ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

海辺の学生フォーラム2010参加

2010年03月07日 | ジュゴンブログ
3月6日東京海洋大学校内で行われた「海辺の未来を担うリーダー像を創造する」
学生主催のイベントにお誘いを受けブース参加してきました

  

2010年ジュゴン年のポスターかわいいでしょ? ジュゴンのじゅんちゃんがPR

  

ゲストスピーカーのお二人の私達が知らない海のお話もとても楽しかったです

 

お一人目のゲスト篠宮龍三さん国内唯一のプロフリーダイバー
私達の知らない水深107mの世界のお話光も音もほとんどなく、自分の心臓の音だけが聞こえるそうです

 

お二人目のゲスト内田正洋さんシーカヤック界を牽引する海洋ジャーナリスト
シャーマンのリーダーに求められる条件は4つ 賢く、先を見る目があり、几帳面で負けじ魂を持っている事
文化を交えた楽しい講義でした

 

さあ、今回の大仕事ジュゴンのじゅんちゃんポスターセッションの出番です
テーマ曲ジュゴンのじゅんちゃんにノッて2010年ジュゴン年を花道アピール

 

出番が終わっても他の出場者の傍聴をします。大変なのは自分だけじないんだ  

 

リーダーと言うとなんだか気負いしてしまうけど・・自分の家族や周りの人に伝えてみる
たとえば、牛乳200mlを魚が棲めるようになるまで浄化するには浴槽10杯分の水が必要なんだよ

 
 
日常の暮らしの中で自分達が出来る事に気を付ける私達が小さなリーダー発信者になる事を意識して
情熱があれば何でもできる そんな事を皆で考え語り合うフォーラムでした
 

みんなの力でアメリカの大手新聞に意見広告を出しましょう!!!

2010年03月07日 | ジュゴンブログ
沖縄に新しい基地を作らないで、という全面意見広告を
アメリカの大手新聞に出すための、キャンペーンが始まっています。
海勢頭豊SDCC代表も呼びかけ人になっています。
ぜひご協力お願いいたします。

キャンペーンの詳細、呼びかけ人一覧などは
こちらをご覧ください。

以下、「JUCO(沖縄のための日米市民)」からのお知らせ文を転載します。

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JUCO (JAPAN-US Citizens for OKINAWA)ネットワーク
     http://jucon.exblog.jp/      
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   「美ら海・沖縄に基地はいらない!」
   日米の市民・NGOの共同キャンペーン
~みんなの力でアメリカの大手新聞に意見広告を出そう!~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆賛同金振込先◆
 (個人1口1000円~、団体1口3000円~)
  振込口座番号:ゆうちょ銀行 00840-0-198250
  口座名義:  JUCOネットワーク
*銀行振込の場合  ゆうちょ銀行 089-当座 -0198250
*銀行振込の場合は、お手数ですがお名前とご連絡先を事務局まで別途ご連絡ください。
─────────────

普天間移設問題が「県内移設」で決着するのではないかという危機感が高まっています。そうした情勢をうけ、日米の市民・NGO有志が「JUCO(JAPAN-US Citizens for OKINAWA)ネットワーク」(*)を立ち上げ、米大手紙に全面意見広告を掲載して米国内の世論にはたらきかけるキャンペーンを開始しました。

このキャンペーンには、学者、ジャーナリスト、NGO関係者を含む約80名(3月4日現在)が呼びかけ人として名を連ねています(呼びかけ人一覧は下記)。アメリカでは、環境団体・平和団体などがこの運動に関わっています。
アメリカの仲間の名前は、Network for Okinawa(NO)です。

この意見広告では、日米の市民・NGO共通の願いとして、基地建設による環境破壊を止めて欲しいことや沖縄の民意を尊重してほしいと、うったえていきます。

意見広告は3月下旬掲載を目指しています。そのためには、最低600万円が必要です。

日米の市民・NGOが力を合わせ、普天間基地の閉鎖・撤去と沖縄県内への新基地建設を食い止めようというこのキャンペーンに、あなたもぜひご参加ください!

