散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

近所の花火

2007-05-30 06:28:54 | 思考錯誤
05292007/22:15












近所の花火。
聖霊降臨祭の祝い日前後に近所の広場に移動遊園地がやってくる。
一週間ほど夜中までかなり賑やかだ。
最近は最後に花火をあげるのが慣わしとなっている。




寝室の窓から眺める。



土曜日に日本の花火は見られるだろうか?
雨が降らない様に。。。

5月28日

2007-05-29 08:41:45 | 製作記録


雨が良く降る一日だった。
地面に一部屋分穴を掘って木で作ったカプセルのような部屋を埋め込む者もいれば、敷地に湖があってリモコンを取り付けた沈みそうに危ういボートに山羊の剥製を乗せて走らせる者もいるようだ。
(フェリー二の映画で舟に犀を載せて浮かぶシーンがあったのを思い出す。あのシーンは好きだったな。)
写真、絵画、彫刻、野外インスタレーション。。
私の今回の展示は小さな二部屋続きで寂れたラボのイメージ。
今週土曜日がオープニングでお祭り騒ぎだ。
デュッセルドルフは丁度その日の夜、〝日本習慣”の締めで花火大会があるらしい。
出来たらそれを観に行けたらいいなあと思っている。

2007-05-27 08:50:49 | 思考錯誤
苺の季節になった。
ビニールハウスから収獲される苺と違って美味しい。
思わずあっちこっちで苺を買ってしまう。
気がついたら目の前に何皿も並んでいたので、少しだけ西洋ニワトコの花と一緒に砂糖漬けにしてみようかとか色々考えてみたが、考えながら一粒一粒つまんでは食べてしまうものだから、結局砂糖煮にするほど残らない。
それでも何かしてやろうと言う気になったのは、アトリエに来る事になっている顧客を待つ間のポカリと空いた時間の暇つぶし。。。




 



誰にでも作れる簡単なマフィンである。
私は少しだけ生姜汁を入れるつもりで用意してあったのに、入れ忘れてしまった。




もう少しシックな写真にしたかったが  食べるのに忙しくてそんな余裕が無かった。







あっという間に消えてしまうマフィン。


しっとりして苺の香が良い。



苺はヴィタミン、ミネラルが多く腎臓、肝臓に良く、血液の浄化、利尿作用そして便秘にも効き目があるということだし、一日に理想的ヴィタミン摂取量は苺を150g食べる事でクリアされるというから、やっぱり又苺を買ってこようと密かにたくらむ。。。。


2007-05-26 00:57:12 | 思考錯誤
テラスに出ると白黒物体がのそのそ動き始めた。





威嚇している。

こやつは私を見るといつもこんな風にシュウシュウいいながら威嚇してくる。
この世には『猫好き』が実に多いので、どうせ私が猫に石でも投げたのだろうと想像する方もあるかもしれないから、一言書いておくが別に私は意地悪を仕掛けた事は無い。
初めて顔をあわせた時に、お互いにこいつとは気が合わないと瞬時に決め付けてしまった。
我が家のテラスも部屋も自分のテリトリーと認識しているこ奴は私が存在する事自体が気に食わないらしい。

今朝、私は他に目的があってテラスに出たのであって奴の相手をしている暇は無いい、と無視していたにもかかわらず思い切り威嚇し続けている。
うるさい奴だ。

写真の手前に見える細々した木は我が家のライラックで、彼の爪とぎに利用されていた。深く痛手を負った幹があまりに痛々しく、そのままでは木が枯れてしまうのではないかと心配になって仕方なく、見栄えは悪いが幹にテープを巻いて保護したのである。






目が半眼になっている。
あんまりシュウシュウいったからだろうか、毛玉が喉につかえてこの後ゲコゲコ、ゲエゲエといいながら退場した。




へへへ、と会心の笑みを浮かべつつ私は作業に戻った。
私は毛玉など喉に詰めたりしない。

天気雨の降った日

2007-05-25 20:04:33 | 自然観察
 



ぽつぽつぽつぽつと音がするので、聞き耳を立てていると
外は明るいのに雨が降っている。

勝手に生えた芥子の株がぐんぐんと成長して数え切れないほどの蕾が細い茎の上でゆらゆらと風の調べにあわせて踊っていた。
雨に打たれても、あの頼りなげな茎はしゃっきりと、眩しいように紅い花の杯を支える逞しさだ。

