散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

展示場見学

2009-04-29 00:02:48 | 美術関係
今日のメモ書き


9月半ばにあるグループ展の現場を見学に出かけた。
Krefeld-Uerdingenという街にある蒸留酒工場跡の一部で1000平米ほどもある。
現在では一部、アーティストのアトリエハウスになっている。





これからホールの壁も塗り替えられる。


イニシャチヴを取る一人は絵描きのBart


出展者は35人ほど。。。


写真家のRalf。。。。


こんな大きな樽がごろごろ転がっている。これなどまだ小さい樽。


展示場に使われる建物の出口付近にかつて使われた酒用タンク。


今では可愛らしいデザインの社名のロゴ入りミニバス。


社員通用門脇の事務所にあった地球儀。中に入っているのは目玉商品だった”Dujardin Imperial"





今日は小雨のぱらつく寒い日だった。
すっかり体が冷えてしまったので零時も過ぎたし、もう寝てしまおう。

おやすみなさい。







薄ムラサキ

2009-04-27 14:05:24 | 植物、平行植物
藤が咲いた。
薄紫の軽やかな翅を持つ蝶が集っているようだ。
風に吹かれてふさふさと音がする。香りが流れる。

藤もポリフェノールが多く含まれている植物らしい。
美しい花を目の前にして無粋なことを考えている。
若い蔓、芽、花、種のすべて食べられる。
しかし、花を目で楽しみ、触れて楽しみ、嗅覚で、味覚で楽しむ事ができるなら
これは無粋とばかりは言えないのではないかとも思う。
官能的とも言えるかもしれないね。
たとえ本当に口に入れずとも、それぞれの感覚を思い巡らすだけでも
なかなか楽しい。



Iris Pallida Variegata と名札にはあるけれど、日本のシャガによく似ている花を咲かせる苗を一つ購入。斑入り葉が美しい。花の大きさもシャガと同じくらいに小ぶりなのだ。
しかしどう見ても調べても名札の花の写真と実物の様子が違いすぎる。
どこかで間違いが起こったのでは無いかと思うのだけれど、結論としてはどうでもいよいことなのだ。私はこの花が気に入ったのだから。。。










余談(いつも余談しか書いていないのだけれど。。。。)

ブロガーが記事を書けばネット上で苗木が育ち、育ったヴァーチャル樹の本数に応じて、実際に植林活動が行われるという仕組みのブログパーツを見かけて、面白いものだなと思って試しに登録してみた。
そんなわけでちゃんと育つものかどうか知りたくて、書くことが見当たらずとも熱心に毎日更新しているわけだ。

この時期は植物の変化が一番大きいので、何が咲いたの匂ったの、若葉は食べられるか美味しいか。。。などなど報告するには事欠かないのだけれども。

この季節は、木々の滴る緑が本当に美しい。



グリムスを立ち上げた人

グリムス

日曜日の近所散歩

2009-04-26 22:41:26 | 散歩ゲーム

晴れていたので近所を散歩。本日は5キロコース。





白アスパラガスの畑の畝が美しい。
美味しいアスパラガスが出てくるのも間近い。
もう初物が店に出ているが、まだこれからだ。
山積みになる頃が待ち遠しい限りだ。



可愛いヤギが日向でのんびりしている脇を挨拶をして通り過ぎる。







この建物は数年前に手を入れてホテル兼レストランになっている。



館の周りにはお堀が巡っていて、一部手入れが行き届いていないとはいえ
良い景色だ。
散歩中の鴨の母子を幾組か見かけたが、気が付くと
雄連中が数羽一塊になって日向ぼっこをしている。
家族ほったらかしで男同士で寄り集まってのんびりしているのだろうか?
余計な邪魔をされないように奥方から牽制されたのだろうか?
などと他愛も無い事を考えながら歩く。。。

色々な種子がやってきて着陸し芽を出し育った緑で、
木のウロはすっかり緑化され、小さな箱庭ができ上がっていた。
(写真右手前の木)



