サイズを設計者が、色合いを建主が指定して
製作してもらった手洗い鉢。
金物のカバーも付いて品が良く出来上がっていました。
製作者の窯元に感謝です。
焼き物は、土からでき、山で余った木を燃やすエネルギーで創る
という究極に循環するものづくりなので、
ゴミが大量に出る建築のものづくりと違い
より自然と調和しているものづくりを
羨ましくも思います。
現場の帰りに仕上がりを確認に寄った窯元で、
ものづくりのあり方まで思いが馳せます。
芸術作品の窯元にふさわしく、良い気が流れのある場所。
釜を焼く木とは別に用意された
薪ストーブの燃料になるカシの木を撮影したら、不思議な虹色の輪が映りました。
たまたまの光線の具合かと思います。
それでも、この場所の気の流れの良さを表しているみたいで。
これからも、自然と人に感謝して、工事監理の現場を進めたいと思います。