ROKSANのつぶやき

独断と偏見に満ちた時遊人の日記

フォノイコのプリ管の換装!

2009-12-29 16:49:08 | オ-ディオ
久しぶりに朝からレコードを聴いておりました。
昨日はRADIUSの電源がどうにかならないか、オーディオ南海西田辺の尾崎さん
のところに行って来ましたが、いまはフォノイコから電源を取っていますので
どうにもならないようです。
誰かに電源を作ってもらわないと無理みたいですね。

それで諦めてレコードの段ボールを漁っておりましたが
ムター・カラヤンの四季がありました。EMIですが


HIS MASTERS VOICEの犬のマークがありまして
DMMのDirect Metal Mstering盤です。
日本ビクターの承認ステッカーが貼ってありますがドイツ盤です。
裏にはfor UK onlyという文字があります。
いったい何処の為のものなんですかネ?
DMMはTELDECのトレードマークですから、当然カーブはTELDECなんでしょうネ。

レコードの話はこの辺で(私も詳しくないので・・・)
プリ管をDGからRCAに換装しましたが、Rayさん宅でいちど体験しておりましたが
自分のシステムでの変化は実感が伴うのでより一層違って聴こえます。

これは、全くの別物ですね。解像度・滑らかさ・倍音の伸びと相俟って
音の出方が全然違います。
こんな音を聴いてしまうともう元には戻れませんネ。
皆さんが真空管の選別に嵌るのがホント解りますね。

今までは他人事でしたが、これが自分の事になると冷静には居られないですね。
これで私も真空管の選別をしないといけなくなったようですね。
これもきりがないので程々にしないといけませんネ。

cessaro-horn-acoustics

2009-12-28 09:02:44 | オ-ディオ
先日、zandenさんに伺ったときに、アバンギャルドの話がでて、
山田さんからアバンギャルドに似ているけど、もっと中低域に厚みがあり
濃くて繊細な音がする、素晴らしいスピーカーがあるということを教えて頂きました。



まだ日本には輸入されていないそうで、cessaro-horn-acousticsというそうです。
カタログを頂いたのですが、アバンギャルドに似てますね。

ホーンがウッドの削りだしのようですが、システム構成などほとんど
同じじゃないかと思えるほど似ています。
TADのユニットを使用しているとの事で、
TADの優秀性もこのシステムには欠かせないものだと言っていたようです。

残念ながら音を聴いたことがないので何とも言えませんが、
エネルギー感と繊細感を併せ持った音で私好みということです。
是非、一度聴いてみたいものですね。

でも、日本でビジネスするには厳しいでしょうね。
住宅事情が違いますので一般住宅には無理でしょうし、
音よりもブランドイメージが優先される特殊な国ですから、
本当のオーディオファイルは生まれにくいですね。

まぁ、価格が一般的ではないでしょうから、私のような普通の家庭には
縁がない話ですが・・・。

CEC2008の麻倉怜士氏のレポートがウェブにのっていたので、
宜しければ参考にしてください。ここです

daisuke邸其の2

2009-12-27 20:28:37 | オ-ディオ
きょう、Rayさんとdaisuke邸に行ってきました。
先日の21日に続き3回目になります。
前回、Rayさんから貸し出して頂いているP2sが威力を発揮してかなりの線まで
きておりましたが、まだ、もう少しの解像度や抜けの良さを必要とするものでした。

今日も同様で最初のCDではまだ前回のイメージを引きずるもので、Rayさんから
すぐにこの指摘がありました。
何枚かCDを聴きましたがイメージは変りませんでした。
daisukeさんからシステムの紹介があり、其の徹底振りにRayさんも歓心されておりました。

そこで、Rayさんからセッティングを変更してみようと言う提案があり、すぐに3人で実行することになりました。
この、実行力もdaisukeさんの良いところですね。

具体的にはスピーカーの間隔を現在より少し広げてみようと言うことでした。
先日の椀方邸でのセッティングの変化を体験しておられるdaisukeさんのことですから、
其の後すぐにレーザーセッターで調整をし直したようです。先日伺ったときも
すでに、セッティング調整済みでということでしたので、
この点は私自身も変更は考えておりませんでした。

