


先般の「ひょろつき鬼」さんの練習模様より
【所作は全て違います (赤梟) 2012-10-21 12:11:35
この「ひょろつき」を出される「三鬼会」さん、これを所有管理される紺屋町さん、相生町さんの方も、当ブログをご覧になられているとすると、僭越で恐縮でございますが、先日、無事秋季大祭も始まりを告げましたし、少しだけ、ご紹介させて頂くと致しましょうか。
さてさて、ひょろつき鬼は、まぎれもなく鬼行列全体の目玉であり、一番人気を誇ってますが、以外に「所作」の違いを知る方は少ないのではないでしょうか?
これをお読み頂いたら、改めて今年のお祭で、確認してみて下さい。今までと違った印象を持って頂ける筈でございます。。
ひょろつきは「釣鐘持ち」「笈持ち」と「斧山伏(よきやまぶし)」がございまして、釣鐘と笈持ち、斧山の1体を紺屋町さんが、残る斧山を相生町さんが所蔵する、4体が努めます。
釣鐘は勿論、奉納する為の物であり、笈の中には経典や生活道具、斧は山を切り開く為でありますから、この行列は、単に大峰山への「峰入り」だけではなく、「山開き自体」を表したものなんじゃないかと、個人的に解釈している所で御座います。 あ、お話がそれました。悪い癖でございます。。
「釣鐘持ち」は、お寺の鐘を担ぐ訳ですから、こりゃま、相当に重い、、従って前屈みであり、下がるときには釣鐘に引っ張られる様に下がります。
「笈持ち」は、重いには重いですが、釣鐘程ではないので、重心が上り、姿勢は比較的立った形になります。
基本後ろ加重の姿勢ですね。シテ方の話ですと、4体の
中ではこれが一番難しいそうです。。
「斧山伏」は長い斧をよっこらしょ担ぎます。前屈みで担ぐけど、疲れてるから顎(あご)が上がっています。やっとこ担いだのはいいが、足元ふらつき、、という感じでしょうか?
これら所作の違いをお教え頂いたのは、紺屋町にお住みになる、三鬼会の重鎮さんでして、大切に伝承する事柄であると、重く受け止めている次第でございます。(とは言っても、わたくしは三鬼会の人間ではありませぬ)
鬼行列はいわゆる「無言劇」ですから、表現は「所作」に限定される事になります。ひょろつき鬼は動きが大きいですからその代表的ともなりましょうが、鬼町が大切に伝承する、所作・かたち、は芸術に匹敵するものもございますから、是非ともお楽しみ頂ければ、、と
切に願う所存でございます。】
さぁ、いよいよ儀式が始まります。(過去ログより)
お祭りが始まる前には、『遷座祭(せんざさい)』というのがあって、ふだん神殿の奥深くに鎮座しておられる御神霊(親しく言わせていただくと、神さんですね)に御神興に遷って(うつって)いただくという御神幸の準備をする神事だそうです。
(※神興(みこし)が練り歩くことを『神幸祭(しんこうさい)』といいます。これは25日に行われます…)
『発輿祭(はつよさい)』は、神興(みこし)が出発する祭りで、御神興に遷られた神さんが町内に出でますための神事。
天神さんを出て町内を東のお旅所まで練り歩きます。
『御旅所献幣祭(おたびしょけんぺいさい)』
神興(みこし)を迎える祭りで、神様が一時鎮まる場所がお旅所。
献幣祭は今までの御加護に感謝し、これからも氏子の生活を見守ってもらえるように幣帛(へいはく)をお供えします。
※幣帛(へいはく)=神に奉献(お供え)するものの総称。
こうやって粛々と本祭にむかっていきます。


籤取式の様子(伊賀ポータルより)
お祭りが始まる前には、『遷座祭(せんざさい)』というのがあって、ふだん神殿の奥深くに鎮座しておられる御神霊(親しく言わせていただくと、神さんですね)に御神興に遷って(うつって)いただくという御神幸の準備をする神事だそうです。
(※神興(みこし)が練り歩くことを『神幸祭(しんこうさい)』といいます。これは25日に行われます…)
『発輿祭(はつよさい)』は、神興(みこし)が出発する祭りで、御神興に遷られた神さんが町内に出でますための神事。
天神さんを出て町内を東のお旅所まで練り歩きます。
『御旅所献幣祭(おたびしょけんぺいさい)』
神興(みこし)を迎える祭りで、神様が一時鎮まる場所がお旅所。
献幣祭は今までの御加護に感謝し、これからも氏子の生活を見守ってもらえるように幣帛(へいはく)をお供えします。
※幣帛(へいはく)=神に奉献(お供え)するものの総称。
こうやって粛々と本祭にむかっていきます。


