散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

展覧会への招待

2006-05-12 17:29:47 | 製作記録
明日の昼頃に飛ぶ。
まだ荷造りが終わっていない。というか昨日の午後のんびりから始めた。
忘れ物がないかチェックしながら、洗濯をして、掃除して、植物の手入れをして、知人にメイルを送り、電話をかけ、合間にお茶を飲み、もう土産物など、買いに走っている暇は無かったので、階下のスーパーマーケットに走りこみ、なんだかこれというものも無く思いつかずに結局ろくなものを買わず帰ってきた。
最後の白アスパラガスと苺はすぐ目の前に出店があるので買わないわけには行かない(そのくらいの余裕はいきなり出来てしまう。)、部屋を片付け、又テラスの片づけをし、毛虫を退治し、アブラムシも退治し、ライラックの花滓を切り、文房具屋に走り、爪を切り、お茶を淹れ、二人展の準備を相変わらずパソコンの前で続けている。ああ、銀行に行くのを忘れた。

日本でオンラインする時間はあまり無い事と想像できるので、しばらくの間(5月13日から7月9日まで)ブログ更新が出来ないだろうと思う。
日本での色々な話は後でまた、ゆっくり書くつもりだ。
(その時まで忘れないでいてくださいますよう。)

なんていいつつ、日本からちょくちょく更新している。。。という可能性もあったりする。
何しろまだ自分の行動の予測が全つかないのだ。じっくり書く事は出来ないかも知れないけれど、私の足取りを記す報告くらいは書けるかもしれない。

ほぼ2ヶ月間の滞在中に何が出来るだろうか?
何が起こるのだろうか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

フクシマセツコ(個展)

6月3日から6月25日まで

テーマ:
『 発芽 』

”。。。。種子は静かに待っている
一見停止したかのように見える彼等は
あるものから、ある物へと
全速力で変化し続けている。。。。。。。”


開場:土曜、日曜 13時から17時まで。
他日希望の方、電話にてお申し出ください。
gallery sensenci
〒422-8021 静岡市小鹿765-2 柴田彰 柴田恵子
・054-264-8626 ・054-252ー4750 
e-mailsensenci@po2.across.or.jp

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

プロジェクト・ユニット ”Fligsamen"(飛行種子)による2人展へのご招待。
・乾久子(日本)
・福島世津子(ドイツ)


風に乗って飛んでくる事が可能なほどに小柄で身軽な作品たち。
ここで、種を蒔き広げる事を期待して。。。


-写真
-オブジェ
-本のオブジェ
-ドローイング

6月26日 ~ 7月2日

●7月1日、17時から
 コンサート (テルミン)
 アーティストトーク
 
場所
トキ・アートスペース

A.M.11:30-P.M.7:00 (LAST DAY -P.M.5:00) 水曜休廊
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-42-5 サイオンビル1F
TEL/FAX 03-3479-0332
http://homepage2.nifty.com/tokiart/index.html



setsuko fukushima


Malaga Invita

2006-05-12 01:03:18 | 美術関係
スペインのマラガの大学でグループ展があった。
本当はマラガに行って見たかったけれど、今回はパスした。
写真で見ると、展示室は中々趣がある。
展覧会自体は今ひとつだったようだったけれど。。。。
行って見たいね。



大匙一杯の白い鈴

2006-05-11 10:02:35 | 思考錯誤
朝一番で外に出ると色々な花の香が近寄ってくる。
甘い香が立ち上ってくるので見るとスズランが沢山咲いていた。
少しだけ花を摘んでグラスに活けた。
仕事机の端においている。
甘くて、少々切ない気持ちになるような香が目に見えたら、何色だろうか?
この香りは決して慎ましやかではない何かがあるように感じる。
なんだろう?