午後はルバーブを貰いに友人の庭に行くと、
マルメロの花が満開。とても愛らしい形と色合いの花だ。



庭の端に立っている小さな物置小屋は、
指輪物語に出てくるホビットの家のように
緑に包まれてしまった。クレマティス、ホップ、
ブドウ、バラが危うい屋根をつなぎとめている。
物置小屋を編みこんでしまったかのようだ。




さて、ルバーブで何を作ろうか?
ルバーブの砂糖煮を作ってメレンゲの間に挟んで食べようか。。。。





メモ:
昨日は5月8日からの本の展覧会用に一点ケルンに届ける。





Editionale 10周年記念展
(アーティストブック、エディション、ブックオブジェ)

オープニング:5月8日19時
会期:5月9日から6月21日まで
場所:Kunst- und Museumsbibliothek der Stadt Koeln
   Heinrich-Boell-Platz, 50667 Koeln
(ルードウィッヒ美術館内)
   0221-22122388
月曜      14時から21時
火曜から木曜日 10時から21時
金曜日     10時から18時
土曜日     11時から16時

移し絵

2009-04-25 09:50:53 | 写真
道路に写った(移った)絵





この写真を見て、
朧な記憶がよみがえってきた。
子供の頃 "写し絵”が何かのおまけに 
ついていたと思う。
はっきり覚えていないのだが、
刺青気分で腕などに絵を写しては
得意になっていたような気もする。





今日の標語

「人は遊びの中で完全に人である」フリードリッヒ・シラー

クコ

2009-04-23 17:07:33 | 植物、平行植物



友人Mから電話があった。
彼女は"エコト-プ”という共同体の庭を借りていて足繁く通っている。食べられる野草は食べて見よう意欲は私のそれにも劣らない。
「Gojiっていう植物が面白そうなんだけれど知っている?中国から来た植物で、実も食べられるし健康にいいんだってきいたのだけど。。。」という。
Goji?五児、五時、誤字。。。聞いたことが無い。
何によいのかと聞けば、何にでも聞く万能植物だと聞いたという。彼女はそのスーパープラントを去年年末に入手して私の誕生日に届けてくれようとしていたのだが、冬の間その小さな苗は裸の2本の棒になってしまった。生きているかいないのか不明のその鉢を届けることを躊躇した彼女は春芽吹くまで待っててね、と言っていたのだった。
その2本の棒は空気もぬるみ始めると芽吹く様子を見せ始め生きていることがわかった。そんな経過で私は先だて、その鉢を受け取りよく見れば、見慣れた植物に似ている。
早速調べてみれば何の事は無いその2本の棒は”クコ”だった。

中国食材店で乾燥クコの実を買ったことがある。真っ赤で美しい小さな粒は真っ白なお粥の真ん中に数粒放つと美しい。ほのかに甘い薄い味なので美味しいとか不味いとかいう感想もなかった。
昔はクコと聞けば漢方薬店にあるもの、生では毒で食べられない物と思っていたし、ましてや美味しいものではないと思っていたから、実をデザートとして食べることなど思いもよらなかったが、そういうようにも使うらしい。
クコの持つ成分は血液浄化、体調を整え、新陳代謝促進、癌細胞の増殖を抑え、強い体質を作る作用があるのだという。友人は2年前に大病をして大きな手術を受けた。こんな効能書きの下がった植物を見ると興味深々になるのもその所為なのかもしれない。(もっともよく考えれば昔からのことだ。。)
更に調べれば若葉を集めてさっと湯がきゴマ汚しにしたり、油いためや天麩羅にしたり、煮びたしを刻んで炊き立てのご飯に混ぜ合わせると美味しいのだということだ。
そんな話を読んでしまったら私は少し葉っぱをいただいて味見してみないことには気がすまない気分になってしまったのだけれど、まだ芽吹いたばかりで毟り取るのは忍びない。
早く大きく育ってくれと話しかけ、水をやり、えさをやりながら、私はすっかりヘンデルとグレーテルを捕まえた魔女になった気分だ。
しかし、クコは大体において丈夫な植物で昔はあちこちにわさわさという感じに茂っていたように記憶している。
多分この苗もそのうち困るほどに大きくなるのかもしれない。