雨雲が通り過ぎて、陽の光は葉の上に一時腰掛けている雨雫に入り込み、小さな光る玉となる。







ナルコユリの葉になにやら沢山の芋虫が食事中で、しばしためらったが退いてもらう事にした。
しかし何の幼虫だかわからない。
透けるような肌の下には紫色の体液が流れているような感じで、実際食事中の彼らをのけていたら、薄紫色の体液を出した。
一体なんだろう?調べてみたがまだわからない。紫色の蝶が現れるのだろうか?
2,3匹残しておけばよかったかもしれないと後悔した、又でてきたら一体どんな蝶(蛾)へと変身するのか確認したい。
彼らはナルコユリだけにご執心のようだった。

雨が上がって虫たちがやれやれという感じに行動をし始めたのに違いない、なんだかそこここで動くものが居るようだ。
最近目が悪くなって良く見えないとはいえ気配は感じるのだ。






じっと目を凝らすとカミキリムシのような触覚を広げた小さな虫(体長2cmほどの小さな甲虫)が、やはり勝手に生えて茂っている Achillera millefolium = セイヨウノコギリソウ、グリーン・アローの蕾の上で考え深げに(なんとなくそのように見えたのだよね。)立ち止まっていた。
これも又手持ちの本では正体を明かす事が出来ずにいる。
あまり私がうるさく眺め回すのが鬱陶しくなったと見えて飛び立ち、キスゲの葉へと非難した。



 貴方は誰?



 セイヨウノコギリソウ

上記のセイヨウノコギリソウは昔、薬草として使われた。止血効果がある。ビタミン、ミネラルが豊富なので食欲不振のときや風引きの際はこれを食べたりお茶としてのむとよいようだ。
ヒルデガルド・フォン・ビンゲンもこう書いている。
『事故にで外傷を受けた場合、この草をワインにつけてそれで傷口を洗う事。または水の中で煮た暖かな葉を傷口に当てると、化膿せずに治る。打ち身などの場合は草を乾燥させて粉末にしぬるま湯に入れて内服する事。症状に改善が見られた頃、暖めたワインにこの粉末を混ぜてのむと良い。』
他にも色々な効用があるようだ。

17世紀にはゆがいたりスープに入れて、好んで食された植物であるとも言う。
葉を炒めて食べる事も出来るし、若葉は細かく刻んでサラダに入れても良い。これはもちろん私も試してみて、おなかもこわさず元気なので問題は無い事が実証済みだから、もしも見つけたらお試しあれ。

ラテン名Achillera millefoliumは英雄アキレスが戦士達の傷の手当てにこの植物を使ったという話から来ている。



ドイツ名でも血止め草、大工の薬草、傷口草、腹痛止草、など、効用をあらわす呼び名が多いということからも、良く使われた薬草だった事がうかがわれる。

面白いのは昔、この植物を枕の下において願いをかけながら眠ると、将来のパートナーが夢に現れるとか、恋占いに使われたそうだ。花嫁の持つ花束や教会の飾り付けにも欠かせない花だったらしい。
例を挙げると、セイヨウノコギリソウの花束をベットのうえに吊るしておくと、その恋人達の恋愛は少なくとも2年は続く。2年たったら又新しい花束を吊るす。
(なんだか妙なまじないだと思うけれどね。)

又中国でも、この植物の茎を占いに利用したという事である。どうしてこの草の茎なのかは残念ながら知らない。

邪魔扱いにして引き抜いてしまおうと思っていたが、かなり役に立つ薬草らしいのでとりあえず引き抜くのはやめて、今夜のジャガイモスープに混ぜ込んでみようか? 

まれに紅色の花が見られる。
園芸種になるとかなり濃いピンクや黄色、薄いオレンジがかったピンクなどもある。



メモ)

調査結果、甲虫の正体解明! Agapanthia villosoviridescens やはりカミキリムシの仲間だ。

今日の一品

2007-05-21 03:55:17 | 飲食後記




農家の出店に苺が並んでいた。
試食させてもらうとこれはとても美味しく、甘く、嬉しくなって2盛り買った。
店のおやじさんはこれは美味しいよ、といって写真のソーセージを指差した。
冷蔵庫の中に幾つかのレバーペーストやソーセージやハムが並んでいて、おやじさんの言うには近所の肉屋が作ったものだという。
このソーセージを指差して、どれも美味しいがワシはこれが一番好きなんじゃ、と実に買わせたいという様子だ。名前を聞くと『Bauernfruestueck=百姓の朝食』という。
試しに誘われて買ってみたら、ちょっと塩気が強いとは言え中々美味しい。周りに歯ごたえがあるほどにしっかりした煮こごりがついているところが良い。

