@「才能」とは「努力」である、と言うこの書。様々な意見、評価、立証等が載っているが「才能は結局努力次第」とある、が果たしてそうだろうか。天才などもって生まれた才能は努力ではなく「環境と他人が、家族が見出した結果」でもあると思う。一般的な「才能」とは「努力」も大きな要因だが、体内・脳内に潜む持って生まれた「天性」が必ずやある(才能=特技)と私は思う。スポーツのできない人に「努力」でスポーツ選手になれと言ってなれる人はいないと同じで、人間には「天性」があり、それは人それぞれの「才能」が隠れているだけだと信じたい。「天性」があるから「努力」でその才能が伸ばせるのだと、信じたい。ゴルフプロの双子(岩井姉妹)の優勝は、そんな背景があると信じたい。
『才能の科学』マシュー・サイド
「概要」才能とは「努力」である、と言うこの書。
ー才能という幻想・能力主義の幻想
バイアスと家庭、家族、恩師、コーチ、企業等の出会い+「機会」+「幸運」
練習する時間の違い(目的を持った時間の使いから・努力)
「傑出するための『近道』はない」プロになるための練習の重要性
マルコム・グラッドウエル「成功する人々の法則・1万時間ルール」
「成功の鍵を握るのは才能ではなく練習なのだ」
ーフィードバックの重要性
知識の獲得へと駆り立てるロケット燃料であり、これがなければどれだけ練習を積んでも境地には達しない
ー目的性訓練の必須
誰もが利益を得られる分野では、目的性訓練はほとんど無視されている
モチベーション(動機付け)と継続(やればできる、と言うマインドセットを持たせる
できる人への言葉「簡単すぎたから時間を無駄にしてしまったんだね」
(決して直に褒めてはいけない、自尊心を高めること)
ープラシーボ効果
言葉での思い込みを抱かせる仕法(薬が効くと思わせるような)
言葉「君は勝てる」「君は勝つ!」
ー「才能があってもそれに溺れずに努力することが必要」
全ては努力と練習量=「才能」として評価される
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