大分で夕方を迎えると、間もなくEF81 411牽引上り「富士」が据え付けられます(写真)。定刻に発車、併合駅の門司に向かいます。
カメラを提げ、後続「ソニック」に乗っていると、車内販売の女性社員が、話しかけてきます。「どこで見ればいいですか?」などと、私に話を合わせてきます。JR東位だと、単に「優良企業」だけで入社する人もいますが、一般にJR九州の社員は、自社と鉄道を愛していますよ。九州だということを除けば、とても良い会社です。
そう話しているうちに、「ソニック」は「富士」を中津で追い抜き、先行します。
そして門司へ。間もなく上り「はやぶさ」ED76 90牽引が入線します(写真)。
直ちに切り離し、関門間の牽引機、EF81 410に交代します(写真)。
続いて、「富士」が到着(写真)。停止位置で構えていたのに、誰かが大光量フラッシュを焚いたために規定位置手前で停止、位置がズレてしまい、車掌が直ちに開扉、そのままになってしまいました。動いている車輌にはフラッシュを焚かない、そんな基本的なルールも守らねば、いずれどこかで「運転中止」ということになるでしょう。
EF81 411は切り離され、門司港方から「はやぶさ」が接近。そして両編成は連結されます(写真)。
そして出発を待つ、EF81 410(写真)。帰りは席が取れず、残念でした。
平成21年3月、「あさかぜ」に始まる「九州特急」「ブルートレイン」の歴史は、遂に終焉を迎えました。残念でしたが、それが私たちのもたらした結論だったのです。日頃から列車を利用する、それが最も重要なことなのです。私も、反省したいと思います。
それでは、次回をお楽しみに。