その後、暫く九州から遠ざかっていましたが、平成20年春、遂に島原鉄道島原南線が廃止となることが決まり、併せキハ20形が全廃となるとのことで、2月の連休に諫早まで行きました。
最初は、訪問前日の諫早から。ツートンのキハ2016(手前)2013(奥)の2両が、通常運用に就きます(写真)。
翌朝は、JRから。同時期に廃止となった「あかつき」です(写真)。これに乗車することを後から思いつきましたが、その時には既に満席、遂に乗車は叶いませんでした。
「あかつき」客車の方向幕(写真)。もう、これも見ることが出来ません。
続いて、南島原へ。首都圏色のキハ2008(写真)。最期の時です。
続いて現行キハ2501と並ぶ、キハ2003(写真)。島鉄急行色です。
トロッコ「島鉄ハッピートレイン」用に、黄色の塗装となっている、キハ2011です(写真)。この列車も廃止でした。
間もなくキハ2018(手前)2019(奥)の編成が、加津佐方面からやって来ます(写真)。最後の活躍です。
そして、加津佐へ。島鉄急行色のキハ2003、2006の編成に乗車しました(写真)。
加津佐到着(写真)。給油施設もありました。
車内の様子(写真)。懐かしい固定クロスのボックスシートです。
そして3月末日で島原鉄道は部分廃止、同時にこれら旧式車は全廃となり、一部が湊線等などに移動しましたが、大半は解体されたようで、悲しいです。
最終日3月31日に合わせ、前後バス車中泊のツアーもあり、今なら絶対に行ったでしょうが、事情により残念でした。
旧式気動車のサンクチュアリ、島原南線は、廃止されてしまいました。残念ですが、島鉄の経営もあり、仕方なかったのでしょう。もう二度と、取り戻すことは出来ません。せめて、少しでも永く、記憶に残って欲しいですね。
それでは、次回をお楽しみに。