さすが、Rayさんですね。セッティングが平行で少し低域のかぶりがあることに気付いておられたのです。
センターの軸を少しはずして、スピーカーの間隔を広げるセッティングに調整し直しました。

これは以前の椀方邸と同様に、一聴して音の広がり、ピントの合い方、
倍音の伸びもセッティング前とは雲泥の差です。
低域のかぶりが消えています。
それによって高域の伸び、抜けの良さが全く別物と思えるほどに違って聴こえてきます。
やはり、セッティングの大切さを改めて思い知らされました。

これに気分を良くしたdaisukeさんがケーブルの聞き比べを提案されました。
まず、DENTECの銀線のデジケーを吉田苑のDSSCⅡに変更しました。
少し高域よりで煩わしさがあったものが普通に聴きやすくなりました。
この吉田苑のケーブルはコストパフォーマンスは抜群ですね。

次にdaisukeさんが試聴会の為にマルチュウエンジニアリングから借りられたデジケーに交換しました。
これは良いですね。ベールが剥げれた感じで抜けも良く力感もでてきました。
デジケーはこれで行く事にして、次はインコネです。

このインコネの比較は、あまりに違いがありすぎるのと
ウエブ上で書き込むには誤解が生じるので控えるべきだと思いました。

ここでも、マルチュウエンジニアリングのラダーケーブルの優秀性が証明された結果となりました。
daisukeさん曰くこのラダーケーブルは人気がなくて全く売れていないとのことです。
印象はというと全く普通の音がします。
滲みや付帯音の全くない素直な音ですが解像度、力感とも申し分ありません。
硬い音は硬く、柔らかい音は柔らかく(これが特に難しいのです!)
入っている音がすべて其の通りに出てくる感じです。

一部のハイエンドケーブルの音を作って管理する傾向とは全く逆の音です。
機器の能力が上がらば上がるほどに力を発揮するものですから、
中途半端なシステムではこのケーブルの良さは解らないと思います。

中途半端なシステムではケーブルの音作りでシステムの欠点を補わないと
完成度の高いおとが出ない為に、高価なケーブルで響きをつけて
雰囲気を出しているものがほとんどです。

そのうえに、この国のハイエンドと呼ばれる方にはこの価格が安すぎるためと
ガレージメーカーによるコマーシャルのなさとブランドの無さが災いしているようです。
とんでもなく高価な価格設定をすると売れるかもしれませんね。
でも、わたしにとってはこの価格でも高いと思いますが・・・。

セッティングの見直しとケーブルの選定とで、もうこれ以上何が必要なのか?
と思えるほどに見事な音が部屋一杯に満ち溢れています。
わたしもソウルノートのdc1.0は音が強すぎると思っておりましたが、
これが間違いであったと言うことに気付かされました。

そのうえにクロックチューンをしていないものは解像度と抜けが物足りなくて
使えないと思っていましたが、これも大きな間違いです。

電源の見直しを徹底的にした、daisuke邸の音を聴かされると、
私の考えが間違いであったと言うことがハッキリと解りました。

拙宅でも、余力があれば電源の見直しを考えるべきだと思いました。
其れほどまでに今日のdaisuke邸は人を納得させるだけの浸透力のある
再生音でした。
久しぶりにやる気にさせられる音を聴かされて、また一つ進歩した感じです。

