@親戚兄弟を敬う家族は身内の悪い癖(密輸)を何とか世間にバレる前に終息させようとするが逆に秘密結社に利用される。少年を誘拐した部屋、泥棒に入られたと思った部屋には盗聴器が仕掛けられ情報が筒抜けに。私立探偵リディアと相棒のビルとの「諺・名言・暗号台詞」謎解き捜査で解決していく。現代、要注意は窃盗、盗賊で単なるコソ泥だと安易に考えないで、部屋内に「盗聴器・盗撮機・電波増幅発進器など」の仕掛けがないかどうか、第2第3の災難に遭わないようにする為再点検が必要だ。
『天を映す早瀬』S・J・ローザン
「概要」ニューヨークの私立探偵リディアと相棒のビルは、仕事で香港を訪れていた。依頼されたのは、形見の宝石を故人の孫である少年に渡すだけの簡単な仕事。初めての海外に、リディアは興奮を隠せない。だが、たどり着いた少年の家は何者かに荒らされ、少年は誘拐されていた。銃も持てず、探偵免許も通用しない異国の地で、ふたりが巻きこまれた事件の結末は?
ー誘拐事件が発生したが居合わせた顧問弁護士の指示で警察には連絡せず、ひたすら電話を待つことにする。すると2か所から、翡翠と交換条件、もう一つは大金との交換を迫った電話が来る。リディアとビルは少年を子守りしていた人物と翡翠の持つ意味に絞り捜査する。
ースタントマンで且つ工場で働く男の溺死したいが見つかる。その工場では本国中国からの密輸作業をして米国へ輸出していた。その密輸している骨董品屋と工場関係、工場主は誘拐された夫婦であり、米国から異母兄弟である整形外科医師と骨董品屋との関わり合いがると浮かび上がり関係性を探り始める。
ーリディアの相棒ビルは工場にいた元々秘密結社の2人に捉えられる。それは夫婦の部屋に盗聴器が仕掛けられていて話が筒抜けとなっていたことが起因した。秘密結社の2人は少年とビルとの交換条件を持ち出し、リディアはビルの暗号言葉から必死に少年と子守りを探す。そこにはスタントマンとして修行した男の過去の学校と繋がりがあることが判明、警察と共に捜査をする。
ー疑問
何故少年との人質交換なのか、大金との駆け引き条件を出したのは誰なのか
本物と偽物の翡翠がどんな意味を持っているのか
異母兄弟が何故骨董品主と接点を持ったのか(異母兄弟は少年の父親と瓜二つ)
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