籤取式の様子(伊賀ポータルより)
主催者である「蔵元」さんの女主人たちと打ち合わせを重ねて出来上がったメニュー。
「塩麹」は、森喜酒造のるみ子さんから届き、「酒粕」は4つの蔵から届きました。
それらの素材+伊賀の地場野菜(比自岐・笑みの市さん提供)+伊賀牛などとのコラボレーションで、「伊賀酒」とお似合いの「肴」、オンパレードです。

【酒肴】秋の風景と共に、、、
・うずら卵塩麹と鴨の燻製
・セロリの黄身揚げ
・じゃが芋ホヤ酒盗和え
・とこぶし
・塩麹豆腐味噌漬け
・コラーゲンアボガドサーモン巻(軸は「芋」、葉っぱは「昆布」、完食できます。)
・塩銀杏(銀杏を刺してある「軸」はサツマイモでできていますので、すべて食べられました)

お刺身は、お一人ずつ【氷の器】にて提供されます。
地元、T商店さん仕入れの新鮮なお魚。
もちもちの(塩麹漬け)鮪・歯ごたえばっちりかんぱち・旨みたっぷりの烏賊の三種盛り。

4つの蔵提供の「酒粕」を使いまして
【酒粕仕立てのパングラタン】
お子様でも美味しく召し上がれますよ~~(酔っちゃうかな??)

【伊賀牛すじ煮込みトマト仕立て】
お肉はとろけるように柔らかく、そしてお野菜もたっぷり、、、
日本酒にも洋酒にもビールにもピッタシ!
おいしいお酒とお料理で、すでにお腹は膨らみつつありますが…まだまだ

【伊賀野菜の温サラダ大皿盛り】みんなで仲良く分け合いましょう~~
・バーニャカウダーソース
・かけるお漬物ドレッシング お好みでどうぞ、、、
お野菜いっぱい、好みのドレッシングで、思わずモリモリっと食べられちゃいます。
お野菜だから、、、まっ、いいかっ
なんぼ呑んだとしても
やっぱり〆は「ご飯」に「香の物」、そして「お味噌汁」。
ご飯は、伊賀米を「かまどさん」で焚いたもの。
お漬物は、サンピア自家製。
お酒の後に、恋しいお味噌汁。
※サンピアでは、ご宿泊のお客様や宴会(会席等)ご利用の皆様には「かまどさん」にて「伊賀米」の炊き立てご飯を提供しております。
おまけに「和菓子」、、、(さすがにお持ち帰りの方が多かったのではないでしょうか!?)
もう、お腹の中は「伊賀の酒」と「うまいもん」で飽和状態(笑)。
kasumiさん、いつも一緒にありがとう、、、
「塩麹」は、森喜酒造のるみ子さんから届き、「酒粕」は4つの蔵から届きました。
それらの素材+伊賀の地場野菜(比自岐・笑みの市さん提供)+伊賀牛などとのコラボレーションで、「伊賀酒」とお似合いの「肴」、オンパレードです。

【酒肴】秋の風景と共に、、、
・うずら卵塩麹と鴨の燻製
・セロリの黄身揚げ
・じゃが芋ホヤ酒盗和え
・とこぶし
・塩麹豆腐味噌漬け
・コラーゲンアボガドサーモン巻(軸は「芋」、葉っぱは「昆布」、完食できます。)
・塩銀杏(銀杏を刺してある「軸」はサツマイモでできていますので、すべて食べられました)

お刺身は、お一人ずつ【氷の器】にて提供されます。
地元、T商店さん仕入れの新鮮なお魚。
もちもちの(塩麹漬け)鮪・歯ごたえばっちりかんぱち・旨みたっぷりの烏賊の三種盛り。

4つの蔵提供の「酒粕」を使いまして
【酒粕仕立てのパングラタン】
お子様でも美味しく召し上がれますよ~~(酔っちゃうかな??)