最近野草、山菜のテーマが続いたから、この際ついでに告白する。
私の探究心は止まないのだ。

1)アケビ
昨日つるの先10cmほどを摘んで、さっと湯がき冷水に浸けてあく抜きをした。
鰹節を乗せていただくと、かなり美味。
我が家のアケビはちょうど茂りすぎて困っている所でもあることだし、芽を摘むのは一石二鳥であるなと言い訳しつつアケビに礼を言って収穫した。

2)ぎしぎし Rumex
芽のまだ葉が開かぬあたりを摘んで、さっと湯がき冷水に放つ。
細かく刻ん鰹節と醤油をかけていただく。これは昔日本にいた頃すでに試したもので、その頃私の味覚が違ったのか支度の仕方が悪かったのか、美味しいとは思わなかった。もっとも大量に食べるものではない。ほんの一口が美味しい。ほのかなうまみがある。



菜の花畑

2009-04-22 21:13:58 | 写真
雲の切れ間
花畑に光が注がれる。
光と影が波の様に打ち寄せる。

甘い香り風に乗って飛ぶ。





Brassica napus = セイヨウアブラナ











修道院の庭と思われる所に居た。

「手のひらの上で独楽を回すのは健康に良いのです。」

。。。と私の傍で声が聞こえた。



これは昨日の夢の欠片。

(どうやら駒で掌のつぼを刺激する健康法だ。)



夢遊: 千切れた水鏡

2009-04-21 18:37:01 | 夢遊
ちぎれた鏡に映る景色。
間もなく夢のように乾いて何処かに飛んでいってしまうだろう。









久しぶりに全く奇妙な荒唐無稽な夢をみた。。。




追われていた。
私は向こうに見える”講堂”の中に居る存在を知っていた。
知っていたから追われることになったのらしかった。
逃げ回るうちに私には何か不思議な事ができるということに気が付いた。
たとえば屋根の上にだって飛び上がれる。飛び上がってみたのだ。
屋根の上には2人の男が人間大の機械を挟んで口角に泡飛ばしてなにやら論議中だった。
二人をおいて屋根から下り走り続ける。
すると私の左手に大きな湖が現れた。走りながらも静かな水面に木の葉が一枚くるりと回ったのを目の端に捕らえた。
私は右手の人差し指で時計回りにくるりと円を描いた。すると水の中に小さな渦巻きがあらわれた。
走りながら人差し指は何度も何度もくるりくるりと円を描いたので、やがて湖の水面は渦巻きで一杯になってしまった。その渦巻きが成長して水面が盛り上がるのを見てあわてた私は全速力で走った。追っ手はまだ見え隠れしている。
やがて袋小路に入ってしまった。万事休すだ。
唯一の行く先は"建物”の入り口だった。
入るとその建物は博物館だか美術館だかそういったもので、人ごみを縫い左右に目を向けながら私は走った。実は私は"見て"はいけなかったのだ。
見て何かを確認することがどれだけ危険かということはわかっていたのだった。
そう思いながらも私はある絵の前で足を止めた。その絵はぼんやりと薄青い四角が描かれたもので、四角形には碁盤状に細い黒い線が引かれていた。脇のある名札には"ミクロノコン”と書かれていた。
「ミクロノコンだって?一体なんだろう?」とつぶやいてしまったことに息を呑んだが、もうすでにそれは"始まって”しまったのだ。
"何か”を確認して名前を呼べばそれは具現化してしまう。それも悪意に満ちた形でだ。
あたりを見回すと”絵”の脇に立っていたインフォメーションブースは薄水色のガラスブロックでできており、絵の中のミクロノコンと酷似していた。


。。。。というような夢を見た。





八重桜

2009-04-20 08:12:49 | 植物、平行植物
日曜日。
朝の冷たい空気の中。






極近所の並木に八重桜が植わっている。






地面から1,5mくらいの高さで山桜に接いでいる木なのでおかしな樹形だ。
こういう種類なのか細い枝にはごつごつと短い節ができて奇妙な形になっている。昆虫の脚のような枝にポコッポコッと花が付くが。すんなりとした細枝ではない。
重たい花がうんざりするほどに付くのにひょろひょろの細枝がよく持つものだ。
どうもこの樹形、このボリューム、バランス、花色には毎回見る度に難癖をつけたくなる私だが、しかし毎年一生懸命咲いているのに文句を言ってはいけないだろう。






