ROKSANのつぶやき

独断と偏見に満ちた時遊人の日記

ステサンの記事!

2006-01-29 23:54:54 | オ-ディオ
遅ればせながら一言。
ステレオサウンド157号の和田博巳さんの記事について
今更ながら感銘をうけて書かずにはいられない心境です。

“時代を越えて生きるヴィンテ-ジ”と言う表題であったが
どのくだりを読んでも“う~ん”と思わず唸ってしまうほど
ヴィンテ-ジオ-ディオに対する考え方が全く同じでした。

確かに和田さんが書いておられるのはウエスタンの名機たちの
ことであるが、良く整備されたALTECやTANNOY.JBLのヴィンテ-ジ
たちも同様であると思う。

私も50歳を迎えてオ-ディオをやりはじめてやがて30年が
こようとしているが、今の若い方たちがはたして同じ考えに
なるかは未だに疑問が残ります。

あくまで趣味の領域でありますから他人がどうのこうのいう
筋合いのものではありませんし、兎に角聴いていて楽しめれば
それで良いのではありませんか?

オ-ディオ的快感に酔いしれるのも良し、音楽の内面を抉り出す
ような音に浸りきるのも良し、すべては自分の思うままに楽しめれば
最高じゃありませんか?

それが、デフォルメされた世界であろうが幽玄の世界に浸りきるのも
すべてどれが正解でどれが間違いであるなどと言い合うこと自体が
ナンセンスであると思いませんか?

出雲そば!

2006-01-20 21:29:43 | うまいもの
先日、出雲の帰りに頓原で一福でそばを食べた。
何年ぶりだろうか?一福もいろいろ支店が出来て有名に
なっているようですが、やはり本店で食べるそばは
何となく違う気がする。

食べ物はなんでもそうだが、その場所で食べるからおいしい
のであって、仮に同じものであっても帰ってから食べるのとは
確実に味が違っている。

その場所の空気といっしょに食べるからおいしいので
それらみんなひっくるめての味だと思う。

出雲そばと言うと松江にあった“松本そば”が忘れられない。
おやじさんが亡くなられて後を継ぐものがいなかったようで
店を閉めてしまってからもう何年になるのだろう。

ちょうどこの時期に松江で食べた味が今でもしっかりと
体の中に刻み込まれている。その日はいつものように
いっぱいで、途中で打っておいたそばが無くなったのだろう
とんとんとんとおやじさんが2階にあがってそばを打ち始めた。

打ちたて茹でたての状態でちぎれるように冷たい水でしめられた
その日のそばは絶品でした。いつも行っている松江在住の友人と
顔を見合わせて“すごい!今までこんなの食ったことがない”
とつぶやいたのを思い出した。

最近特に真面目に商売をしている店が次々と無くなっていく
のが大変寂しく思われる。普通の人が普通においしく食べられる
店が確実に少なくなっていると言うことです。

そりゃ、もりそば一杯1500円もすりゃおいしいのはあたりまえで
わたしのような庶民はとても食べられる値段じゃありません。

真面目に手を抜かず一生懸命に商売している店ほどもっと
繁盛すればいいのにねえ!

真面目に手を抜かないということは大変なことだと思うし
それに伴う報酬が今の若い人には少なすぎるのでしょうね!

美味ければ客はくるというのは違いないが、それが正当な利益を
生むということには比例しないところが難しいのでしょうね。

LINN ARTIKULAT 320A

2006-01-16 22:40:37 | オ-ディオ
デンさんでS-1EXを聴く前に、偶然サウンドマックでLINNの新しいスピーカー
ARTIKULAT 320A のデモンストレーションをやっていたので私なりの感想を一言。

システムは UNIDISK1.1 から KLIMAX KONTROL に送られて
パワーアンプはARTIKULATが内臓タイプでしたので以上のラインナップでした。

あくまでも私の個人的な感想なので軽く聞き流していただけたら
と思っています。

私には合わなかった。というのが素直な感想です。
具体的には
1.中域の密度感が足りない。
2.内臓のパワーアンプの駆動力が足りない感じ。
3.それに伴い音が少し軽いようだ。
その他広がり、音場が曖昧である等色々不満もありますが
簡易的な出張視聴会であるためにセッティング不足は否めないと思います。

私が持参したソフトはどれもうまく鳴らなかったのですが
たとえばエンヤなどは非常にうまく鳴るのではと思われます。

あとで価格を調べて驚いたのですがペアーで310万5千円
もするではありませんか、正直びっくりしました。
いかにもと言う感じです。

とても、私には買えるような代物ではありません。それにしても
UNIDISK1.1にKLIMAX KONTROLを加えるといったい幾らになるのか
考えただけで頭が痛くなります。

河口無線のイベントでCHAKRAのパワ-アンプの試聴会がありその時も
感じたのですがやはり最近のLINNの音の傾向は以前とは違ってうす味で
軽くなっているように思うのですが私だけでしょうか?