Bauernfruestueck=百姓の朝食』というと、普通ジャガイモとベーコンのいためたものなどを言う。






-今日のテラス


左上/PIERRE GAGNAIR 有名料理人の名前がついているのが又よろしい。良く咲くが、どういうものか一番葉きり蜂の幼虫に葉を食われてしまう。美味しいのだろうか?今年は何故か色味が薄い。去年かなり切り戻しておいたが又間延びした感じに延びて先端に花がついている。
右上/名前を忘れた。Pinkがつく名前だった。とてもよい香がする。小ぶりの花。
左下/名前は知らない。スーパーマーケットの店先に並んでいたのを薄緑色の花が気に入ったので買った。今年は沢山蕾がついた。
左右/Schneeflockeなんとなく白い花が欲しかったときに買った。

私は特に薔薇を特別集めているわけではない。
香の良いものを集めていると自然にある種の薔薇は外せなくなってきてしまうのだ。
香ゼラニウムやハーブの類も私のコレクションの一部だし、ナースリーにゆくと目の活躍もさながら鼻の後から足がついてゆくという感じだ。

今日は午後から蒸し暑くなってきた。雨はたびたび降るようだが、又気温は上がってくる様子。
今週末には展示をほぼ片付けてしまう予定なので内心は焦りつつ、しかしまだこうやってよそ事をしている。



着陸

2007-05-19 00:16:46 | 自然観察
準備完了。。。着陸体勢に入った。。。誘導を頼む。。。






いつも目の敵にしている蝿だってこんな風に見るとなんだか可愛い奴に見えてくる。


ところで、植物と虫の関係で面白い話を見つけた。
Vigna unguiculata (L.) Walp. subsp. unguiculata と言うマメ科の植物にNoctuidaeと言う蛾の幼虫を連れてゆくと、もちろん幼虫は食事を始める。しかし豆は、黙って食べられるままにはなっていないらしいのだ。
幼虫が豆の葉をたらふく喰うと消化作業中に植物性プロテインATP合成酵素からInceptinという蛋白フラグメントが出来て、幼虫の唾液に混入する。Inceputinは11のアミノ酸の鎖からなっており、これが幼虫に口臭をもたらすのだそうである。
幼虫は口臭に気付かぬまま次なる植物に喰らいつくと、その匂いに気がついた植物は緊急体勢に入り、毒素と幼虫の天敵を呼び寄せる要素を作り上げて発散するという事なのだ。
蛾の幼虫が口臭振りまいてガシガシと葉っぱを頬張っているところを漫画的に想像して一人でにやにや笑ってしまった。
植物は徐々にそういうシステムを作り上げてきたのだろうが、複雑なアラームシステムだ。
面白いね。

”Glamis Castle”

2007-05-18 08:41:16 | 植物、平行植物
 
Glamis Castle
イングリシュローズ 1992年 David Austin


Glamis Castleはエリザベス女王の母英国王室皇太后(Queen Mother)が幼年期を過ごし、マクベスに登場する城のモデルになったと言う話である。
また、良くある話だが幽霊話の多い城らしい。
例えば、白い服を着た女性が時計台の窓に現われて、見ていると後ろから誰かに引っ張りこまれるかのように引っ込んでしまうという。幽閉された白いドレスの婦人の話はどこの城にもあるようだ。
又、ある時客人として厄介になっていたBeardie伯爵はサバトだというのにサイコロ遊びをしようとした。誰からも相手にされなかった彼は思わず頭に血が上り悪魔とだってサイコロをするぞと大声で叫んだのだ、もちろん悪魔はやって来て伯爵は命をかけてサイコロを振り、城の者達は彼がののしったり叫んだりするのを聞いたという。今でも彼のサイコロを振っている物音がするのだそうだ。このくらいの話ならあまり他人に迷惑をかけないので可愛い。
Bowes-Lyon家にある時、異形の者が生まれ、生涯開かずの間に閉じ込められていたという話もある。Glamisのモンスターという有名な伝説だそうだ。後にこの開かずの間のありかを突き止めようと城の窓と言う窓という窓に白い布で印をした者があった。作業が終わり、さて外に出て見ると全ての窓から白い布は消えていた。 『Glamisのモンスター』がそっとしておいてくれと意思表示をしたものかも知れない。
他に、この城にあるチャペルに現れる"Grey Lady" のための席は必ず空けておかねばならないとか、召使はたびたび灰色ひげの男に追い掛け回されると言う話もある。

