散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

今年は静か。。。。

2008-10-31 08:44:33 | 思考錯誤


なんとなく今年はハロウィン騒ぎが聞こえてこない。
町も静かだ。

それとも不景気ゆえか?もう皆ハロウィンに飽きたのか?

ハロウィン小話





昨夜は街で知人と夕食をともにした。。
ロベルトのビストロというところで待ち合わせ。
ここは美味しいという評判が数年前から落ちていない。
7時開店で予約受付無しの現金支払いのみ。7時半にはもう空席無しだ。
席は隣人とかろうじて肩が触れない程度のぎゅうぎゅう詰。
私はアンコウとホウボウのあげ焼きに、なすのムース。
知人はエイの鰭。
美味しかった。。。のだけれど、素材入手の手間をいとわなければ、これなら自分でも出来るな。というのが最終的感想。




全く関係ないのだけれど。。。
奇妙なギャラリー 一体このアーティストが何を言いたいのか良くわからないけれど、でも奇抜であることは確かだ。



本日の標語

2008-10-27 00:16:44 | 思考錯誤





先日から奮闘しているドローイング。
気に入らない。
白紙に戻してもう一枚。
3mx3mの紙など売っていないので、張り合わせ作業。
ヒマラヤ紙を使う。自然な薄い茶色の素朴な紙。
(写真は関係なし)

こういう作業は無心になる。

11月中旬までにしなければならない作業は沢山あるけれども、
自分の手元だけ見ながら製作することにする。
その先は見ない。
つまり、あせらないということ。
きちんと足元が見えていないとそのうち転ぶ。



給水搭

2008-10-26 23:23:19 | 写真


この空の元、近所で知人のロシア人の展覧会オープニングがあったので出かけた。
(実際はこの写真よりは明るかったけれども。。。この後雨もぱらぱら落ちてきた。)

その会場の近所にはなかなか素敵な給水搭がたっている。



Meerbusch,Lank-Latum 


夏時間が終わった。
一時間の差は案外大きい。
朝が暗くなってきていたので、一時間後ろにずれると多少明るいので気分は良い。
夏冬時間の切り替えがほんとに必要かどうかと、毎年討論されつつもいまだ実行されている。これでエネルギー節約にどれだけ貢献できているのだろうか。疑問だ。


木曜日の写真

2008-10-23 18:32:32 | 思考錯誤


実体よりも影のほうが存在感をより持っている。。。ということがたびたびある。

と書きながら今日は影の考察をしようと思ったわけではない。

全く別の話。


ラジオの交通情報を聞いていると、ほんとにしょっちゅう(ほんとに+しょっちゅう。。。って変な言い方なんだけれど、ここでは使いたい)注意を呼びかけている。
高速道路に物が落ちていたり、いちゃいけないものが歩いてたりする。

(どんな物が落ちたり歩いているかというと。。。昼下がりの警告

最近猪が高速道路に出ていますから気をつけてください。という警告を聞いた。友人も最近聞いたというから、かなり頻繁だ。

今日ラジオで聞いた話。
ドイツでは最近、猪と衝突する車事故が増えているらしい。年間約32,000頭が衝突事故が報告されたとの事だ。以前の1/4倍だという。
なぜかというと、温暖化で冬が暖かくなってきたものだから、猪の冬生存確率が上がっているという事が原因だと言っていた。そうなのか。
そのうちAutobahnで猪と車の命を懸けた戦いが毎日繰り広げられたりするのかもしれない。。。なんて事を想像して、困ってたほうがいいのか笑ったほうがいいのかわからなくなった。


今日のバラ

2008-10-23 16:56:26 | 植物、平行植物

 

Lavender Pinocchio
ピンクの蕾は茶色がかって、蕾ほころべばグレーが数滴。。。
ふわりと花開くと紅茶で染めた淡いピンクいろになる。



Burgundy Iceberg
春の神秘的な黒ずんだワインレッド色は見せてもらえないらしい。
来春は再び、あの美しい色に会えるのだろうか?


