勘違い君

新宿にある某服屋に行った
【大きいサイズ】と謳って、チラシがポストに入ってたりするので
かなり有名な店である

僕自身は服にしての知識は小学生並みなので
紳士服系の店ではすぐ店員に話しかける

今日探していたのは、
仕事の時にラフに着られるようなジャケットだ
なので『ジーンズの上着として軽く着られるような、スーツっぽいデザインのジャケット』という聞き方をした

すると店員のおっさん
「あぁ？そんなんじゃわかんねーな～」
・・・文字だとあんまり実感わきませんが
上から目線のべらんめぇ調とでも言うのでしょうか？

なんかね、
たぶんこの人【職人ってやつはこういうもんだ】
っていう意識なんだと思うんです
販売員であって職人ではないんですが、
販売行為の職人という意味ですね

ただ、僕としてはとんでもなく不快感覚えたので
この店では他店舗も含めて絶対に買いません

僕の説明も服飾素人なので伝わりにくかったかもしれません
向こうも答えやすい情報を引き出そうとしたのかもしれません

ただね、正直言えば
他でも買える商品買うのに
こういう低能勘違い君と関わる必要はないわけですよ

思えばこういう方は結構多くて

ガラが悪いのと威勢がいいのを勘違いしてる人
ワイルドなのと小汚いのを勘違いしてる人
渋いのとムスっとしてるのを（以下略）
プロ意識っていうのをお客様に対して勝つっていうことだと（以下略）
先生って呼ばれる職業なんだから偉いと（以下略）
行列ができてるから自分の料理は美味いと（以下略）

あんまり書きすぎると絶○先生みたいになるからこのへんで

難しいことを難しく言ったり
敷居を上げようとしたり
情報格差を利用して相手との間に無意味な上下関係を作ったり
そんなことは誰でもできるんですよ

大切なことは
いかに分かりやすく伝えるかということではないんでしょうか・・・

ちなみに先日
某IT企業の社長さんと話す機会がありまして、
長年の疑問をぶつけてみました。
「『web2.0』の2.0って何？」
変な専門用語なんて使わずに理解させてくれました

専門用語使って相手と上下関係作るのは簡単ですが
そこでの勝ちはその後の大勝にはつながりません

僕もきちんと対応してもらったからこそ
今後何かあった時には
真っ先にそのIT企業さんにお願いしようと思ったわけです

負けて勝つなどといいますが
負ける必要はないんですよ

まずはドローというか
同じ立場から始めれば、すごく自然に結果が出ると思います

変な対応のおかげで
自分の事務所の姿勢も再考察ができたことをよしとしよう


内村特殊法務事務所
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