兎に角この愛らしく品の好い薔薇はそういう城の名を貰っている。
この花の放つ香はMyrte=Myrtus communis(ギンバイカ)の香に似て、遠くにある記憶を引き出そうとするような、淡いのに強い力を持っている。
そういえば沈丁花の香にも少し似ているなあ。

ここしばらく又雨が多い。
この花の蕾は雨に弱く、すぐに傷んで駄目になってしまうので、慌てて鉢を軒下に入れた。こういうところは鉢植えの利点である。

花模様

2007-05-17 01:58:47 | 飲食後記
しのつく雨の中を仕事場に向う途中、うつむきながら歩いていると西洋ニワトコのクリイム色の小さな花が黒々とした地面に散りばめられて良い香が立ち上ってきた。道路いっぱいの可愛らしい花模様は中々楽しい。


 





毎年西洋ニワトコの花のシロップやリキュールは忘れず作るようにしている。去年はこの時期に日本に出かけて留守にしていたので今年こそ必ず作ろうと心に決めていた。しかし6月3日からの次の展覧会のためにもうひと頑張りしなければいけないのでなんだか気ぜわしくて花摘みに行く事が出来るものかと懸念していたが、とりあえず少しだけ収獲し一瓶だけ仕込んだ。西洋ニワトコの実とプラムの砂糖煮も実に美味しいので忘れないようにしたい。
それはチーズに添えて食べるととても美味しいのだから。。。




西洋ニワトコのリキュールはこれから4週間花を入れたまま寝かす。



万能植物

夢:無念なる事

2007-05-16 08:50:39 | 夢遊


今朝目が覚めて開口一番に相棒は『鯛を食べそびれた夢』を見たといった。
台の上に何故か三枚おろしにされた鯛がずらり並んでいて、袋いっぱいに買ったのだそうだが、そこで夢は切れた。うつうつとしていると又同じ夢を見たのだが、また同じところで目が覚めた。
よほど鯛に未練があったのか実に残念そうな顔をしていた。
私の方はというと夢の中で知り合いに渡さねばならぬ写真を抱えてウロウロしているうちに見失って『渡しそびれた』。
『。。。そびれる』ところは同じだ。
渡しそびれて、諦めて歩いているとなにやら小さな店が軒を連ねる古風な通りに出た。
キスゲの葉で作った飾り物、薄桃色の『練り切り』のような菓子が並んでいる。とてもよい感じだ。
しかし私はそれを『買いそびれた』。

実験報告

2007-05-15 16:59:02 | 製作記録
先週末3日間はオランダの小さなメッセに出展した。
今回は日本人の美術家でもある友人の大きな協力を得て実験的共同作業を展示してきた。
『しりとりプロジェクト』
しりとりなど珍しいものではないかもしれないが、その形跡を見ていると人とのつながり、言葉と絵の持つ力が少しずつ浮き上がってくる。
これは何か強烈なメッセージ性を持った仕事ではないが、鑑賞者に『きっかけ』を見つけてもらうことぐらいは出来ると思っている。
しりとりを絵やオブジェに転換し、展示は個個の作品を写真に撮り、それを線でつなげたものだ。
行為の経過を見せることが主旨なのでオリジナルではなしに写真を使った。
今回は日本語で作業したので、もちろん日本語を解する人意外は物と物の間のつながりは見えない。それにもかかわらず鑑賞者達はそこにロジックを見つけようと必死になるのが面白い。何か見つけて報告してくれるのが面白い。
それはこの実験のポイントでもある。
次にはドイツ人の作家と同じ作業を続けて見たいと考えている。すると又違ったストラクチャーが現われて来る筈なので、楽しみにしている。
また、大勢を巻き込んで、ある言葉から派生するものをまとめてゆく別のヴァリエーションを幾つか考えている。
とにかく多くの人はそれぞれに楽しんでくれたようで、それは私たちの意図するところだった。





