先日フレッシュタイヤを履いたYBR号の皮むきをしに出かける。 朝8時、放射冷却で冷え込み、気温9℃。
タイヤ交換前よりも発進加速が鈍いと感じる。 グリップ力が回復したせいかな? R24-玉水から府道65号-県道72号生駒精華線で大阪府生駒市に入る。
1.5車線の短い峠道。 加速感が鈍いので、40km/h程でトコトコ走る。
県道72号-7号には、「自由乗降」と書かれたバス停がいくつもある。
帰宅後に検索するが、奈良交通バスの公式HPには何も記述は無い。
さらに検索するに、【自由乗降区間】が設定されてて、どこでも手を挙げればバスが停車して乗車可能・車内で降車ボタンを押せば降ろしてくれるらしい。
何ともおおらかなバス会社である。
話が脱線するが、おっさんが20歳くらいの頃に長野県松本市に行った時、松本電鉄のバス(松電{しょうでん}バス)が市内を走ってたが、市内に一部バス専用道路があり、そこだけ何と2車線の非舗装の砂利道だった。 バス停で待ってても、手を挙げないと停まってくれないと後で知った。 おかげで長い距離を歩くはめになった記憶がある。
県道9号-R25に合流、斑鳩町。 JR関西本線(大和路線)法隆寺駅。
R168を北上、道の駅【大和路へぐり】。 シイタケのみ購入。
R168の旧道を走る。 途中、単線の近鉄生駒線と何度もクロスする。
踏切を過ぎた所で、警察屋さんが物陰に隠れて不停止違反の獲物を待っていたw おっさんはテツなので、きちんと停止して左右確認を怠らない。
過去に三重県の名松線の一部不通区間を走った時も、ちゃんと一時停止してたよ。
近鉄元山上口駅。
R168を北上、大阪府交野市への磐船街道の峠道でタイヤのアタリがついたかどうか、ちょっと試してみる。
タイヤリプレース前と比べて、コーナリングでの回頭性・安定性は格段に良くなった。 曲がりすぎるくらいw 運転が上手になったような錯覚に陥る。
信号停止前の減速時、極低速走行中や発進直後の左折時もすごく安定するようになった。 前後ブレーキングのタッチにもリニアに反応してくれて、安心して走れる。
R168-R1-R170-R171、阪急京都線水無瀬駅近くの【櫻井驛址】。 「駅」と名が付くが、江戸時代の「宿場」である。
楠木正成・正行親子の今生の別れで有名な地である。 【楠公父子訣別之所】の碑。
R171のこの付近は南北から山が迫り、北東方向から桂川・宇治川・木津川の三川合流地点。 JR東海道本線・新幹線・阪急京都線・三川合流後の淀川の対岸は京阪本線・旧R1が密集している。
阪急京都線の大山崎-上牧間は東海道新幹線が高架で併走。 後方の山は天下分け目の【山崎の戦い】で有名な天王山。
またまた余談だが、昭和39年の東京オリンピックに間に合わせるべく、東海道新幹線建設時の昭和38年。 この辺りは前述の通り土地が狭隘なので、当時地平を走ってた阪急京都線の隣に敷設。 阪急電鉄は、隣に高架が出来たら自社線の踏切の見通しが悪化して事故の発生がある等の事由で、上牧-大山崎駅間を高架化。 その工事期間中、何と開業前の新幹線の線路を借用して営業していた。 その間に自社線の高架化工事を完了。
同じ1435mmの標準軌であるし、変電施設さえ用意すれば出来た奇策。 新幹線は交流60Hz 25,000V・阪急は直流1,500V。 変電所は阪急の高架化が完了すれば配線し直すだけで済む。 頭いいぞ、阪急電鉄w なので、新幹線の線路を初めて走行したのは阪急電車なのであるよ。
タイヤの皮むきも無事終了。 タイヤの劣化によるグリップ感やコーナリング等の走行性能がかなり違うことを実感した一日であった。
本日の走行約130km。 給油トリップ558.7km 給油量9.89L 燃費56.49km/L。 チンタラ走った割りには良い数値。