@仲間の輪に溶け込めない性格と障害を抱えたエヴァンがしたこと、それは自分と同じ友達がいなかった友「友達を想う」をリアル化させ、周りを感動させた。(少し理解しにくいが)情が薄く狭くなった世の中の「人を思う心」を取り戻せるような気がした。 だが、一方ではソーシャルメディアの付き物である混沌と残酷さをも自ら作りだしてしまうことの恐ろしさだ。
『ディア・エヴァン・ハンセン』Dear Evan Hansen
社交不安を抱えた障害の高校生、エヴァン・ハンセンと、同級生コナーの孤独の自殺が作り出す感動のミュージカル映画だ。2人とも似た性格で少々偏見を持った孤独者だったが、コナーはより怒りっぽい性格の精神障害者だった。コナーの自殺後、エヴァンはコナーへの想いを悲しむ両親につい偽りのストーリーを作ってしまい、コナーの想いを全生徒の前で語ることになる。それがSNSで多くの人に拡散、感動を呼び、皆んなの心を鷲つかみに。だが、ソーシャルメディアで嘘が拡散、喜びがいつの間にか悲しみにを誘う。
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