宮沢賢治の童話『貝の火』のなかにスズランがでてくる。
 「ふん、いいにおいだなあ。うまいぞ、うまいぞ、鈴蘭(すずらん)なんかまるでパリパリだ」-宮沢賢治『貝の火』

スズラン(Convallaria majalis)は強い毒性を持っていて、誤って口に入れると激しい嘔吐、下痢、眩暈から、場合によっては死に至る。
昔、スズランの花束を活けて楽しんでいた母親が、数日後くたびれてしまった花束を始末し、グラスを片付けずにいた。喉が渇いていた幼い子供がその水の入ったグラスを見つけ飲んでしまい亡くなった事件があったという。
その話を聞いて後すぐに『貝の火』を思い出した。
これじゃあ、兎家族はあっと言う間に死んでしまうなあ、宮沢賢治はスズランの猛毒の話を知っていたんだろうか? もちろん知っていようといまいと物語の中では関係ないことなんだけれど。。。

スズランのシンボルは聖母マリアの純潔と貞操である。
聖書の『雅歌』のなかに『私はシャロンの花。谷間の百合の花』と言うくだりがあるが、この”谷間の百合”は実はスズランのことだそうだ。
ラテン語でスズランは Lilinum conuvallium=谷間の百合と名づけられており、昔はドイツでも”Lilie der Taeler=谷間の百合”と呼んでいたらしいが、現在では一般に"Maigloeckchen=5月の小鈴”と呼ばれている。

猛毒だとはいえ、よくある事で使いようで薬になるのだ。
Cardenilidと言う配糖体が含まれて居り、それは強心剤としてつかわれるそうだが、面白いのはスズランから抽出した純粋なその配糖体よりも"全草のエキス”のほうが500倍も効果があるらしい。いずれにせよ素人が扱えるものではない。

しかし、毒があると知っても確かにこの白い花を大匙に一杯掬って口に放り込んで食べたらパリパリしていて美味しいかもしれないなあ、とも思う。

もちろん試しはしない。

でも早朝の少し冷えて朝露のついた一つくらい齧ってみようか。。。って。。。

花色

2006-05-10 07:40:08 | 植物、平行植物
今年のまだ寒い時期に石楠花を植えた。
白樺の木の無き跡に植えた。
植木鉢についていた写真札には”Ehrengold”という名前と、薄く桃色が勝ったクリーム色の花が写っていた。とてもやさしげな色である。
早速大きな鉢を抱えて帰り、植えて後、いつまでも固く巻き締まった蕾は、そのまま開かずに終わるのではないかと思わせるほどに固く、心配になっていたものだけれど、この数日の暖かさには石楠花もとうとう実をゆだね、あっという間に蕾をフックリと膨らませているのに気がついた。しかし、驚いたことに蕾の色が"真っ赤”なのだ。
真っ赤な石楠花は我が家のテラスに似合うようには思えなかったので、腕組して店にぶつける文句を頭の中でひねり始めていた。既にひっそりと怒り気である。
もちろん石楠花に罪は無いので、折角植えたものを引き抜いて取り替えに行くまでも無いが、文句だけは言うことに決めた。それが昨日のことである。
今朝朝起きてから、さて水遣りをするべきかと、あれこれ植物のご機嫌を伺っているとふと、石楠花の辺りの様子が違うので良く見れば、真っ赤だった蕾はホッコリと言う感じに開いていて、色はクリーム地で桃色の脈が広がっている。少しずつクリーム色に向って変化しているようだ。なあんだ、名札は正しかったのだ。
短気にすばやく行動を起して、文句を言いに行かずに良かった。。。と胸を撫で下ろしたのでありました。

コルトレーンの気分

2006-05-08 20:06:07 | 思考錯誤
ブザーが鳴った。
『お宅、何階?』と下から声がしたあと、巨体に赤と黄色の派手なユニフォームの小荷物配達人が階段をあがって来た。
『いい天気だねえ』と嬉しいけれども、少し迷惑そうな気分が混じった声を後に残して去って行った。

今日も良い天気。

           
 
