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ROKSANのつぶやき

独断と偏見に満ちた時遊人の日記

バイワイヤリングその2

2005-07-26 22:56:04 | オ-ディオ

バイワイヤリングにしてからエネルギーバランスが

変わったために細かな変更を余儀なくされた。

ss25のスタンドは非常に良く考えられており

不要な響きが乗らないように素材を吟味してある。

簡単に言えば硯をイメージしてほしい。

固有の振動を極限まで伝えない仕様であり

このスタンドを含めてのトータルの音である。

しかしながらss25の特長はこれにしかでない

中音域の密度感にあると思います。

とくにボーカルや弦の表現においては右に出るものが

ないくらいである。

しかしながら力強さという面においては苦手であり

いまいち解像度が甘い傾向があります。

解像度を求めるスピーカーではないと頭では

解っているつもりですがエネルギーバランスが

強い方向に変化してくると“もしかしたらいけるかも”

と欲が出てくるものです。

そのひとつが今回のオーディオリプラスの石英の

インシュレーターであります。

通常の仕様ではすこし甘めのスピーカーの

解像度を上げる為に使うのですが、解像度は上がるけど

バランスも少し高音域に移行して腰高の音になりやすく

なります。しかし今回はしっかりした力強さを伴って

おりますので、この敷物を使っても腰高にならず

解像度があがるようになりました。

ご存知のようにB&Wのスピーカーは高域に

独特のきらびやかな艶があります。

すこしふくらんだ低域とあいまってバランスが

取れているのですが、すこし締まって力強くなった

低域に密度感があり色合いの表現が抜群の中域と

少しばかりきらびやかな高域がのっかてくる

バランスをうまくまとめれば今までと違った

表現ができると思っております。

また楽しみになってきました。