◆あなたにできること…
・意見広告掲載を実現するための賛同人になってください(個人1口1000円~、団体1口3000円~)。
・このメールをご友人やお知り合いに送ったり、ブログやメーリングリストに投稿して、呼びかけの声を届けてください。
・このメールと同趣旨のチラシを準備していますので、配布にご協力ください。必要部数を事務局までご請求ください。
・参加、主催するイベントで、キャンペーンへの協力を呼びかけてください。

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* JUCO (JAPAN - US Citizens for OKINAWA)ネットワークとは
米軍基地問題に取り組む日米の市民・NGOのネットワーク。普天間基地の閉鎖・撤去と、沖縄県内に新しい代替基地を作らせないこと、ジュゴンも棲む美しい沖縄の海や自然を守ることを目的に、危機感を共有した日米の民が結集。キャンペーンの第1弾として、米大手紙への意見広告掲載を準備中。
 <JUCOネットワーク世話人>
   籠橋 隆明(弁護士、「自然の権利」基金)/田巻 一彦(ピースデポ)/野平 晋作(ピースボート)/花輪 伸一(WWFジャパン)/星川 淳(グリーンピース・ジャパン)/三石 朱美(日本環境法律家連盟(JELF)事務局)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 問合せ:JUCOネットワーク事務局(「自然の権利」基金/JELF気付))
      TEL: 052-459-1753 (三石) FAX:052-459-1751
      E-mail: jelf@green-justice.com
      ブログ:http://jucon.exblog.jp/
       → 活動報告や応援メッセージなど、随時更新!
         チラシ類もダウンロードできます(準備中)。
      twitterからも発信しています! http://twitter.com/juconet
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2/28 第2回レイバー倶楽部♪ 参加報告

2010年03月05日 | 活動報告
「レイバー倶楽部♪」って?
それは、レイバー(労働者)が楽しく集う場です。
不況の中、特に若者の労働条件が厳しくなっています。
悩みを打ち明けたり、相談出来たらいいな・・・

ということで月桃の花 歌舞団の皆さんが
はじめられたレイバー倶楽部♪。
第1回の様子はこちら
場所は大阪・玉造の「コミュニティハウス・ポポロ」


30名ぐらい集まって大盛況。
まずは、おいしいカレーを食べながら自己紹介。
食べるのに集中して、カレーの写真を撮るのを忘れました・・・。


エネゲート(関西電力の関連会社)派遣社員として勤めていた
吉岡誠一さん。解雇撤回をもとめ提訴し、先ごろ会社と和解されました。
『労働者派遣法のすみやかな廃止を求める請願』署名について
アピールされました。


続いて、本田福蔵さん。
大卒後新入社員として働き始めた会社を3カ月で解雇。
試用期間中でも、解雇は自由に出来ないことを
みんなに知ってもらうためにと、会社と係争中。
詳しくはこちらをご覧ください。


カレーのほかに、こんなにおいしそうなケーキも準備されていました。
この翌日お誕生日の人がいたので、バースデイケーキです
おめでとう!


SDCCのアピールタイム
まずはジュゴンクイズ。
「ジュゴンのご飯は小さな魚だと思う人」
「はい!」
(ジュゴンのご飯は海草です)


そのあと、ジュゴンの棲む沖縄のこと、基地のこと。
そして「基地ではなく保護区を」の取り組みについて
お話ししました。みんな熱心に聞いてくれてありがとう


釜ケ崎を拠点にしている「釜凹バンド」の皆さん。
すてきな歌をありがとうございました。


歌舞団のオリジナル曲のほか、「ザンの海」(海勢頭豊)など
色んな曲をみんなで歌いました。
最後はフィリピンで子どもたちの支援活動をしている
ポール・ガランさんの「平和な世界」を歌ってお開きに
(ポール・ガランさんについてはAKAYのHPをご覧ください)。

みんなそれぞれの思いやアピールが出来たし、
わきあいあいとして、とっても楽しかったです。
次回は3/28(日)の予定です。

ZAN

普天間移設 現行計画を断念  しかし・・・

2010年03月05日 | 基地と沖縄
沖縄タイムスに普天間移設 現行計画を断念 政府、米側に伝達
の記事が出ています。

しかし
『同時に、これまでのキャンプ・シュワブ陸上部に加え、
米軍ホワイトビーチ(うるま市)から沖合の津堅島の間を
埋め立てる案についても本格的な検討に着手した。』
とのこと。

