@生活の一部を切り取り感想を書く。前後の問いも疑問もなく意味がなく終わる超短編。特に自己嫌悪、自己満足、相手との感情錯覚など読者の創造力に期待を持った小説なのだろうか。私にはどうも理解不能・消化不良のままである。
『号泣する準備はできていた』江國香織
「概要」私はたぶん泣きだすべきだったのだ。身も心もみちたりていた恋が終わり、淋しさのあまりねじ切れてしまいそうだったのだから――。濃密な恋がそこなわれていく悲しみを描く表題作のほか、17歳のほろ苦い初デートの思い出を綴った「じゃこじゃこのビスケット」など全12篇。号泣するほどの悲しみが不意におとずれても、きっと大丈夫、切り抜けられる……。
ー生活の一コマを感想文のように描いた超短編小説集、だが、一体何を言いたいのか、どうしたいのか、どうすれば良いのか。これほど意味不明の小説にあったのは初めてであり、これが直木賞受賞とは、とても考えられない。解説では「小説を読むと言うより食べる」と説明もあったが意味不明。
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