VPI HW-16.5 あれこれ

2009-12-23 21:57:50 | オ-ディオ
19日の土曜日に届いてから、レコードをクリーニングしておりますが
やはり使ってみなければ解らないもので、

まずレコードを押さえるネジ式のクランパーですが、
これをしっかり確実に締めないとバキュームをした時に
レコード盤が滑ってしまい回らなくなります。

一瞬壊れているのかと思いましたが、こんな単純な機械ですから
あまり壊れることはないだろうと思っていろいろ触っているうちに、
下のターンテーブルが滑っております。

これはと思ってかなり強くネジを締めると今度はしっかりと回り始めました。
予想はしていたのですが、この動作音は常識外ですね。

それと、クリーニング液の分量が解りませんね。
べたべたにしたほうが汚れは取れそうですが、
乾くのに時間がかかりそうですし、これもいろいろ試行錯誤ですね。

まぁ、確かに綺麗になりますね。
精神安定上もgood!です。

終わってガラスのカバーを閉じるときにどうしてもバキュームバーが
ガラスの蓋に接触します。
仕方なく元から抜いて脇に置くようにしております。

何かと大らかな国のことですから、
細やかな神経のこの国とは違っていますね!

daisuke邸覚醒!

2009-12-22 21:54:34 | オ-ディオ

日曜日の夜、Songbird邸からの帰りに、Rayさんとdaisukeさんと3人で
daisuke邸の現状を話しておりました。
どうしても中抜け感が否めないということで、RayさんからPAA3をお借りして
部屋の周波数特性を計ってみようということでした。

ついでにRayさん宅に使わずに置いてある、エソのP2sをお借りすることになりました。
ご存知のように、昨今のエソにあるようなワイドレンジではありませんが、
中低域の厚みは現在のエソの機器にはないものです。
これで、少しは中域が厚くなるんじゃ?と言う軽い気持ちであったと思います。

その夜に早速測定されたようで、「拙宅に周波数特性はフラットでした。」
と言うメールが届いておりました。
本当に思い立つと直ぐに行動に移されるエネルギーは凄いですね。
しかしこれによって益々原因が解らなくなってきました。
いくら周波数特性がフラットであっても、中域が出ていないのは事実ですから。

そして次の日です。小生は代休でしたので朝からレコードのクリーニングに
はげんでおりました。
昼過ぎから頼んであった椅子を引き取りに大阪市内まで行っての帰りです。
突然、daisukeさんから電話があり原因が解ったので5時過ぎに時間を頂きたい
と言う旨の連絡でした。
当然、断る理由は何もありませんし、daisuke邸の音はずーっと
気になっておりましたので、直ぐに飛んで行きました。

「まずは聴いてください!」と言ってP2sとdc1.0の送り出しに変更された
daisuke邸のシステムからは以前とは全く違った音が再生されておりました。
人の声にも血がかよって、まるでそこで歌っているかのような存在感があります。
あれほど聴こえなかったチェロの音も倍音を伴って下の方へも伸びていきます。

しかし、パールの音はこんなものじゃありません。
ポテンシャルの半分も出ていない感じです。
そこで、DACのソウルノートdc1.0を拙宅のデンテックバージョンに交換しました。
べつにデンさんの信者ではありませんが良い物はよいです。
オーディオはいくら理論武装して高価なハイエンド機器を使っていようと
出てくる音がすべてです。
何を言い訳してもこれだけは動かせない事実です。

デジタル機器のシステムの音はDACが大きく支配します。
DACをdc1.0改に交換された音は一聴して、解像度があがって倍音がスムーズになり
滑らかになりました。

これに気を良くした私たちは次から次へとDISCをかけまくりました。
1時間を過ぎると益々解像度、滑らかさが増して物凄い音が目の前に現れました。

当然、P2sとdc1.0ですからソフトによっては強すぎる物もあり、
もう少ししなやかさ、ふくよかさが足りないと思うものもありますが
このエネルギーの前ではどうでも良くなってきます。
それほどの快感を与えてくれるシステムになっていました。

ほんのポン置きでこんなに凄い音がでてくるのですから、このスピーカーのもつ
ポテンシャルは計り知れないものがあると思います。

其れにもましてマイ柱を立てようかと思って家をかわれたdaisukeさんの徹底した
電源の改善が影響しているのは当然です。
これからが大変ですね。
トラポ選びは難しいですから・・・。