気分転換

2007-05-11 00:29:29 | 思考錯誤

昨日はコンピューターのモニターに張り付く形になって一日過ごした。今週末にあるオランダの小さな町で行なわれるメッセに持ってゆくための資料を作っていた。
アトリエにはコンピューターが無いので、コンピューター作業をするときには朝から晩までまとめてエイ、ヤッ、とばかりに作業するのだが、おかげで肩はバリバリに凝ってしまうし、右手の甲は筋が痙攣して暴れ周り、肘周辺は重力が一気に5倍くらいに増えたかの様に限りなく重く、目は玉葱の輪切りが茹であがったよう(つまりグルグルのバラバラ)になって、しまいに視界は10年洗わなかった窓ガラスのようになってしまう。
今日は午前中は続き作業を進めているうちに、やっとめどがついてきたこともあって、やれやれと溜息をついた途端、『気分転換をするべきである』というアイディアにとり憑かれた。
外は雨であるから草むしりをするわけにもゆかず、私は髪を切りに街に行った。草むしりから髪を切りにゆくという行為に突然移行したのは、それほど唐突ではない。草むしりをすればすっきりするだろう=髪を切ればすっきりするだろうという連想である。
すっかり短髪にしてもらおうかと勇んで美容院に向ったものの、鏡に映る顔を見て勇み心はスルスルと萎え、とりあえず”今より短く”とお願いした。
昔、背中の中ほどまで伸びた髪を突然五分刈り同然に切ってしまった前科の持ち主である私だが、この頃は意気地が無い。(意気地の無さと関係があるのかどうかというと関係なさそうだ。)
それでもすっきりと刈り上げた首筋が涼しくてなんだか随分軽くなった。
まだ家での作業が残っているので本屋は店先しか点検せず、久しぶりに東洋の食品店でモヤシと豆腐を買い、食べたかったイタリア菓子『カネロニ・シチリアーニ』を買い帰路についた。
戻ると急に空が明るく晴れ間が覗き、元気に咲いたバラたちが輝いているので、しばらく花の横で深呼吸をしたり、花をつついたりしてからかったあと、2,3本花をを切り、自前の花瓶に活けてみた。花達のおかげで花瓶も映えるというものだ。
さて、薔薇を眺めながらカネロニ・シチリアーニをたっぷりのコーヒーと共に味わう楽しみを想いながら、一気に残り作業を片付けてしまおう。

しりとり

2007-05-09 18:01:11 | 思考錯誤
私は電車の中で暇つぶしにしりとりや数字ゲーム(限られた数字を足し引きかけ、割り算しながら0や1など最初に決めた数字にする事。)をする。
案外これで一人で夢中になっていることなどもあって我ながら実に単純だと思う。これで電車を乗り越したことはまだ無いけれどね。
しりとりにも色々あって3文字で中の一文字を取るもの、前の言葉を一緒に記憶して続けて言うもの、2つ、3つ一度に続けるもの、テーマを決めてみるなど、少しの工夫で又さらに楽しめる。
暇つぶしにはもってこいだ。
じつはこの頃記憶装置の具合が悪くなってきて少々不安を感じている。
子供時分によく周りの大人達が物忘れを嘆いているのを度々聞たものだが、もちろんの当時はそれが実感できなかった。しかし今それが自分の中で起こっているのに気付いている。
私はわりかし良く作動する記憶装置を持っていたので、大げさなようだけれどそれは衝撃だった。
おこがましくもそういう事は自分には起こらないと心のどこかで思っていたらい。驕れる者久しからず。。。だね。
引き出しの開け閉めが悪くなっている感じ。。。いや、使い古されて劣化した記憶装置がいきなりボロボロと崩れて行くイメージというと、ぴったりに思う。
ひょっとして数字遊びや、しりとり遊びは記憶箱の引き出しの動きを多少滑らかにする体操になるかも知れない。
なんだか少し情けない話になってしまった。

 

ゆめめいそううつろいいとつむぎぎゆうひひなたたつまききんらんどんすすななつ
つきよよざくららんぷぷらむむかしばなししんぞううらみちちかどううんももなか
かまいたちちていここなきじじいいといがわだんそううめぼししらがねぎぎんまく
くるみわりにんぎょううかいいるかかいあわせせかいちずずししゅくめいいんかん
。。。。。。。。。ん!


今日も一枚

2007-05-08 06:24:31 | 思考錯誤


雨雨雨
雨印が先だての太陽印に取って代わった。
だけれど、少しいつもと違うのは雨なのに空気が暖かいこと。
いづれにせよ少なくとも今週一杯は雨が降る予報なので、珍しい晴れ続きの4月の後、農家は胸をなでおろしている事だろうと思う。





話は変わってこのところやるべき事を放ってスヌーカーの試合の実況中継をつい見てしまう。
今日のWM決勝はジョン・ヒギンズ対マーク・セルビー。
我が家ではセルビーが人気なので、彼のプレイに一喜一憂。
準決勝戦でのセルビー対マーフィーは手に汗握る好試合だった。
さて、また試合観戦に戻ろう。