実は少しだけこの八重桜の若葉をいただいた。
一度塩漬けをしてみたかったのだよね。
(あ、そのお方。。。又そんなに呆れ顔をなさらずに。これはもう性なのです。。。)





このところ不調にてほとんど外出することなく過ごしたゆえ、足慣らしにほんの15分ほど八重桜並木のしたを行きつ戻りつ。。。。
桜の葉をにぎりしめて家路をもどる。




 
そして家に戻ってから桜の塩漬けを試した。Cumarin(クマリン)の香りがしている。
(不調といいつつ食材のことばかり考えているなんてどうかしていると思われても仕方ないね。。。。)



むらさきはしどい

2009-04-19 10:12:09 | 植物、平行植物


今年はとても花つきがよかったので、心置きなく切花にして部屋の中でも花をめでることができる。ライラックの切花は長く持たないためひと時の豪華な贅沢だ。
部屋の中に甘い香りが充満する。
ライラックの花色は色々あるが、この色合いが私は好きだ。





終わりかけの雪柳も手折ってライラックの間に活けて見た。

夕暮れの空色に雪混じり




葉書

2009-04-18 13:13:14 | 植物、平行植物




和俗名は”西洋博打の木”と面白い名前を持っている。
調べて見ると老木になったこの木の幹の皮はぺロッとはがれてしまうので、その姿が博打で負けて身包み剥がされた人のようだからだという。
誰が命名したのかは知らないが、なかなかイメージの豊かなというかユニークな人だったのだろう。

今年は寒さを乗り越えてなお元気な木のいく種類かの花付きが良い。この木もその中の一つだ。特に大好きな木というわけではないのだが、常緑樹なので冬も良い目隠しになるという理由で植えたものだった。
葉の様子は肉厚で月桂樹に似ている。

葉を千切ってもむとマルチパンの香りがするので、子供の頃"マルチパンの木”と呼んでいたのだという人が居た。その場で一枚の若葉をもんでみると、確かにそんな匂いがあった。ところが今改めて葉をちぎってもそれらしい匂いがしない。時期にもよるのだろうか?
アーモンドの香りがしたのは青酸配糖体を含有するからだろうから、当然いくら試して見たがり屋の私でも口にしない。もっともごわごわと硬く美味しそうな葉ではないから私の目は光らずにいる。

花は少し癖のある甘い強い芳香があり、やがて黒い実が並ぶ。
タラヨウの葉と同じで葉裏に爪楊枝などのとがった棒で文字を書くと黒く残るが、この字がどれほど消えずに持つものか今実験中だ。







数日持つというのなら誰かにメッセージを書いて送ってみようかと思う。

これぞ本当に葉書というわけだね。






あかいはなばな

2009-04-18 07:55:24 | 植物、平行植物
赤い

  


チューリップ   
   

               











赤い

 

オオアラセイトウ







 草ボケ







赤い

 

 



それほどにぎやかでない通りを歩いていると、空き店舗なのかどうだかよくわからなかったのだが、そのショーウィンドウに大きな絵が2枚無造作にドンと立てかけてあった。丁寧に描いてはいるがあまり上手ではない絵でしかし妙に気になるのは"違和感”なのだった。花びらのような、または熟れようとしているみずみずしいはずの唇の、紅引かれぬ部分が無機質である事ととか、初々しい顎に近づく紅を持つ手はやけに硬く老けて別人の物のようだ。多分舞妓の化粧場面を撮った写真を見て描いたのにちがいない。この隣にはフェルメールの模写らしき絵があり、同じ作者の作品のようだった。
この絵を私は良いとは思わないし、好きではないが、この違和感の引き起こすむずがゆさというかもやもやが私の足を止めてしまった。

赤いぽってりとした唇の一部だけが妙になまめかしい。


時には普段通らぬ道を歩いてみると面白いものや、驚く物やらが見つかるものだ。





 


