ROKSANのつぶやき

独断と偏見に満ちた時遊人の日記

椀方邸、Ray邸での検証!その2.

2011-12-18 21:04:56 | オ-ディオ
昨日の椀方邸に引き続き今日はRay邸での検証です。
Ray邸へ伺うのははウエルフロートの前段機器へのアプローチ以来です。
RayさんはこのORGANISTのHQCD盤をお持ちでしたので、
後で聴き比べることができるのでより違いが解りやすかったですね。

まず、P-0でCDR-Ⅱの試聴が始まりました。
イントロが始まった瞬間に「音の細やかさがぜんぜん違う!」とRayさんが一言。
CDR盤しか持っていない小生は比較が出来ません。しかしながら何か空間表現が狭く感じられます。
Ray邸のシステムはこんなものでは無いはずです。
そこでRayさんが「こちらのほうがこのCDには合いそうです!」
と言ってプレーヤーをP-0からUX-1に変更しました。

出だしから圧倒的な低域の空間表現です。kankawaのオルガンが部屋中に満たされて、
そのうねりが部屋空気を揺るがしているようです。5曲目のスピード感のあるオルガン演奏は圧巻です。
しかしながら先程聴いたP-0の圧倒的な中域の存在感がありません。
欲を言えばUX-1の低域にP-0の中高域が乗っかれば言う事がありませんがこれは無い物ねだりですね。

つぎにHQCD盤を聴きましたが、全体的に音が薄い感じで情報量も幾分整理されたように聴こえます。
重心も少し腰高になった感じです。このCDなら買っていなかったですね。

拙宅では今迄に聴いた事が無いような音で、低域で空間表現を演出するようなCDがたまたま
うまいこと拙宅のシステムに嵌ったということです。このCDを少し過大評価しすぎたかもしれません。
また、機会があればどちらかのお宅で検証してみたいですね。

しかし、ここからが本日のメインイベントになったのです。
あまりJAZZオルガンを聴かない小生にRayさんがジミースミスのレコードを聴かせてくれました。

ブルーノートの輸入盤ですが、オリジナルかどうかは私もRayさんも解りません。
しかしこのレコードから出てきた音に圧倒されました。力強さ、スピード、実在感共にこれまで聴いた事がありません。
以前のRay邸の音と全く違っております。

Ray邸にはいつも驚かされますが、今回の変わりようは今迄なかったような変化です。
スタンレイ・タレンタインのラッパが塊となって飛んできます。このスピードはとてもSPUからのものとは思えません。
システムの変更を伺うと大きな変更は無いとのことです。
フォノイコからプリまでの送り出しをバランスからRCAに変更したとのことです。
あとGT-2000の電源を専用のものに変更。それに伴って新しく(トランス?)を追加してアナログとデジタルの入力を完全に分離。
スピーカーケーブルをMITからセレクターに接続してセレクターからはエクスクルーシブの付属ものもへ変更したとのことです。
それから部屋中のスピーカーの足元にウエルフロートを設置したそうです。

どれも大掛かりな変更点では無いとのことですが、出てくる音は大きく変化しているようです。
このアナログの音の出方は上様邸での音にそっくりです。(上様邸ではパソコンからの送り出しですが・・・。)
後にも先にもこの2邸でしか聴いた事がない音です。
音の滲みが微塵も感じられません。この大掛かりなシステムで定位がピンポイントに決まっています。
以前から音の定位には非常にシビアなRay邸ですがこれほどまでに微動だにしない音は聴いた事が在りません。

あっという間に時間が過ぎてタイムリミットの12時になってしまいました。
最後に井筒香奈江さんの時のまにまにを聴かせていただきました。
すでにダウン寸前になっていた我が身でしたが4曲目のWoman“Wの悲劇”の凄さに
完全にノックアウトされてしまいました。
また暫く拙宅では聴く気になりませんね!

椀方邸、Ray邸での検証!その1.