鳩山さん、「最低でも県外移設」の公約を守ってください。

ZAN

評価書先送りは陸上案のため

2010年03月04日 | ジュゴンブログ
3月1日、読売新聞夕刊が「普天間代替施設の評価書先送り」を流しました。
これは防衛省のリークです。

翌日、沖縄タイムスも、琉球新報

「現行計画の評価書を提出すれば候補地の選定作業に影響を与えかねないと懸念。
先送りの判断に傾いた」と同じトーンでコメントしています。

これは、誤りです。

防衛省は米国を怒らせるようなことはしません。
その後の報道にも明らかなように、
キャンプシュワブ陸上案を進めるために評価書を先送りしているのです。


3月1日読売新聞夕刊がリーク記事を掲載した日に、
毎日新聞は、

長島政務官がある会合で「オスプレイは12年10月から24機、沖縄に随時導入されることになっている」、
「現行案と決めてもオスプレイの話が一切入っていない」と、
環境影響評価をやり直す必要性があると言及したことを報道しています。


防衛省が現行案の評価書を先送りした狙いは、
陸上案で早期着工をするために、環境アセスメントの手戻りを避けるためです!

現行案の準備書を一部修正し軽微な修正と居直ることで、
アセスメントの関門を潜り抜けようとしているのです!!

こんなことを許すわけにはいきません。

県外移設、国外移設は大手マスコミの世論調査でも半数を占めています。
キャンプシュワブ陸上案など米軍海兵隊に迎合する政策など、
国民は認めるはずもありません。

第3回公判を終えた辺野古アセス裁判の意義もますます高まってきます!!!

キャンプシュワブ海域の海草藻場やサンゴ礁を守るために、
基地ではなくジュゴン保護区の署名にご協力をお願いします。

 ジュゴンの保護者より







辺野古アセス第3回公判

2010年03月04日 | ジュゴンブログ
昨日、3月3日、沖縄那覇地裁で辺野古アセス第3回公判がありました。
公判のポイントは被告・国が方法書や準備書を公判に提出するか否かでした。

事前集会が午後1時から地裁前の公園で行われました。



3月1日から週2回の抗議行動に立ちあがった普天間爆音訴訟から新垣副団長の挨拶。


通行妨害で不当にも起訴された高江の伊佐原告から3月19日10時30分からの第1回公判への参加が訴えられました。



今回も傍聴者が多いため抽選でしたが、無事傍聴できました。
しかし、公判は30分で終了。

原告からは「方法書や準備書などの作成のやり直し義務があることの
確認の訴えの意見陳述権は個別具体的な権利である」との門前払いの主張を批判しました。
次回、4月28日(水)第4回公判(午後4時)で、国側が反論を述べることになり、次回公判に持ち越されました。

その後、八汐荘に場所を移して弁護団と学習会。
行政訴訟の理解を深めることで、裁判闘争を発展させるために学習会が持たれました。
参加者は40名。


訴訟の意義をふまえて、論点が整理されました。
「意見陳述権は個別具体的な権利ではないから、訴えを却下すべき」
との国側の主張の根拠なども議論しました。
パブリックコメントによる法見直しなどを理由に挙げるのではないかと
活発な議論になりました。

2/27 日本の青空Ⅱ「いのちの山河」上映会in豊中

2010年03月02日 | 活動報告
2月27日(土)大阪・豊中の「アクア文化ホール」で開催された
日本の青空Ⅱ「いのちの山河」上映会に行ってきました。

9条の会・豊中やほくせつ医療生協の方たちが、上映実行委員会を
作って開催されました。1日3回の上映。私は2日目の上映のときに
チラシまきと署名集めをさせていただきました。500名のホールは
結構イスが埋まっていて盛況でした。スタッフの皆さんにも手伝っ
ていただいて、署名もたくさん集まりました。

映画は、戦後とてもまずしく無医村だった岩手の沢内村が舞台。
深沢村長さんのいのちを守る取り組みがえがかれています。
詳しくはこちらをご覧ください。

映画もとても良かったですし、突然の参加にもかかわらず、
スタッフの皆さんにも親切にしていただけて、うれしかったです!