  

Lavender Dream + Lavender Pinocchio
 

水曜の空

2008-10-23 02:52:36 | 写真


冷たい空気の一日。
真ん中辺りに微かに幻日が見える。
夕方アトリエの窓から見た空。



おまけ

ちょっと可笑しかったので。。。Font Conference


この2,3日インターネットラジオ 101 Classic Rock という番組を流しっぱなしにしていた。
(これを書きながら流れているのはレッド・ツェッペリン。)




秋の花

2008-10-21 10:54:40 | 植物、平行植物
ラベンダー・ピノキオはまだ咲いてくれるらしい。
つぼみがまだ幾つか残っている。
W.シェークスピア2000、イザベラ・ルネッサンス、ラプソディー イン ブルーも咲いている。
グラミス キャッスルもつぼみがあがったが頼りなげなので、来年に力を蓄えてもらおうと切った。。






今年は紅葉が美しい。
灰色の道端に真っ赤な炎が噴出したように見える。
音まで聞こえそうに。。。


月曜日の写真

2008-10-20 19:49:18 | 写真





3mx3m の紙の上を絵具を持って這いずり回っていたら風邪を引いたらしい。
床が冷たい足が冷たいと思いながら這いずっていたのだから。。。
(ついに膝、腰、背中も痛いのが情けない)
いや、もうだいぶ前からその兆候はあったので、少し具合が悪くなったということ。
引き込まないようにしなければ。。。
今回の風邪の特徴は腹痛 ―> 喉痛、頭痛 この後まだ展開するか、治るか?


土曜日の写真

2008-10-20 07:28:40 | 写真


ミュンスター

メモ:

ミュンスター展示終了。思ったよりも良い成果。
帰りにミュンスターのピカソ・グラフィック美術館を観る。
フランスのコレクターMaeght夫妻のコレクション。
サルコジ・フランス大統領の協賛で企画された展覧会だったようで、
オープニングにはサルコジも立ち寄ったというのが自慢らしい。




クレフェルド

メモ:

やっとアトリエのある建物の周辺にあった足場が
とれたので、出入りが楽になった。







独楽とマルメロ

2008-10-16 22:40:57 | 思考錯誤




この間中世職人祭りに参加していた木工職人から買った独楽。
アカシア、胡桃、桜などの木から生まれた独楽だ。手にとってまわし始めると、思わず見とれて何度も何度も目が回るほどまわしている。










 


友人の庭からマルメロをもらってきたので砂糖煮を作った。
美味しい。いつもはリキュールも作るが今年は出来なかった。
マルメロは酸味もきついし渋いのでたいてい生食はしない。
しかし、あまり良い香りで、良く熟れていたから薄く切って食べてみた。
すると渋みがあっても甘酸っぱくて美味しい。少しばかりパイナップルの様な味がする。いや香りがすると言った方が正しいかもしれない。
沢山は食べられないとはいえいいものだ。
マルメロの香りも大好きだ。
20個ばかり台所に積んであったのだが、家に帰ってドアを開けるとこの香りが迎えてくれた。
今は台所に入るとこの美しい赤い色が迎えてくれる。







独楽とマルメロの間に何の関係も無く、どうやっても落ちがつかなかったなあ。




メモ

2008-10-15 17:55:05 | 思考錯誤
1)


近所のエコ農家に鶏が元気にすんでいる。遺伝子操作されたものは使わぬ主義らしい。このロゴが古臭くてよい。 

2)
アマゾン経由で古本を買った。
アレッサンドロ・バリッコ著 ”絹”という小説だ。独訳本が出た当時ちょっと評判になっていたから見かけて知っていたのだが、なんとなく気が乗らなくて手にも取らずにいた本だが、表紙の所為かどうか、気にはなっていたものらしくずっと覚えていた。
そしてたまたまこの本の話を最近読んだ。
その記事を書いた方の意見や感性を信用している私は読む気になったのだ。
読み始めたばかりなので感想らしき物はまだかけないが、読んでいてとても気持ちが良い。良い予感が満ちている。
この古本の値段は29セント。送料が3ユーロ也。
ほとんど送料代を払っただけのような物だった。これから味わって頂く。。。

3)
最近2度ほど話題にした茸Coprinus comatusは健康食品として粉末、錠剤になって売られてもいるらしい。
血糖値を下げる効用があり、また痔や便秘に対しての効果があるということである。酵素の所為で間もなく解けてしまうのだそうだ。

