
以前にも万華鏡の記事を書いたが、万華鏡を覗くたびに
新たな感動を覚えるので何度でも書いてしまう。
夏、日本から送られてきた小荷物の中に
こんな素敵な手作りのカレイドスコープが入っていた。
写真のフィルムケースを4個貼り付けた筒の中に
薄い鏡のような銀色の樹脂板を折ってはめこんである。
底は開いていてこれをもって庭や野原に出て花に近づけてみたり葉っぱを入れて見たりするのだ。
ガラス鏡と違って樹脂版のゆがみが景色を面白く歪ませるのがまた楽しく美しい。
花の華麗さを計るので”華麗度スコープ”などと駄洒落めいたことを考えながら
あんまり美しいので覗いた写真を撮って見た。
何の花が中に秘められているのかわかるだろうか?



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4 5 6



7 8 9
フィルムケースの筒の中に一面の花畑がいくつも現れては消えてゆく。
一つのぞいては歓声を上げてまるで花蜂のように花花の間を飛び回る。
1番から6番までは夏の花盛りの頃に飛び回った時の写真で7番から9番までは
秋風が吹き始めた冷たい今朝の写真である。
寒く暗くなってきたとはいえ、それでも万華鏡の中では
まだまだ花盛り。
ー解答ー
1:濃い紫の丸葉朝顔の花
7:黄葉した丸葉朝顔の葉
8:フジバカマの花と葉
9:萎んでしまったルリマツリバナ