オレンジの香がするのでこの名を頂いている筈の"メキシカンオレンジ”の香はヴァニラのようだ。


朝たっぷり水をあげたのに、もう既にくったりしている奴等もいる。
急に暑くなったらから当然だ。
一斉に木々の花が咲いた感じがあって、道路の表面には細かい黄色の花粉がうす幕を張り、風が吹くと小さなうずまきが立ち上がる。あちらこちらからくしゃみがたびたび聞こえてくる。幸い私はまだ辛い目にあっていない。

さて、先週はいきなりコルトレーンが聴きたくなった。
相棒の持っているコルトレーンのCDが数枚あるけれど、”Olé”と”A love Supreme”が欲しくなって発作的にアマゾンでを注文し、それが今日届いたわけだ。
う~ん、これってやっぱり、凄い、凄いね。
一枚のCDジャケットは難しそうな神経質そうなコルトレーンの横顔。



コルトレーンは、非常に真面目で学究肌、日々精進といった感じのミュージシャンだったそうだけれど、いかにもそんな感じが表情にも出ている。

明日も晴れそうな気配。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

追記:
先ほど、コメントが入っているので誰だろう?と見れば私がブログを拝見しているPigboadさんであった。
どうやら私と似たような"気分”だったらしい。なんとなく楽しい気分になったのでありました。
『モンゴメリの気分』

不思議な事

2006-05-07 11:31:10 | 思考錯誤
今朝も良い天気だ。
寝ぼけ眼でテラスに出ると昨日とは又彩新たに、そして緑のボリュームも変わっているように思う。藤も咲いた。苧環も咲いた、良い香のするメキシカン・オレンジも咲いた。(最も期待外れにオレンジの香ではないので、少しがっかりしたけど。)
すると足元にタンポポの綿毛を見つけた。

 


私はタンポポの綿毛が好きだ。遠い昔にこれを密かに"ポポンタ”と命名して以来そう呼んでいるのだけれど、今朝はそのポポンタの写真を撮ることにした。

写真を撮る前にカードチェックは怠らない。
しかし、デジタルカメラにちゃんと記憶カードが入っているかどうかは普通、カメラの電源をオンにしてみればわかる。例えば”メモリー・カードが入っていません”とかの表示が出るわけだからね。
兎に角カメラは何の文句も言わないし、早速”ポポンタ”の写真を30枚ほど撮って一度コンピューターに取り込んで見ようと思い立った。



さて、”記憶”を取り出そうと開けてみると、あるべき物が無い。スリットは空だ。
一瞬『ああ、又やってしまったか』と無念に思いながらも首を傾げ、まったく何気なく撮影データーを確認するモードに切り替えてみた。
ところが私はそこで驚いたのだ。口がぽっかり開いた。見開きすぎで目玉が床に転げ落ちそうになった。
思わず大きな声で「????????。。!!!!!」と叫んだ。
私の頭の上には出来立てのタンポポの綿毛くらいに”?”マークがぎっしりつまって生えた。
なぜならば、記憶カードが入っていなかったにもかかわらず、全てのデーターが入っているじゃないか!
机の上に置き忘れられたカードは相変わらずぽつねんと乗っている。
私はあくまでも己を疑い、今のは錯覚であって別のカードが入っているのかもしれないともう一度蓋を開け確認したが、やはり無い。
『何故?何故?何故?』と繰り返しながら、今度はカードを入れて、もう一度綿毛の写真をやはり30枚ほど撮った。



そしてカードをコンピューターに読み込ませて見ると、なんとやはり驚いたことに今朝私が撮った写真は全て入っているのだよね。
狐につままれた様だって言うのはまったくこの事だ。
カメラ自体に記憶できる部分があるのかも知れないけれど、30枚もそれもそれぞれが2メガほどの大きなデーターで入るなんて事ありえるんだろうか?
そんなことは聞いた事が無い。
もう一つ不思議なのは"記憶カード”には昨日撮った数枚のデーターが入っていてその後に30枚のカード無し撮影、そしてもう30枚ほどのカード装填後の写真が順番どおり完璧に入っていた。
こんな事が起こったのは始めての事だし、その後は残念ながらいつものように作動するだけである。

