せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

オンライン稽古で汗をかく〜氣を出すことの大切さ〜

2020年05月04日 | ユニバーサルデザイン


新色のまぶしい季節です。
みどりの日の祝日名に、ふさわしいですね。

緊急事態宣言が、延長されました。
5月一杯は当面、外出自粛の巣篭もり生活です。

今年に入り、様々な予定が変更され、
今後の予定も(仮)がついたり、未定になってしまったりと
気持ちのモヤモヤが続いておりました。

みなさまは、さまざまなモヤモヤを
どのように対処されておられるでしょうか。。。

緊急事態宣言が出てから、
自分自身で、時間と氣持ちをコントロールするために
朝散歩と、朝の神社へのお詣り
 (新型コロナゥイルス感染収束の祈願)
を日課にしてきました。

それでも、一人で行うことですから、
氣は落ち着くのですが、張り合いが今ひとつ。

そんな時に、熊本の合氣道の先生が
オンライン稽古を始めてくださいました!

(4/23の新月にスタート、タイミングも良い感じです)

もう、大感謝です!!!

身体を動かすスッキリ感に加えて
何と言っても、皆で同時に、同じことをやる、
一体感が素晴らしいのです。

合氣道は、もともと、人と組み合うものですから
一人では、基本の動作の稽古になります。

それでも稽古の、目的が、
 心身の統一と、氣を出すことですから
一人で動いても、進歩することは出来ます。

稽古に通えない時は、合氣体操(一人稽古)
なるものを、細々と続けてまいりました。

しかし、どうしても自己流になりがち。

今回、先生の動作の映像を見ながら、
そして自分の動きも画面で見ながら行うと
間違いや、微妙な違い、勘違いに気付かされます。

最後に質問コーナーがあります。
ある方の質問への先生の回答の中に、

「『腕振りを止める』は、『停止』ではないですよ。『静止』ですよ。」
と、先生が指摘され、ハッとしました。

私も、停止でイメージしてしまっていました。
あぶない、あぶない、笑。

皆で稽古するということは、
こういう学びになるのだなぁと
またまた、感謝。

基本動作のポイントのおさらいにもなり、

遠方の身としては、オンライン講座は、
むしろ、願ったり、叶ったりです。

緊急事態宣言が出されなかったら、
熊本のみなさんだけで、どんどん稽古が進み
置いてきぼり感を、味わっていたかもしれません。

昨今の社会事情に、
気持ちがネガティブになりがちなところを、

先生も、氣を出す(ポジティブに、はつらつに気持ちを保つ)
ことの大切さを改めて説かれ、

このような状況でも、焦らず
心鎮めることに、努められるのも

合氣道を、細々でも続けてきたから
こそと、実感しました。

さらに、先生のご親切で
嬉しいことに、朝稽古も始まります!

朝は、氣の呼吸法といって、息を長く吐くことと
ゆっくり吸うことで、氣を鎮める呼吸を行います。

吸う、吐くのタイミングを
拍子木で叩いてくださるので、
これもまた、みなさんと一緒に、行うことができます。

今、このような状況だからできることに
目を向けて、ポジティブに過ごしたいと
ますます、思えてきました。

追伸:

稽古の中身は、有料のコンテンツですから
ここに書くことはできません。私が感じたことや
学んだ点について綴ることしかできません。

その中で、建築と結びついた氣付きを最後に一つだけ。

振り返る一人動作の中で、
 自宅の限られた空間で行うので
「ぶつからないようにしてくださいね」
 と注意してくださいます。

けれども、壁があるからといって、
 「氣をそこで止めないでくださいね」

ここでまた、ハッとしました。

いま、この状況で、在宅ワークや休校で
住まいの中で、不都合が多く生じている方々の
無料相談を始めることにしています。

限られた空間のハード面だけではなく、
気持ちの問題(ソフト面)の改善方法も
お伝えしていければと思います。

コメント
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