漢字を学び心を育む

2回目のチャレンジで漢検1級に合格。
現在、ペン習字に傾倒。
硬筆書写検定1級が欲しいです

クボタさん。:窪

2009-12-31 22:10:45 | ◆準1級:読み(訓読み)
 
ワ・くぼ



【意味】 水のたまるようなくぼみ
     ※新漢語林より




あなかんむり
 +  = 
(あな + 深い池)


さんずい
 +  = 
(みず + 底の穴)



二つの漢字が存在するなんて思いもしませんでした。

わたしの周囲には「窪田さん」が居ないから確認できないけれど、どっちが正解なんだろう。
一般的には"あなかんむり"の「窪」を使っていると思う。
漢字の成り立ちにしても、「穴があって水が溜まり池になる」のか、「水が穴の底に溜まる」のか・・・・。
漢検的にはどちらも正解なんだろうか。

でも書道などの行書で書く時など、"書き順"も"形"も違うというのも教える指導する立場にある人にとって戸惑うこともあると思う。




------
 葛瓜を身にまとっている。



【答:かっか】



再開します。:矧

2009-12-30 16:06:26 | ◆準1級:読み(訓読み)
 およそ半年振りに復活します。

H22.2.7の検定には間に合わないけれど、H22.6.20実施にはチャレンジしたいと思います。以前「読み」については、一通り終わらせたつもりだったのですが、読めない漢字が少なからずあってショックを受けております。


でも、電子辞書も買って俄然やる気。(笑)



 ・矧ぐ(は - ぐ

  ※矢竹に羽をつけて矢を作る。



【戦を見て矢を矧ぐ】

 事が起きてから慌てて準備する事のたとえ。戦が始まるのを見てから慌てて矢を作ることから。


「矧ぐ」という言葉は上の故事ことわざ以外で使われる事はおそらくないと思います。このことわざが存在している限り辛うじて生きながらえているというか運命共同体なのでしょうね。でも同じ意味なら、「泥棒を見て縄を綯(な)う」 の方が圧倒的シェアであり馴染みがあるでしょう。もはや風前の灯火なのか。

※「綯う」という言葉も危うくなってきたかな?



------
 精進の末に芸がれてきた。



【答:こな-れて】