよね。

大学の一般教養で取る程度じゃないかしら。

私も1年生の時取りましたけど。

高校生のうちからやらせるとか、非常にフランス的ですね。

その哲学のテスト、毎年問題はたったの1問。

そしてその1問に、なんと4時間かけて解答するそうなのです!

4時間ですよ!!

もちろんフランス語。

しかも持ち込みなし。

私も大学時代、法律系のテストで1問だけというのはよくありましたけど、

1時間半ですし、日本語ですし、六法全書配られますしね。

高校卒業時点で、そんな厳しいテストを課すとかほんとびっくりだわ。

解答するのは1問なのですが、問題は3問あって選択するのだそうです。

Sちゃんが選んだ問題は、「幸せになるために何でもすべきか?」。

うーん、難しい。

日本語だって無理だ。

Sちゃんは、なかなか良い点を取れたみたいですよ。



下の娘は、レッスンも授業もなく、自宅練習日。

1日中、家にいました。

といっても、1日中練習に励んでいたわけではもちろんありませんよー

お昼ごはん@ベランダ。



なんか変な子写ってますが・・・

上海の水族館で下の娘が一目惚れしたアザラシのぬいぐるみ。

カラッと天気が良かったので、このテーブルの上に載せて、

虫干ししていたところでした。

ちなみに、我が家は朝、必ずご飯なので、昼はパンのことが多いです。



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Hさんとランチ

2014-09-15 | 日記

だいぶ時間が経ってしまいましたが・・・

パリ駐在時代の友達Hさんとのランチ。

Hさんの娘さんSちゃんがソルボンヌ大学入学のため、

パリに発ったその翌日に会いました。

Sちゃんの留学について、いろいろお話を聞かせてもらいました。

やはりなんといっても、Sちゃん本人の意思が固かったみたいですね。

Sちゃんは、Hさんご夫婦にとって大切な大切な一人娘さん。

かつて住んだことのあるパリとはいえ、

言葉には全く不自由しないとはいえ、

18才でたった一人異国の地に送り出すというのは

それ相応の覚悟が必要なこと。

まさに、かわいい子には旅をさせろ、ということですね。

自分で自分の道を選んだSちゃんも立派だし、

それを認めて気持ち良く送り出したご両親も立派です。

一時帰国の際には、一回りも二回りも大きくなったSちゃんに会えるかな。


ランチは、丸ビル36階の「Breeze of Tokyo」にて。

プリフィクススタイルのランチセット。

ちょっともう忘れかけているので、ネーミングはかなり適当です。

前菜は、スモークサーモンとポーチドエッグのゼリー寄せ。




ナイフを入れたら、とろーっと鮮やかなオレンジ色。




Hさんが選んだ前菜はこちら。



冷やし中華のような見た目ですが、

エビのカッペリーニ・マンゴーソース。

ちょっとびっくりな組み合わせ。

でも、絶妙のハーモニーで美味しかったそうですよ。


パンにはそれほどこだわっていない感じでしたが、



パンにたっぷりと添えられたムース状のものがふんわり口どけがよくて美味。

バターと生クリームをホイップしたものだそう。


メインは、鴨のソテー・何ちゃらソース。



久しぶりの鴨でしたが、やわらかくて美味しかったです。


Hさんは、ラム。



こちらも何のソースだったかしら?


デザートもそれほどこだわっていない感じかな。



コーヒー付き。


曇り空の天気でしたが、それでもさすがに良い眺め。



霞んでいますが、レインボーブリッジも見えました。




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