【伊賀牛すじ煮込みトマト仕立て】
お肉はとろけるように柔らかく、そしてお野菜もたっぷり、、、
日本酒にも洋酒にもビールにもピッタシ!
おいしいお酒とお料理で、すでにお腹は膨らみつつありますが…まだまだ

【伊賀野菜の温サラダ大皿盛り】みんなで仲良く分け合いましょう~~
・バーニャカウダーソース
・かけるお漬物ドレッシング お好みでどうぞ、、、
お野菜いっぱい、好みのドレッシングで、思わずモリモリっと食べられちゃいます。
お野菜だから、、、まっ、いいかっ

なんぼ呑んだとしても

やっぱり〆は「ご飯」に「香の物」、そして「お味噌汁」。
ご飯は、伊賀米を「かまどさん」で焚いたもの。
お漬物は、サンピア自家製。
お酒の後に、恋しいお味噌汁。
※サンピアでは、ご宿泊のお客様や宴会(会席等)ご利用の皆様には「かまどさん」にて「伊賀米」の炊き立てご飯を提供しております。
おまけに「和菓子」、、、(さすがにお持ち帰りの方が多かったのではないでしょうか!?)
もう、お腹の中は「伊賀の酒」と「うまいもん」で飽和状態(笑)。
kasumiさん、いつも一緒にありがとう、、、

森本仙右衛門商店さん

森喜酒造場さん

大田酒造さん

若戎酒造さん
いずれも、若いとこ・きれいどこがおもてなし~~
さて、今宵のお酒とお料理編

こんなお料理にこんなお酒はいかが??と提案してくれました。
何もわからない者にとってはとっても有難い参考書!みたいなもんです。

盛り上がってきましたよ、、、

運転手のはずが、いつの間にやら「この料理を前にして、呑まずにいられるか!」と、禁断の園に入ってしまった…
(ちゃんと車は置いて帰りましたからご安心を


ええかんじやわぁ~~
【伊賀酒DE女子会ブログ・お礼編】
まだ、少しつづく
その記録、、、
10月14日午後の練習もよう。
10日後に迫った「上野天神祭」。
神輿巡行のあとに続く「鬼行列」、その先頭を行く【大御幣】。
体力と経験こそが安全の第一歩。
初めて「御幣持ち」を任命された若者にとって、ハラハラドキドキの体験になります
。
バランスを取ることも大事ですが、張り巡る電線を掻い潜る技!!
これぞ、“5人の息”次第
本番をご期待ください
【You tubeより】
10月14日午後の練習もよう。
10日後に迫った「上野天神祭」。
神輿巡行のあとに続く「鬼行列」、その先頭を行く【大御幣】。
体力と経験こそが安全の第一歩。
初めて「御幣持ち」を任命された若者にとって、ハラハラドキドキの体験になります

バランスを取ることも大事ですが、張り巡る電線を掻い潜る技!!
これぞ、“5人の息”次第

本番をご期待ください

と、簡単に書くほどやさしいものではない、、、
ワタシ遠い昔、「あのふらふらの鬼さんは、お酒飲んでひょろついてるの?」って思ってた人です。
今はそんな無茶苦茶なことは思ってません
ひょろつきながら演じる鬼の面を持つ町では、代々親から子、子から孫、近所のお兄さん・おじさん(おじさんと呼ばれる世代が演じるということは、次の日「仕事に行けません(笑)」!?)、、、と受け継がれてきた「ひょろつく技」があるのでしょう。
修行に疲れ果ててひょろつく鬼、重いものを持ってひょろつく鬼、ひょうきんに演じる鬼などなどそれぞれに演じ方があるのでしょう、、、(解釈が間違っているかもしれませんので、どなたかフォローを受付中…)
そんな練習を垣間見た
方に、データを借りました(笑)。



公道を真昼間から練習場に使うわけにもいかず、夜の練習となったようです。
同じように、「鬼行列の先頭」=「大御幣」も持ち手5人組の気合が合わないと前に進むのは難しいものです。
その練習風景は、またあとで、、、
ワタシ遠い昔、「あのふらふらの鬼さんは、お酒飲んでひょろついてるの?」って思ってた人です。
今はそんな無茶苦茶なことは思ってません

ひょろつきながら演じる鬼の面を持つ町では、代々親から子、子から孫、近所のお兄さん・おじさん(おじさんと呼ばれる世代が演じるということは、次の日「仕事に行けません(笑)」!?)、、、と受け継がれてきた「ひょろつく技」があるのでしょう。
修行に疲れ果ててひょろつく鬼、重いものを持ってひょろつく鬼、ひょうきんに演じる鬼などなどそれぞれに演じ方があるのでしょう、、、(解釈が間違っているかもしれませんので、どなたかフォローを受付中…)
そんな練習を垣間見た




公道を真昼間から練習場に使うわけにもいかず、夜の練習となったようです。
同じように、「鬼行列の先頭」=「大御幣」も持ち手5人組の気合が合わないと前に進むのは難しいものです。
その練習風景は、またあとで、、、