日頃の愛用に答えて、カードを忘れる間抜けな私を哀れに思ったカメラの情けか?
それとも何かの理由でパワーを得た私の念写か。。。と言う事はありそうにも無い話だけれど妙な事もあるものだなあ。。。
私の頭の上に生えている”?”は飛んで消えずに増えるばかりである。
どなたか似た経験をお持ちの方、又はこの疑問に答える事が出来る方が居られたら、是非お知らせください。

私の混乱を相棒もちゃんと見て確認しているので、これは嘘でも夢でも勘違いでも無い不思議な話です。


 

独り言

2006-05-05 11:53:54 | 思考錯誤
昨日今日は少しばかり初夏の雰囲気。
26度で湿度は低く、丁度、過ごしやすい気温だ。Tシャツ一枚で過ごせる暖かさ。
いいね。
途端に洋服ダンスの中に頭を突っ込み、着るものを捜している。
洋服ダンスの中の80%は"涼しい”から"寒い”まで対応するものばかりがはいっているから、こうなると途端に着る物を探し回る。
夏用の靴なんか買おうかなあ~といっているうちに涼しくなって、やっぱり運動靴で良いね。という事になる。少ない半袖のシャツを買い足しに行かなきゃな~といっているうちに涼しくなって、もういらないね。という事になる。
まあ、大体私は面倒臭がり屋で、洋服を買いに街に行くなんて事をあんまり好んではやらない。財布の中の領収書とか並べてみると、食料品店のレシート以外で圧倒的に一番多いのは日本で言ういわゆる"ホームセンター”。
釘とか、木とか、糊とかね。そういうもの買いに行くのは好きだ。
まあ、兎に角だから、いつも同じ格好で年中過ごすことになるんだよね。

数日前から、ちんまりとしたドローイングを描いている。何故”ちんまり”しているか?というと、顕微鏡を覗いているようなイメージにしたかった、というわけなのね。
いっそのこと顕微鏡で見てもらうことも考えたけれど、もっとアイディアを煮つめないといけないし、ちょっと手間がかかるので、これは別の機会にやって見る事にする。

去年買った素晴らしく良い香の薔薇に小さな蕾が出来ている。まだ巻き上がった若葉と同じ色をしているから、花が咲くまでには大分かかりそうだけれど、私の留守中に咲くのに違いない。
メキシカン・オレンジの白い蕾も膨らんで、明日辺り咲きそうにしている。
紫蘇の苗は少々貧弱で、発芽開始当時からすると随分減ってしまった。うまく育って欲しい。

さて、そろそろ接着剤が乾いたかな?
作業再開。

夢遊: 分離完了

2006-05-03 16:22:40 | 夢遊
ある日の夢のイメージ +α



ガチャガチャと騒がしい音を立てながらドアを開けた。

幾つもの鍵がぶつかり合う音は賑やかでいて、から騒ぎをしているような虚しい音だ。

部屋に入ると
灯りをつけるよりも先にテレビのスイッチを入れた。
暗い部屋の中にテレビからもれる光は時に木漏れ日のように時に小躍りする薪火の様なリズムを持って壁の表に私の影を躍らせる。

パチンと
部屋の明かりを点けると
陽気だった影は淡く淡く、夢の中で、濃い霧の向こうに何かあるのに、歯がゆいくらいにぼぉーっとしか見えてこない。
そんな感じだ。
しかし今日の影は次第に厚みを増やしていくようだ。

