せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

こども環境学会の講習

2008年03月10日 | 子ども・環境

昨日まで3日間、学会の講習を受けた。こども環境アドバイザーを育てるのが目的。建築、医療、保育など多岐の分野に渡り「こども」というキーワードで研究されている大学の先生方、あるいは保育や地域の現場で実践している第一人者の話を聞き、試験も受けるというものであった。遠方から参加された方もおられ、準備する側も受ける側も皆さんには本当にお疲れさまと言いたい。理論と実践のバランスを取りたいと考える私に取っては、その両方を知り得る良い機会であったと思う。
そして様々な講義を受けながら、私が学生の時に(20年前のこと080202のブログにも記載)「こどもと遊びの重要性」を建築的視点でも見ていくというが大事ではないかという考えが、間違っていなかったんだと嬉しくなったのだった。講習の中である講師もおっしゃっていたが、まだ「こども=環境」という視点で研究されている方は限られていて、当時は私自身はそういった師とまだ出会っていなかった。卒業設計の自由課題でコネコネと粘土で遊具や遊び場を作っていた時に、同じ学生からは「お前は自分が遊んでいるだけだな」とからかわれ、指導教官からは「それは社会性がないのではないか?」と突っ込まれ、かなり変わり者扱いであった。その時は周りからちょっと馬鹿にされながらも「ふふ、ふん、ふん」とやっていたことを思い出していた。まぁ、今でも変わっているのかもしれませんが、、。

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