ぎぼうし=うるい

2009-04-17 09:52:53 | 自然観察









毎日ぎぼうしの様子を眺めているが、葉先にまん丸な露がついているのが愉快で、美しい。よく見るとぎぼうしばかりか鳴子ゆりの葉先にも光る小さな宝石が飾られていた。

先日友人が庭のぎぼうしの芽を持ってきてくれた。
私が散々"うるい"(ぎぼうし)を食べてみたいと言っていたので、去年その願いをかなえてくれたのだが、今年も覚えていてくれたのだ。友人の庭は半日陰で土も湿りがちなためぎぼうしの居心地が良いらしい。増えるのはよいが毎年ナメクジにぼろぼろにされて無惨な様子になる。ナメクジの好物なのだ。放っておくとぎぼうしに庭を占領されるのはともかくナメクジ軍団のご馳走天国ともなってしまうのだ。





本当はもう少し大きくなってからでよいのだが、この小さなたけのこのような芽だってもちろんかまいはしない。熱湯に入れてから間もなく冷水に放してあく抜きをしてから調理する。私はナメクジ軍団よりたちが悪い。
ぎぼうしには利尿作用があって、昔から乾燥させた全草を煎じて飲まれていたそうだ。または腫れ物には煎じ液で幹部を洗うと良いとある。カルシウムやビタミンCが多いとも聞いた。
今回は薄切りの豚肉をこのぎぼうしの芽に巻いて焼いてみようとおもう。
やはり、こんなことばかり言っていると、草をむやみやたらにがつがつ食べていて、野原をも食い尽くすイナゴの様な奴だと呆れらてしまうのだろうなあ。




鳴子ゆり

うるい






 

花盛り1

2009-04-15 15:45:17 | 植物、平行植物
林檎の花は実に愛らしい。アルクメーネという林檎の花が咲いた。
多くの果樹は沢山の実を結ぶために2本以上必要なことが多いので、愛称のよいとされているエルスターという林檎の木を一本友人から貰って植えてあるのだが、花の咲く時期が微妙にずれていてあまり意味がない。今年はどうだろう?もっともこの地面の無い場所であまり期待はしていない。比較的大きな鉢とは言え、皆鉢植えだ。
アケビも同様で一昨年、もう一本の苗を入手したが、どういうわけか花の時期がかなりずれる。
これほどにも、と思うほど一本の木から沢山の花が咲いているアケビなのだが結実しない。しかし美しい花で毎年鈴なりに咲いてくれるのをめでることができるのはうれしい。
今年はライラックも沢山花をつけた。根元辺りの土をいじっていると
甘い香りのうす雲が鼻先をかすめてゆく。










花盛り花盛り。





水球

2009-04-15 07:57:47 | 自然観察




ぎぼうしの葉先にぽつぽつと極小の水球がついている。
どの葉先にもついているので面白い。

昨日は某ラジオ番組担当者が訪ねてきた。例の短い料理番組の件。
私が紹介したのは鳥腿唐揚げの時雨煮と若芽と大根のサラダ。簡単で誰でも作れて、安くて、ここでも比較的食材が入手しやすいものを考えた。出汁を丁寧にとった。
料理番組と言うより文化を紹介する番組。
ところが私は料理をしながら話すことが苦手だということに気が付いた。マイクを口元に突きつけられて傍にぴったりくっつかれて料理することはかなり辛いのだ。まあ、誰でもそうかもしれない。おかげですっかり調子は狂って何だかわからないことをふにゃふにゃしゃべっていた。(自分でも情けないほど間違いだらけのドイツ語。。。もっともあの場合日本語であってもぼそぼそになってしまうだろうけれども。。そして説明しておきたいことが半分もぬけおちた。)
終わって食べる段になってからはいきなり元気なって話しに花が咲いたが、もうおそい。
まあ、過ぎたことはぼやかずに蓋を閉めて知らん振りをしておこう。

この数日良い天気、温かい日が続いている。今日も暖かくなりそうだ。
もっとも明日辺りから又下り坂。
我が家の林檎も満開、ライラックも咲き出して甘い香りを放出している。
その横で雪柳の白い小花の弓がしだれる。

昨日は朝顔とcobaea scandensの種を蒔いた。