影は留守中もずっとそこに潜んで待ちぼうけていた様な気配を持っている。

それ以来私は影と親密になろうと思った。
話しかけると、ほんの、ほんの少しだけ影は息づき膨らんだように見える。
影と向きあう。
話しかける。
笑いかける。
腕を振り回してみる。
グルグルグルグル。
グルグルグルグルと
手を振り回すと、影も同じように振り回す。
グルグルグルグルグル。。。グッ。
「?」
なんだか今のは変じゃなかった?
今一度。
グルグル腕を振り回してみる。
やっぱり何かが違うように感じる。
指で影をの輪郭を辿りながら調べると、端っこが少し捲れかけて震えている。
ぺろっとはがれてしまうのかと思っていると、真ん中の丁度胸の辺りが膨らんできて、力強い植物の芽が土を押し上げる様に盛り上がるはじめる。
漆喰の壁が湿気を含んで膨れあがったようなそんな感じにもこもこと動くのを観察しながら私はソファーに腰をかけ"待って”いる。
黒いからだは身をよじりながら震えながら壁から渾身の力で這い出ようと汗だくになって、それはまるで生まれる苦しみのようだ。
見る間に膨れ上がって厚みを増してゆき、大きく呼吸のようなものをしながら、こちらに助けを求めるように手をのばしている。
もう少しの辛抱だ。
後は左足がまだ壁の中に埋まっているけれど、もう少しで終わるのだろう。
息をすることを忘れてもがく影を観察し続ける。
もう少しで完了。
息が止まりそうなほど、もうすぐ脱出する影を見つめている。
あと少しで
完了。

その時、電話のベルが鳴りはじめた。
張り詰めた神経が、電話の音で危うく破れそうになる。
放っておいたらすぐに諦めるに違いないとおもいながらもすこしずつすこしずつ電話線を通ってくるメッセージは私を振り向かせる。電話の呼び鈴は挫けることなくなり続け、私は少しずつ少しずつ電話線の逆端に存在する誰かについて考え始めた。
すると、生まれたてのみずみずしい影は息を止めて、厚みを失い始め、次第に干からび、乾燥したウメゴケのようにぱりぱりと音を立てながら縮んでしまい、やがてストンと床に崩れた。
振り返った私は電話の受話器をあげて言う。

「分離完了」

花咲く

2006-05-01 12:01:21 | 自然観察
今朝は久しぶりの太陽が暖かい。。。と思ったら気が変わったのか(。。って、誰の気が変わったのか?)又雨模様。
一昨日は郊外の友人家族を訪ねたが、、夜は気温が4度ほどしかなくて、こりゃ冬じゃないかと驚いた。

とは言っても、ようやく世間が彩り豊かになりつつある。
先週あたりから、外を見ると木々の新芽が実に美しい。様々なニュアンスの緑があるという事にやっぱり驚いている。毎年繰り返される驚き!
緑のニュアンスは植物の種類数だけ存在する。今の林や森は本当に素敵だ。新芽がぐんぐんと目に見えるような勢いで育っている。まるで音が聞こえてくるかの様のパワーを感じる。この時期の森はエネルギッシュだ。息を殺して佇んでいたらきっと音がするに違いないと思う。



今年のアケビは勢い良く伸び、ものすごい花数で、これならせめてひとつくらいは実るのでは無いかと期待している。あけびは多花受粉で、木が一本ではうまく実らないようだが、どうだろう?
アケビは生薬として利用され、「木通」とも呼ばれるそうだ。若芽を採って湯がき、一晩水にさらしてからおひたしにして食べると、そのほろ苦さも素敵な一品になるらしいが、まだ試した事が無い。いつか一度は試して見たいと思っている。
林檎の花が良い具合に開いているし、白水仙も、ユキヤナギも、アネモネも、山吹も野生チューリップも咲いているし、ボケが咲いたし、ライラックは花がほころびかけている、藤も蕾が大きくなりつつある。
スズランもいっぱい蕾が出ている。

 

(去年はもう20日頃ライラックが咲いていた)

ぐんぐんグイグイとのびて行く植物の枝や茎、ますます茂って行く力強さは命そのものっていう感じなので、力を貰おうと思わず手をかざしてみたりしている。