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免許取消の回避&軽減、つまり免許停止にしたり処分無しにすることに関しては日本一を標榜しています。

読書感想文というか、チラ見です。

2010年12月29日 | 雑談
起業ブームが久しく続いています。
ブームに乗っかる人を狙った有象無象も蠢いています。

雑誌などの特集では
美味しい未来図しか紹介していません。

そりゃあそうでしょう
売れるのは『必要な情報』ではなく『欲しがってる情報』です
『役に立つ情報』と『喜ぶ情報』もまた違います。

そんななか
存在自体は知っていましたが
たまたま手にとって見る機会がありました。

『起業バカ』
アマゾンなどで検索すればたくさん出てきますが
立ち読みで済ませるのが賢明です。

著者自身もいくつも事業をダメにしてきたようで
まぁ基本的には失敗した人の恨み節なのですが
事前にリスクを知っておく意味では
これから起業する人にとって見るべき価値はあるのかなと思ったのですよ。

ところが
何の気なしに適当なページを開いた瞬間
この人が失敗した理由が分かります。

どこを開いても
おそらく1秒で分かると思います。

内容以前の問題で
上手く言えないのですが
書き方がおかしいのです。

この本は横書きなのですが
表記の仕方が珍妙でして、

本文の引用は避けますが、例えば

『健康のため来年からランニングを始めよう』
という一文があるとすると、この本の場合
『健康(health)のため、来年(next year)からランニングを(go running)始めよう(Let's begin)』
という書き方なのです
ちなみにこの例文は英語無能力者の僕が単語レベルで読めるもので構成しただけだから
本書の場合もっと長い文節で英語になっているので益々わけが分からないものになってしまいます

アマゾンなどのレビューを見ると
このくらいの英語が理解できなければ成功はできないだろうなどという偉い人もいるみたいだが

こんなのはただ単に読みにくいだけで
書き手の自慰行為以上のものではない
そもそも英語の参考書ではない

この著者、いくつもの事業で失敗してきたそうですが
この文体を見る限り
何の学習もしてこなかったんじゃないかと思うのです。

こんな人が経営すれば
そりゃ潰れますよ

厳しい物言いになりますが
ニーズのないところに売り上げなんかないわけで、
言うなればAVと週刊誌の記事を読んだだけでゴッドハンドを名乗る童貞君です。

成功するのは1500人に一人とか
たいそうな煽りですが
印象としては上手く行かない責任を外に求めてるだけです。

まぁ
悪い見本としての価値はあると思いますので
1ページを3秒だけ読むのが最も高い費用対効果だと思います。


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