この国の不思議なことろは、どの分野にも“先生”やら“師匠”やら“カリスマ”はたまた
“マイスタ-”まで現れていい加減なことをさえも“神の声”であるが如く言う輩が大勢
いらっしゃるようです。
良心的なこの国の国民はその絶対的な“神の声”を何の疑いもなく信用してしまいます。
信用するだけならば良いのですがそこに商売が絡んでくるとややこしいことになります。
その証拠にある有名な某オ-ディオショップの○○ル-ムに行かれて、その感想を
ウェブ上に書かれている方の全員が“すばらしい!”の連発で
誰も悪く書く人がひとりもいないのはおかしなことだと思います。
まあ皆さんに公開されるのですから悪くはかけないとしても百歩譲って
“すこしわたしの思っている方向とは違う”とぐらいは書いてほしいよねえ! 違いますか!
そういう小生も実はそのようには書けませんでした。はずかしい・・・・・!
だから、いまこのような目立たないところで書いております。事実その音は私の望むような
方向性の音ではなかったので、その旨はその場で伝えました。
いろいろスピ-カ-の角度を変えながら調整をしていただきましたが
所詮望む音が違うのですから無理と言うものです。
どのような高価なものでもそれが自分にとって最良だとは限りません
そのうえに好みも多種多様に変わっていくもので、1つの装置ですべてをカバ-するのは
無理と言うものです。それに人間の望みは尽きることがありませんし、また飽きたりもします。
自分の理想の音に近づける行為自体が趣味であっておもしろいところではありませんか?
いかがでしょう・・・。
明日に続く