もう届きました。

2009-12-19 20:46:49 | オ-ディオ

15日の夜、オーダーをいれてシッピングを17日にしました。
UPSからのメールでは22日着と予定が入っていましたが
荷物の追跡をしていたら、昨日のうちに日本に着いておりました。
国内の輸送がそんなにかかるのか?と思っておりましたが
今日仕事から帰ると、既に玄関先に着いておりました。
何とまぁ、早いですね!
180.5ドルと少し高いと思いましたが、エアーだとそんなものかも知れません。
それに、本体とパックとで2個口でした。

VPI HW-16.5P1

2009-12-18 23:52:51 | オ-ディオ
アナログ復活から、気になっていたのですが
実際にRayさん宅などで、レコードクリーナーの威力を体験すると
これはもう必需品と思ってしまいます。

以前はレコードクリーナーに10万以上をかける事は
考えられなかった事ですが、それほどにレコードは重要
と言う証になると思います。

ダイナで新品開封品が8万で出ていますが、ネットで調べてみると
かなりの方が個人輸入されていろ事と円高が進んでいることと相俟って
個人輸入にふみきりました。
最初は簡単なebayで申し込もうと思いましたが。
ebayのフォローしていないもので
直接取引可能ということでしたが、

どうしても拒否されてしまいましたので、
今度は違うショップにしました。

こんどは驚くほどスムーズに決済できて、
本当にこんなに簡単で良いの?
と疑ってしまうほどでした。

結局16.5クリーナー本体と32oz.mobile fidelity super record wash
16oz.mobile fidelity super deep cleaner.mobile fidelity record brush.
VPI cork mat. 100 pack of anti-static record inner sleeves
のセットパックで544.9$.送料が180.50$でした。

17日のシッピングでもう既に日本に到着している様子です。
22日着との連絡がオーダーしてまもなくUPSからメールが来て
荷物の追っかけも国内の物流と同じくできるんですね。
ここまで進んでいるとは知りませんでした。
このショップで頼みました。
https://www.elusivedisc.com/prodinfo.asp?number=HW-165P1

掘り出し物

2009-12-17 21:01:13 | Weblog

きょうオフィース家具のリサイクルショップで素敵な椅子を見つけてしまいました。
スタッキングチェアーと書かれてあったので、積み上げて収納も出来るかな?
と思いましたが、そんなに何脚もいらないので2脚だけ購入しました。

オフ会時に腰掛けてもらう椅子を探していたのですが、ちょうど良いものが見つかって良かったですね。
座り心地もかなりよく、オフィース家具にしては作りもしっかりしていますし
変なソファーよりは余程快適でオシャレだと思います。
確かにブランドチェアーには憧れますが、身分不相応な感じがしますし
これだと、あまり気を使う必要も無いようなので充分に使い勝手が良さそうです。
コクヨのものですが、国内のかなり優秀な家具メーカーのOEMもあるようです。
これもその一つかも知れませんね。
事実、叔父も家具メーカーでかなり良いものを中心に作っておりましたが
コクヨのOEMも手掛けていたようですから・・・。

神尾真由子

2009-12-16 20:38:27 | オ-ディオ
先日のオフ会でdaisukeさんが持ってきたCDです。
パガニーニ;24のカプリースです。

非常に厳しい音がしておりましたが、テンションの高い演奏で
身体の中にグッと入ってくるような音楽でした。
傅さんの推薦盤とのことですが、柔らかい音の好きな傅さんが
どんな音で聴いているのか興味津々でした。

ワルティ堂島になかったので、タワーレコードに行くと
セールで1枚残っておりましたのでさっそくゲット。

早速聴きましたが、先日Rayさん宅で聴くよりも、
少しエネルギーが中低域よりになって聴き易い感じですが、
相変わらずテンションは相当高いです。

しかし、良い録音ですね。やはりテンションの高い演奏は
その演奏の雰囲気が伝わってきて本物だと思います。

いくら聴き易い音がすると言えども、演奏者の心が伝わって来ないで
薄まるようなシステムでは本末転倒だと思います。

やはり、CDに入っている情報は、演奏者の気持ちと共に
100%出してやるのが良いシステムと考えます。
そう言う音作りを今後ともやって行きたいと思います。