4)
先日フランクフルト・ブックメッセの事務所から請求書が届いた。
身に覚えの無い請求書が舞い込むというのは、結構な不安をうむ。
週末だったので、バチバチと怒り気に抗議メイルを書いて送り、翌朝月曜日、メッセ事務局に勢い込んで電話をかけると「ああ、間違いでした。今朝請求書解除の手紙お送りしましたので。。。」謝るでもなく、実に簡単なのである。
急に怒気は萎えて、なぜ私の住所がリストに載っているのか知らないけれども、必ず消してくれるように念を押して電話を切った。
(一度ブックメッセのブックアート部門で関係があったが、それで住所が残っていたのだろうか。5,6年も前の話だけれど。。それとも個人情報の流出?)
こういうことは間違いは珍しいことではない。

5)
豊田市美術館にて
不協和音―日本のアーティスト6人という展覧会が9月30日から12月25日まで開催されているそうだ。
昨日その中のアーティストの一人斉藤陽子さんが手紙を送ってきてくださった。
日本の権威主義・保守的体質を感じてこちらに戻ってこられたようだ。

お近くの方はいかがでしょうか?もしもご覧になった方がおられれば是非ご感想をお知らせください。






霧の魔法

2008-10-14 01:26:56 | 思考錯誤
真っ赤な蔦がバサリと散った。

植物達もすっかりくたびれ果てた様子をしている。

私同様風邪をひいている奴もいるに違いない。

夏らしき夏が無いままに秋に突入した。

夏に続いて秋もたびたび雨が振る。

雨粒が落ちずに、ほんのり太陽が透けて見える空は上出来だ。





 
文句をたれつつも曇った空や霧の濃い日は嫌いじゃない。
向こうに見えるはアヴァロンか。。というような景色が現れる。
ひと時の幻想。




見慣れた筈のライン川河岸が見知らぬ場所に見えてくる。
これは便利だ。
瞬間にして旅の気分に突入できるのだから。。。




そして船が立てた漣の音は
遠い海の波音。。。




Viersen と Kempen

2008-10-13 01:13:49 | 美術関係


土曜日。
Viersenという街にある画廊を下見に出かける。
今年は沢山の個展が重なってしまったので、少々きつかった。
出来る物なら無理をしてでもやってしまえと言う気分になって
くる物はほとんど拒まず。それが良いことかどうかはまだわからない。
Viersenの個展で今年の展示は最後。




帰り道Kempenという街の脇を通る。

ふと見ると中世職人祭り開催中だったので見物。
木工職人から木の独楽をいくつか買った。

人気の少ない通りを歩いていると二階の窓から顔を出していた爺様が
「向こうのほうへ行ってみなされ。。今日は祭りをやっているよ。
今日はにぎやかだよ、特別にぎやかだよ。こんなににぎやかなのは年に一度か二度だあ~」と話しかける。
そうだろうな、この街がいつもこれほど賑わっていたらたいした物だ。

Kempenの名は890年にすでに記録に残されているが、栄えたのは中世後期であり、その後ペストが蔓延し、30年戦争で痛手を受け、フランス革命軍の占領、第一次世界大戦ではベルギーに占領され、第二次世界大戦終盤では爆撃によって街は大破した。その後の修復作業で城郭の残るこの小さな町は今でも当事の趣を残しながらひっそり息づいている。



(写真:街の教会脇の建物の角)



茸便りその3

2008-10-10 01:29:02 | 自然観察
茸続きだが、帰り道に写真を撮った。




街路樹の足元にニョキニョキ出てきた茸はこんな茸。
この状態でもかなりくずれやすくなっている。
やはりこの間見たような出たばかりのコプリヌスが本当は美味しい。

 

あっという間に傘が開いて内側が黒く変色し始め、解けてしまう。



これは畑の脇に生えていた。Coprinus auricomus? 違うかな。。
どなたかご存知とあらば。。。ご一報を。
いずれにせよ食用ではありません。 しかし美しいねこの傘。。。↓



週末に散歩中見かけた茸 ↓






米国の金融不安の所為で世界中の景気が影響を受けているけれど、大丈夫なのかなと。。。日頃のんきな私も考える。この不安な波が飛んでも無い方向に向かっていかぬように願う。