ZAN

田中優さん講演会&イラク戦争検証 関西キックオフイベント

2010年03月02日 | ジュゴンブログ


2月27日、大阪阿倍野市民センターで開催された市民社会フォーラム
 田中優さん講演会、「わたしのお金が世界を変える」と、イラク戦争
の検証を求めるネットワーク 関西キックオフイベント
「イラク戦争なんだったの?」」にブース参加してきました。




前半の「わたしのお金が世界を変える」では、日本政府が郵便貯金
など私たち市民から集めた資金で米国債を買い支え、それがアメリカ
のイラク・アフガンの戦費になっている実態などがわかりやすく説明
されました。また温暖化をもたらすCO2を抑制するためには、電力
を自然エネルギー化することが必須であること、原発はまったく解決
にならないことも説明されました。



会場では広河隆一さんの上関原発建設に反対している、祝島の住民の
写真も展示されました。



後半の「イラク戦争ってなんだったの?」
憲法九条についての漫才からスタート。



田中さんは「イラク派兵について、小泉元首相に責任を取らせる必要
がある」と訴えられました。ブレアとおなじように、小泉も証言台
にたたせる必要があります。間違った派兵の「やりっぱなし」を
許す国であってはならないと思いました。



後半はブースのスタッフも増え、グッズもたくさん売れました。
ありがとうございます。



イスラエルのガザ侵攻の背景にも、資源獲得の狙いがあった
という田中さんのプレゼン。「なるほど」と思わせる内容
いっぱいの講演でした。

☆じゅごん







流山コンサート

2010年03月01日 | ジュゴンブログ
2月28日、千葉県流山市文化会館大ホールで「海勢頭 豊さんゲストに迎えて2010年琉球文化芸能祭り」が開催されました。がんじゅーさーの結成10周年を記念してのコンサートです。会場へは、総武流山電鉄に乗って行きます。単線でカラーリングも可愛くてほのぼのとしています。いつまでも残して欲しいですね。


「琉球文化芸能祭り」というように各地から8団体が登場し、とても楽しい祭りでした。




メインゲストの海勢頭バンドの登場です。


入口の正面にブースを構え、署名&販売に大忙しでした。エイサーで登場した子供たちに、ジュゴングッズは大人気でした!


COP10へ学習講演会が目白押し

2010年03月01日 | ジュゴンブログ
2月27日東京大学 安田講堂で「生物多様性とサステイナビりティー
  自然と調和した社会をつくるー」国際シンポジウムがありました。


 当日申し込みの人たちが行列するなど安田講堂は満員。
 生物多様性問題への関心の高さを示しました。

 
 海外からのパネリストは、
 スウェーデン王立科学アカデミー研究所所長・カール・フォルケ
  「変動する地球環境に生態系はどこまで耐えられるか」

 IUCN種のプログラム代表・ジェーン・スマート
  「グローバル時代の生物多様性と生態系の保全」

 生物多様性条約事務局長・アフメッド・ジョグラフ。
  「条約の目標と生物多様性年の意義」

 国内パネリストは、東大教員、環境省、国立大学、会社社長。
 司会は武内和彦(東大教員、国連大学副学長)。

 海外パネリストから各20分の報告。
 国内パネリストからは各5分の報告をふまえての議論。


 以下、シンポジウムの内容を要約します。
 今年10月に名古屋で開催される生物多様性条約第10回締約国会議(193カ国が参加)が
 世界の人々の中に知られていない現現在、どのように意識づけ、教育することが必要かが議論されました。

 地球の生物種が自然淘汰されてきた中で、人間種が地球・自然を変えうる力をもつ種となった今、
 地球に責任を持たなければならない。

 11億人の貧困層は自然の恵みで生かされているが、その恵みがは生物多様性から生み出されている。
 生物多様性が急速に減少しているときに、その復元力のポケットとして里地里山がある。
 日本国土の40%をしめる里地里山。
 世界ではランドスケープ~土地利用のシステムが検討されている。
 
 この里地里山の保全や活用は、農作物や木材を輸入している日本の経済構造を変えることになる。
 それが、里地里山イニシャチブの目標だ。

 行き過ぎた中央集権とグローバル化は生活圏と経済圏を分離した。
 生物多様性、豊かさをどのように利用するのかに関心が移ってきている。
 環境ビジネスもライフスタイルの商品化、静寂など豊かな時間の所有で社会貢献を考えている。
 子どもの教育では、外来種の駆除など自然再生の場を教育の場にするプログラムが最適だ。
 生物多様性と生態系の管理に関心を高めていくことができる。

 10月COP10を前にニューヨークの国連総会で、生物多様性についての首脳会議を開催する。
 日本政府は5月22日生物多様性の日に全国で植樹を行う。
 生きもの、人と自然、地域社会でのつながりをつくろう。

 ジュゴン保護者より