ROKSANのつぶやき

独断と偏見に満ちた時遊人の日記

初音出し!

2013-06-29 00:17:17 | オ-ディオ
今日、少し時間がありましたのでセッティングを終えて初音出ししました。

吉田苑さんのご好意でFUANDAMENTALのデジタルケーブルと



hinaのステンレスインシュレーター



を同梱していただきました。

まだ、機器もケーブルも試聴機に比べると眠たそうな音でしたが、段々と抜けも良くなってきているようです。

落ち着くまで少し時間がかかるかもしれませんが、ボチボチブログで更新して行きます。

試聴機の場合はhinaのジュラルミンのインシュレーターでしたが、今回はステンレスのものです。

soulnoteは電源ケーブルも付属のものが一番バランスが良いので他のモノは使ってもトータルの音作りの上で違和感があります。

「いかに、普通に楽しく音楽の熱い心を伝えられるか?」

と言うことだと思います。

まず、音楽ありきです。

SOULNOTE ct1.0の試聴機が届きました。

2013-06-21 21:11:07 | オ-ディオ


待ちに待ったSOULNOTE のCD Transport ct1.0が吉田苑さんから届きました。

先日、伺った時にPS AUDIOのDACに繋いでいたct1.0を聴かせて頂いたのですが、何故か上のほうが詰まった感じで抜け切らない音で正直がっかりしました。

お話では特にPS AUDIOとの相性が悪いとの事でしたが、いくら相性が悪いとは言えこれ程ひどい音は聴いたことがないくらいでした。SOULNOTEのDACとの使用を前提に開発されたとの事ですが、SOULNOTEのDACを使用している
方のほうが圧倒的に少ないのでは?と思ったりもしました。

でもまぁ、そもそもSOULNOTEのトラポを使用する人もそんなに多くはないのでしょうね。最近はPCオーディオが流行で猫も杓子もハイレゾ音源を再生できないと遅れているかのような風潮ですから、ct1.0のようなCDオンリーのトラポも貴重な存在になってくるのでしょうね。まぁ、USB入力を使えば192KHzまで対応できるとのことですが・・・。

私のようなハイエンドとは程遠い機器を使用してもそこそこ音楽を聴けるシステムを構築できるでしょうから、これぐらいの価格帯のものがもっと必要ではありませんか?

外形は420(W)X98(H)X256(D)と非常にコンパクトですが持つと以外に重くがっしりしています。最初は付属のスパイクは使用しないでそのままの状態で聴いてみました。

おきまりの「つじあやの プカプカ 」からですが、1聴して音数の多さに驚かされます。小川のせせらぎの音がまるで違って明確に位置と広がりと伴って聴こえてきます。

それに続く鳥の声も先日の吉田苑さんの時は空間が小さく鳥との距離も近く方向も前方から聴こえて来る状態でしたが、きょうは空間も無限でやや左後方から聞こえてくる鳥の声も耳を劈くようにハッキリ聴こえてきます。
ただ、ラックにポン置きの状態でこれ程の音が聴こえて来るのですから、ct1.0のポテンシャルは相当なものだと直感しました。

続いてフェイキーですがギターの立ち上がりが尋常のスピードではありません。これに調子付いて次から次へとディスクをとっかえひっかえしながら聴き込んでいきました。



圧巻だったのはロドガブの鰐目のディスクでした。
言い尽くされたフレーズですがいままでとはグレードが桁違いです。本当にライブ会場が再現されました。やはりこのあたりが鈴木さんの真骨頂なのでしょうね。





打ち込み系の再生はもう充分といった感じで次にクラシックのそれも再生が困難なものを中心に聴いてみましたがかなり強い音で当然ながらしなやかさなど感じられませんが思ったほどでもない感じでこれはどうにか成りそうです。
もちろんSOULNOTEの音が嫌いな方は仕方ありませんが・・・.


暫くはそのままで聴いておりましたが、素の音が凄いのでもう我慢が出来ずスパイクを設置しての試聴です。
CDのメカはアルミ削り出しベースにリジッドにマウントされています。このスパイクピンは底板を貫通してベースに直接装着することが出来ます。
このことは最低域まで揺るぎない再生を可能にしているとの事ですが、事実濁りのない音が地を這うかのように空気を着実にグリップしながら身体を通り抜けていきます。

しかしながらこの構造は設置する環境に大きく左右されるのは事実で、スパイクの下に設置する素材によって大きく音がかわります。正直今回でもこれ程までにゴロゴロと音が変わるとスパイク無しの方が安心して聴いていられると思ったりもしました。使いこなしには相当なセンスが必要ではないでしょうか!

もう、試聴機を借りる前から購入しようと思っておりましたが、このことは決して間違いではなくある種の直感みたいなところがあり、今回の試聴はあくまで形式的な確認作業であったのでしょうね。
SA11-S1はSACD専用の機器になってしまいそうで、可愛そうですが今後出番も少なくなると思います。