@「家族の生活を守る為」、今で言えば出稼ぎで身も心もボロボロになるまで働き続け、その夢、家族の幸せだけを追いかけた生涯は涙を流さずにはいられない。一心に家族の幸せを夢見た南部侍の生涯・涙は目頭が熱くなる。 今回のコロナ感染で言えば、会社が倒産、解雇され家庭に身入りがなくなった場合、生活費の工面は愚か、子供たちの教育費など政府の支援なくしては生き延びることは不可能かもしれない。これまでの社会システムが一部崩壊、多くの貧困家族等が出てくることは間違いない。 政府は見て見ぬふりをせず「国家・国民を守る為」是非早々に対応できる政策を施行(役割を全うする)してほしい。
『壬生義士伝』
幕末の世、盛岡藩を脱藩して新撰組に入る吉村貫一郎の波乱と悲痛に生きた生涯である。身に子を授かった妻、子供2人を残し、生活費を稼ぐ為村を捨てる刀の道を選ぶ。大政奉還後、新撰組は後ろ盾が無くなり、新政府軍との刀と鉄砲の戦いは既に勝負は決まっていた。ところが南部侍としての意地「寝返りはしない」と、義を果たすべく死にものぐるいで特攻する。全ては、家族のために生き抜いた生涯だった。その息子も父を追い殉死すると言う悲しさを増した。
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