・珍しい雌蕊(シズイ)の形だ。 ※「完全征服」漢検協会 音読み
・メシベ(雌蕊)を顕微鏡で観察する。 ※「頻出度順問題集」高橋書店 書取り
ズイ
しべ
蕊
【解字】形声文字。艸(草冠)+惢。音符の惢(ずい)は、花・実。がたくさんたれるの意味。
- しべ。花の実を作る器官。花の中心にあるひげ状のもの。
- 草木が群がり生えるさま。
- み。草木の実。
- はな。
<新漢語林より>
「雄蕊」、”ユウズイ” と ”おしべ” も同じこと。
書取りの問題なら音読みか訓読みか間違えようがない。
実際の読みでの準1級の出題形式は
「次の傍線の読みをひらがなで記せ。
1~15は音読み、16~30は訓読みである。」
と指定してあるのでこれも間違えようがない。
では、何が困るのかというと「音読」の時だけであろうか。
今はほとんどの人が「黙読」だから関係ないかもしれないが。
漠然としているけれど、
シズイ ⇒ 学術書
めしべ ⇒ 学術書以外
という括りなのかと勝手に思っている。
学術書に出てくる名詞のほとんどが音読みであるはず。
いや、学術書に訓読みはそぐわないと言ったほうが適当か。
自分ではTPOに関わらず、 ”めしべ” 一辺倒でいいと思っている。
受検には全然関係ない話なんだけどね。