@誰もが歳をとれば「老人病」(下記参照)を経験する、あるいは持病持ちとなる。痛みの程度はそれぞれだが一旦病気持ちになると治療には時間がかかる。だが「老人病」は完治することはまず無いと気持ちを切り替えて悪化しない予防策を持ち構えることである。それは食事制限と体を動かすことで違ってくると、誰もが知っているが実行できない事柄である。人間はいつも怠慢で忘れがちなのである、だが老人病は気長な予防・防衛策が必要かもしれない。 その一つ、私の経験でもあらゆる「筋肉」を劣化させない方法が一番かと思う。 さらに「痛み」の程度は本人しか判らない、ましてや「老人の痛み」は取り扱い要注意だ。
『老人一年生』副島隆彦
- 「Book Data出典」私は初期の老人、老人一年生だ。この半年、痛風で歩くことが困難だった。他に前立腺肥大症、高血圧、頸痛・腰痛、慢性気管支炎に次々襲われた。体のあちこちが痛い。痛いと訴えても同情すらされない。老人に当たり前のこのことが若い人には理解できない。これは残酷で大きな人間の真実だ――。老人病とは何か。著者は痛みにどう対処したのか。余計な手術ばかりする整形外科医と、長生き推奨医の罪も糾弾する。老化のぼやきと、骨身にしみた真実を明らかにする痛快エッセイ。
- 「日本の自殺者」 平成27年約3万人
- 49%が健康問題、15%家庭、17%経済生活、その他
- 健康問題、49%には多くの老人の病気持ちも多い
- 「老人病」(生活習慣病)
- 高血圧・脂質異常症・糖尿病・痛風・肥満症・動脈硬化・心筋梗塞・狭心症・脳血栓・脳出血・脂肪肝・肺がん・大腸ガン・骨粗鬆症・サルコペニア・歯周病・睡眠障害・タバコ病
- 「高齢者」=持病持ち
- 65歳以上が老人と考える。老人病は「痛い」。体のどこかが「痛み」を感じる、病気がちな年齢だということ
- 「腰痛と首、肩の痛みの原因」は筋肉の劣化。よって外科的手術は要注意
- 70〜80代での外科的手術は医者の稽古台
- 目と歯も大事=歯周病は大敵、歯磨きを必ずすること、インプラント・レーシック(ロシアからの技術)も要注意
- 鍼灸師は口コミで選ぶ、体の痛みを和らげる仕事
- 動物の死=自力で餌が取れなくなった時
- 人間の死=医療の発達で延命措置が可能
- 欧州諸国では自力で口から物が食べれない場合延命措置をしない
- 「医師の責任」
- 医学は進歩する=時代に合わせた処方(手術)をする
- 医療訴訟は大変難しい
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