NAIMが正式輸入されなくなりLINNの独壇場になったかっこうですが
以前の音楽のエッセンスを凝縮したような鳴り方をしていた頃に
比べてどうしても生理的に馴染めないのは私だけでしょうか?

過大評価された結末がこのような製品群を生み出していると思うのは
私の偏見かもしれませんが、もっとまともに評価されても良いものが
多数埋もれていると思うのですがいかがでしょう?

まだまだ、この国の市場は成熟というには程遠いようです!!!。




パイオニア S-1EX/DENTEC

2006-01-15 22:19:51 | オ-ディオ
今日、デンさんでS-1EX/DENTECを聴いた。
お世辞抜きですごかった!本物である!

とにかく、出てくる音が自然で何の誇張もなく
解き放たれた音はストレスなくどこまでも伸びていて
音の滲みなど微塵もありません。

当然余分な付帯音など一切無くオリジナルでは気になっていた
耳障りな部分も完全に無くなり自然な音の佇まいだけがあるのみでした。

そこには演奏者の気配までもはっきり感じることができるばかりか
いままで付帯音にかき消されていた微細な音までも聴こえてきます。

木は木の音がして、金属は金属の音がする。
こんな簡単なことでさえ、最近は変に音を磨き上げ過ぎてしまっていて
自然に聴こえる機器が非常に少なくなっています。

トップシンバルにスティックが触れる瞬間にも金属と同時に
木の音がしますが、これも金色にちりばめられた音がシンバルから
放射されるような豪華に聴こえるものが多く、力強く太く重い高音の出る
スピーカーは数えるほどしかありません。これも数少ないひとつです。

とにかく、音に力があり、存在感はただものではありません。
けっしてスピーカーの存在感を言っているのではなく音楽そのものの存在感です。

反対にスピーカーそのものは存在が消え去る感じでただそこに音楽だけが
鳴っているかのように錯覚してしまいます。

このような私の表現が決してオーバーなものでないと言う事を
是非デンさんに行って体験されることをお勧め致します。

願わくばこれをSACDでも聴いてみたかったことです。あの音像の
実態感と音場の立体感が両立した感じを一度体験したかったのですが。

PS.
使用機器はデンさんのホームページを参照にして下さい。
視聴したソフトは以下のようなものです。

マーカスミラー  シルバーレイン
ミシェル・コダール  スー・レ・ヴートゥ・ル・セルバン
綾戸ちえ タイム
ショロモ ミンツ  メンデルスゾーン ヴァイオリン・ソナタ
ラモー      他







掘り出しもの!

2006-01-14 21:53:24 | Weblog
昨日、金曜日のことなのでもう売れてしまっているかもしれないが
ジョウシン1番館4Fのオ-ディオフロアのアクセサリ-の中古の
ケ-スにACコ-ドが新しく入っておりました。中古というよりも
現品処分のようです。

PADやAET等もあり以前なら触手が伸びるところですが最近は少し
醒めているようで前回同様に衝動買いはしませんでした。

今日、どうなっているか確かめようと思っていたのですが
ハンズでいろいろ見ているうちに時間がなくなり日本橋の
方へは行きませんでした。

最近特にいろんなものが入っておりこまめにチェックすると
以外に掘り出し物が見つかることうけあいです。

15年ぶりのテニス!

2006-01-09 22:24:49 | Weblog
15年ぶりにテニスをした。たった2時間なのに
ひざはがくがくするは、息苦しくなるはで体力の低下をまざまざと
知らされた。

気ばかり若いのだが確実に体力は落ちている。もういちど
鍛えなおさなければとしみじみと思わせられた。

しかしなんとラケットが打ちやすくなっているではないか?
ゴルフクラブ同様にスイ-トスポットが確実に広くなっている感じで
多少芯からはずれても手に伝わる感じが柔らかだ。

しかし、技術的には当然進歩している訳はないので
相変わらずストレ-トとスライスしか打てず、トップスピンなど
夢のまた夢である。

それでも何とか形にはなった訳で、ひとつ楽しみが増え
充実した時間が過ごせて有意義な1日でした。