2011-12-18 20:09:23 | オ-ディオ
昨日は椀方邸で、今日はRay邸での検証です。
検証するCDはORGANIST kankawa と 時のまにまに 井筒香奈江 です。


昨日、椀方さんからお誘いがあり昼過ぎから椀方邸にお邪魔しておりました。

先日より気になっておりましたORGANISTのCDRの検証をするのに絶好の機会をもらいました。
我が家では本年一番の録音だと思っておりましたが椀方邸では全く良くないのです。
何故だか解りませんが周波数対する音のスピードがまちまちで、音楽になっていません。
中低域の絶対量も足りませんがそれよりもなりより力がありません。

確かに拙宅と違ってクラシック中心で調整されておりますので、JAZZのCDは得意ではありませんが
椀方邸の音も少しは理解しているつもりでしたので、今回の音は本来の椀方邸の上品で絶妙の力加減で
煩わしい音など微塵も感じられないやさしい響きとは程遠いものでした。

椀方さんも何が原因だか解らない様子で、前回お邪魔した時から変更したものを一つづつ元に戻すしかないとの事です。
変更したのはスピーカーコードをマルチュウエンジニアリングの物へ、DACのインシュをセラミックとブロンズのハイブリッドの物へ変えた事ともう一つはスピーカー台の御影石を外した事です。

私はあまりに音の変化が大きいものでスピーカーコードを疑ったのですが、椀方さんはDACのインシュをもとの物へ戻す作業を始めました。作業的には比較的簡単に変更できるので直ぐに終わり早速音だしが始まりました。

あまり期待もしていなかった私はその音の変わりように我が耳を疑いました。帯域のスピード整ってスピーカーが音楽を奏で出しました。たったこんなことであまりに違いすぎます。いくらインシュレーターで変わるといっても音楽の本質まで変わる事など・・・。

そこで、井筒香奈江 時のまにまに をCDプレーヤーに。1曲目の マイ・ラグジュアリー・ナイトから聴きだして4曲目のWoman
“Wの悲劇”にきたときに椀方さんが「これは録音が違いますね!」と一言。
さすがです、これだけは空間表現が違いますしボーカルの口元も引き締まった感じです。

しかしまだ何か本来の椀方邸の音では無いような気がします。
最近、体調がすぐれないようで機器の調整もままならない様子です。しかしながら音楽の本質を熟知されている椀方さんのことですから、体調が戻ると同時にオーディオの調子も戻るものと思っております。

今更ながらで申し訳ありませんが!

2011-12-10 21:25:09 | オ-ディオ

MT.T2さん宅の波動スピーカーで思い出したのですが、
画像が形態電話で撮ったもので何処にあるのか解らないまま1年以上が過ぎたのですが、
ひょんなことから画像が見つかり今更ながらの日記のアップです。
ひょっとしたらファイルウエブの日記で書いたかもしれませんが、再度ブログでアップします。
石川眞水という仏師が製作したスピーカーが京都寺町通の紙司柿本に飾ってあったのが随分前の事でした。
もう既にご存知に方も多いかもしれません。

このブログにも紹介されております。
ただ、このスピーカーの内容が解らないので何ともいえませんが、波動スピーカーで無いのかも知れません。
何方か詳しい方がおられましたらコメントを頂けたら幸いです。


このスピーカーの他に店内で使用されているスピーカーがありました。
当時はオーディオも休止状態でしたのでこのスピーカーのことも全く知りませんでした。



先日のハイエンドオーディオショウの高島電気のブースにカタログが置いてあり始めて知りました。
情けないですね、浦島太郎状態です。
blancoaudioのR-1

CDプレーヤーは確かCECのものだったような記憶です、アンプはデジタルアンプでした。
店主の方もいらっしゃらなくて詳しいお話も聞けませんでしたが、この石川眞さんの作ったスピーカーの吸音材にここの紙が使用されているとのことでした。
何も詳しい説明も出来なくてブログの意味が無いかも知れませんね。
情報も先のブログの日付が2007年4月2日ですからね。
申し訳ありませんが既にご存知の方はスルーして下さいね。
ずっと気になっておりましたので取り合えず日記にアップ出来てホットしました。


倉敷

2011-12-10 20:46:03 | Weblog
倉敷のアウトレットの販売応援から早1週間が過ぎました。益々時間が早く流れているように感じられます。
この写真は12月4日の朝に撮ったものです。アウトレットに行く前に少し時間があったので、ホテルが美観地区のすぐ隣であったので、朝日に照らされて良い感じでしたのでパチリと・・・。


アウトレットは予想に反して苦戦してますね!。